目黒川の桜と大江戸東山温泉
目黒へ花見に出かけました。桜の名所である目黒川へ行く前に目黒不動尊に参拝する。ここは目黒の名前の由来になった寺院です。受け売りですが、江戸五色不動(目黒・目白・目赤・目黄・目青)のひとつとして江戸城守護、江戸城五方の方難除け、江戸より発する五街道の守護に当てられました。ちなみに東海道(黒)、甲州街道(白)、水戸街道・日光街道(黄)、中仙道(赤)、江戸城(青)に対応するとされます。これらのうち目黒と目白だけが地名として現在まで残っています。
目黒不動の大日如来にお参りしたあと、裏手から山手通りに抜け、弁財天、大鳥神社、目黒通りで右折、目黒雅叙園で池の鯉と滝を眺めながらしばし休憩しました。行人坂の急坂を上り、大円寺を過ぎて目黒駅に到着。ちょうど昼時です。目黒と言えば「とんき」のとんかつですね。昼間ですから行人坂横の本店ではなく、駅前店へ向かいました。幸運にもまだ空き席が少しあり。私は大好きなロースカツ、同行者は小ぶりの串カツを堪能しました。
また行人坂を下りて目黒川へ向かいました。両岸は桜で覆われて見事です。上流に向かって歩きながらのお花見です。シートに座ってご馳走を食べながらお花見をする人たちが大勢います。中目黒からは川幅が狭くなり、両岸の桜の枝が重なりあっています。ここからは人も多くなりました。レストランやブティックも立ち並んで賑やかです。たくさん撮った写真のなかから何枚かをご紹介します。
下目黒の太鼓橋から中目黒、そして池尻大橋まで約4kmを歩きました。目黒川に架かる橋は多くて、この間に20以上もありました。
終点の池尻大橋には次の目的地、立ち寄り湯「大江戸東山温泉」があります。常盤橋で左折したすぐ右手です。4階建てのビル。一階が受付と休憩所、2階が休憩所とマッサージ、3階が女湯、4階が男湯、屋上に露天風呂となっていました。お湯はもちろん黒湯ですが、泉質は分析中とのことで表示されていませんでした。週末の料金が1830円と高めです。地階の「長生きの湯」の方は630円ですから、入浴だけの人にはこちらが良いでしょう。私は平湯、歩行浴、寝湯、露天風呂、サウナ、ミストサウナを梯子(はしご)してたっぷり楽しみました。
<同行者のコメント> ずいぶん歩きました。桜の花が満開で、それは見事です。川の水が濁っているのは残念ですね。それにトンカツが美味しかったです。自由が丘のとんきよりも店が広いのは良いですね。でも揚げ方は自由が丘の方が私は好きです。
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