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2005年11月24日 (木)

懐かしい映画

父親が映画好きだったことで小さい頃から映画を良く見ました。自転車の荷台に乗せられて隣町の映画館へ。そこは親戚の人が経営していたため只で見せてもらえました。父は何か手土産を持っていったようです。ほとんどの映画は時代劇で、長谷川一夫の映画が多かったと覚えています。「昔は林長二郎と言ったんだよ」と古い芸名を教えてくれました。いくつも観た大映映画の中で、私はなぜか「大仏開眼」が印象に残りました。最後のシーンで京マチ子が大仏の前で踊ったことだけが記憶に残っています。最近、衛星放送で流されたこの映画を懐かしく観ました。そしてストーリーを知りました。

後日、父がビビアン・リーの名前を口にしたことがあって驚きました。時代劇ファンだと思っていたからです。「原節子は綺麗だった」とも。そんな映画は観たことがなかったのです。母に聞くと父は一人でも行っていたそうです。

高校で演劇部に入った私ですが、洋画ばかり観ていました。家が裕福な友人が居て、映画好きの私に何枚か綴じた株主優待券(当時からあったのですね)をくれたのです。そのお陰でロードショーにも高校生の分際で行けました。ベンハーナバロンの要塞西部開拓史ウエストサイド物語アラビアのローレンスなど、70mmフィルムの大型画面と立体音響にすっかり魅了されてしまいました。

大学では家庭教師やデパートの配達などのアルバイトに精を出して得たお金がありました。007/ロシアより愛をこめてサウンド・オブ・ミュージックメリーポピンズマイ・フェア・レディシェルブールの雨傘昼顔卒業俺たちに明日はない、・・・。モノクロのイタリア映画、ブーベの恋人も物悲しい音楽とともに記憶に残っています。長期の休みの間は旅行のため映画館には行けません。

就職してからはほとんど映画を観に行かなくなりました。最近は録画したビデオテープの置き場所に困ったこともあり、3年ほど前からDVDで映画コレクションを始めました。大抵はBS放送のハイビジョン番組からの録画です。それも200枚近くになると棚がいっぱいになってしまい、今は休止中です。

これまで観た映画のなかに好きなものがたくさんあります。ベンハー、アラビアのローレンス、ウエストサイド物語などの大作だけでなく、当時珍しかった台詞がすべて歌われたシェルブールの雨傘などです。さらにマイナー映画の「ある日どこかで」も大好きです。1980年の製作、主演はスーパーマン役で知られるクリストファー・リーブと英国女優のジェーン・シーモア。SFとロマンスをミックスした映画です。

ストーリーは昔の女優に恋をした青年がタイムトラベルをして会いに行く・・・。荒唐無稽な筋書きですが、これがいいのです。はまってしまいました。なんと言っても主題曲(ラフマニノフ作曲)の美しいメロディ、1910年代の懐かしさを感じる風景、そしてシーモアの清楚な美しさ、と魅力がいっぱい詰め込まれています。ラストシーンだけはチョットいただけません。「2001年宇宙の旅」の最終シーンのように釈然としないのです。舞台として使われたグランド・ホテル(ミシガン州に実在します)が最高!

最近知ったのですが、この映画のファンは意外に多いようで、インターネットの専用サイトまであります。ファンは原題(Somewhere in Time)の頭文字をとってSITと呼んでいるようです。因みに、アメリカではDVDが最近発売されたそうです。日本でもサウンド・トラックの音楽CDがアマゾンで買えます。

映画俳優はショーン・コネリー、中国女優の章子怡(チャン・ツィイー)も好きですね。
 

DSCF0008<同居人のコメント> 小樽を旅したときに何軒もオルゴール屋さんを廻ったわけがわかりました。この映画の曲だったのですね。

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