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2006年5月 6日 (土)

宮城の温泉(その壱)

連休を利用して宮城県とその近辺の温泉を巡ることにしました。
 
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初日は伊達政宗像がある仙台市の仙台城址(青葉城址)から市街地の展望を楽しんだあと、北へ向けて出発しました。東北自動車道の一関ICを下り、430日に冬季通行止めが解除された342号を利用して栗駒山の須川温泉へ向かう。道路脇にまだ高く積もる雪の壁を見ながら岩手県側から栗駒山を一気に上る。山頂の少し手前に須川温泉の須川高原温泉ホテルがありました。
 
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標高は1100mほどです。源泉が岩の割れ目から溢れ出て湯滝となって流れる様は圧巻でした。今回の目的地は秋田県側の栗駒山荘の方です。と言っても200mほどしか離れておらず、こちらも同じ源泉から湯を引いているそうです。(写真左上 渡河点バス停付近の谷川、右上 秋田方面の登山道)
 

Dscf0022_2露天風呂からの眺め(一面の雪景色)は素晴らしい。硫黄の匂いと湯の華が浮く少し青みがかったお湯は身体に心地よい。内湯も高い天井と大きなガラス窓が開放感を与えていました。泉質は強酸性の明礬緑礬(みょうばんりょくばん)泉、酸性度が非常に高く万病に効用があるそうです。階下のレストランで食べた稲庭うどんは格別でした。
 

栗駒山を降りて平泉方面へ向かう。途中に見つけた達谷窟毘沙門堂の樹齢400600年の薄重ね紅しだれ桜は見事でした。ちょうど平泉では春の藤原まつりが開催されており大変な混雑です。やっと見つけた臨時駐車場から表参道へ。  

待つことしばし「義経の東下り行列」が急な参道を登ります。馬の太い足、牛車を牽く牛の迫力に圧倒されました。若い女性の黄色い声が一段と高くなったと思えば、今人気急上昇の若手俳優賀集利樹(かしゅうとしき)が扮する義経の馬上姿でした。 

行列の後に従い月見坂を歩いて中尊寺の本堂へ。不動堂、讃衡蔵、そして金色堂。そこで義経一行が金色堂にお参りでするシーンを見物する人だかりがありました。あまりの人の多さで黄金仏像の参拝を断念する。平泉駅の近くには庭園で知られる毛越寺(もうつじ)もありますが、今回は立ち寄らず鳴子温泉へと急ぎました。

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東北自動車道古川ICからおよそ1時間で鳴子温泉に到着。日本こけし館に立ち寄ったあと、目当ての共同浴場「滝の湯」へ。1000年以上の歴史がある温泉神社(右下写真)の「ご神湯」から湯を引いているとのこと。

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泉質は須川温泉と同じ明礬緑礬泉。鳴子温泉発祥の地らしくよい雰囲気で温泉を楽しむことができました。料金は150円。夕方に近いせいか湯船は芋を洗うような混みよう。奥には打たせ湯もありました。駐車場としてこの神社を利用する人もいるようです。
 

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コメント

東北の桜が綺麗ですね。
特に枝垂れ桜の大きく見事なこと!
楽しい旅行だったことでしょう。

投稿: 悠遊写真館長  | 2006年5月 7日 (日) 23時58分

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