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2005年12月 7日 (水)

カーナビ考

最近の車は機能が満載で玩具のようです。エンジンやブレーキの制御、安全機能などいろいろですが、なかでもドライバーに身近なのはカーナビでしょう。15年ほどの歴史があるようです。CDからDVD、そしてHDDと記憶媒体が大容量化したこと、交通情報を無線や光でタイムリーに提供する機能、そして地域情報のコンテンツも充実するなど、サービスが高度化したことで数年前から急速に普及しています。

カーナビの一番の機能は道案内です。名前の通りナビゲーションで目的地まで導くこと。たとえドライバーが道を間違えたとしても、新しいルートを探して教えてくれます。わざと指示を違えると、飽きずに何度でも新しいルートを教えてくれる生真面目さ。沖縄を旅した時はレンタカーのカーナビが大変役に立ちました。入り組んだ道が多い場所も迷わずにすみました。しかし直進すべき交差点で「300メートル先、右方向です」と案内されるとまごつきますね。「道なりにやや・・・」を付け加えてくれると親切だと思います。
 
                                                                 写真 長瀞の不動寺と撫子

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わが家の愛車はとうに10年を過ぎています。エア・バッグやABSはもちろん、カーナビもついていません。ドライバーである私の「勘(カン)ナビ」だけが頼りです。自宅を出る前に地図データをメモリーにインプットします。時には案内を間違え(勘違いし)ますが、何とか役に立っています。万一、大きくコースを外れたときは臨機応変に目的地を変更すると言った高度な機能は、現在のカーナビに備わっていないでしょう。つい先日、秩父長瀞の寺廻りをした時にカンピュータが機能不全に陥りました。ちょっとした手違いで、徒歩で廻る人用の地図をインプットしてしまったのです。お寺参りは歩くのに限ります!
 
         写真 道光寺の尾花

DSCF0048カーナビのほかにETCなるものが付いた車に同乗させてもらったことがあります。料金所で停まらなくてよいのが便利ですね。「ピッ」と音がします。ここは「ご利用ありがとうございました」とアナウンスすべきでしょう。料金割引もあると聞いて興味が湧きますが、私は料金所で現金を支払うのが楽しいのです。

箱根に行く途中、料金所で支払をすませて出発しようとした時、係りのおじさんが大声を上げました。何事かと急停車!ブースから飛び出てきた人は、「これは500円じゃないよ!」と。よく見るとそれは何十年も前の大きな50円玉でした。ごめんなさい。しかし、どこで私の財布に紛れ込んだのかな!?
 

<同行者のコメント> ドライブするコースはお任せします。でも助手席に優秀なナビゲータがいるのを忘れていませんか?「今通り過ぎましたよ」と心の中で…。

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