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2006年8月 5日 (土)

ドイツの古城巡り‐3 「ロマンチック街道」

ローテンブルクを出発して「ロマンチック街道」に入る。ロマンチック街道とは「ローマに続く巡礼の道」を意味する旧街道のことで、ローマ時代に作られた石畳の軍用道路。現在は、ドイツを代表する観光ルートとして、別の意味(いわゆるロマンチック)に使われている。ヴュルツブルクからフュッセンまで350kmの長さがあり、ローテンブルクの他にドナウブルクやアウグストブルクなどの町を通過する。プチ薀蓄を一つ。町の名前に付くブルクとは丘の上の城壁都市を意味します。  

 

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途中にあるネルトリンゲンは1500万年前に隕石が落下して窪んだ大地の形そのままの円形をした城壁都市で、中心の聖ゲオルク教会のダニエル塔は90m以上の高さを誇る。石畳が暑い。気を取り直して出発。アウグスブルクでロマンチック街道を外れてミュンヘンへ向う。 

 

ミュンヘンでは、オペラ劇場、フラウエン教会、レジデンツ、そしてマリエン広場前の市庁舎の仕掛け時計を見て廻る。   

 

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2006_07310102_12006_07310108広い石畳の歩道にはカラーマークされた自転車の専用レーンが設けられているので、歩行時には自転車への注意が必要。

 


夜はもちろんビヤホール、もと王室の醸造所「ホフブロイハウス」でビールを味わう(鯨飲)。そしてバイエルン料理も。これでビールの3大名産地である、札幌、ミルウォーキー、ミュンヘンでビールを堪能することができた。1200席がある大ホールでは、バイエルン地方の音楽、ヨーデル、ホルンの演奏で雰囲気が盛り上がり、最後は全員で合唱とフォークダンス(私には40数年振りのジェンカ)で最高潮に。冷房がないホールはまさに蒸し風呂状態だが、気持ちよい疲れが全身に。
 
 

2006_07310113翌日は、いよいよ今回の古城巡りのクライマックス「ノイシュヴァンシュタイン城」。ロマンチック街道の南端フッセン近くに位置し、ドイツアルプスの深い森に囲まれた山の中腹に建てられた「新しい白鳥の石」の名前を持つ白亜の城。デズニーランドのシンデレラ城のモデルになったと言われる。

 

 

 

2006_07310117山の麓から専用のバスに乗る。終点近くの吊り橋「マリーエン・ビュッケ」からは目の前に城の全景と麓の村が見渡せる。息を呑むほどの美しさ。吊り橋の下にはベッラート渓谷の見事な滝が流れ落ちている。思わず、他の観光客とは逆方向を向いて、カメラのシャッターを押す。

 

 

 

城の周囲を歩いて半周しながら眺める城はおとぎ話にふさわしい優雅さ。ただ入り口の門から見た通俗的なデザインには少し落胆させられたが・・・。

 

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この城はバイエルン王ルートヴィッヒ2世が好きだったワーグナーの歌劇、「ローエングリン(白鳥の騎士)」、「ニーベルンゲンの指輪(ジークフリート)」や「タンホイザー」などに登場する中世騎士の城をイメージして作ったもの。歌劇の場面を描いた多数の絵画や調度品など、内部は贅を尽くして素晴らしい。

 

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帰路は徒歩で20分余り、麓に下りる。谷を挟んだ反対側には父王マクシミリアン2世が造った黄色いホーエン・シュヴァーンガウ城が見える。こちらもメルヘンチックな城であるが、現在は修復工事中で一部が幕に覆われて、全貌を見られないのが残念。
 
 
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ドイツ古城巡りの夢が叶う。次はスイスの山と湖の旅へ。

 

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2006_07310139<同行者のコメント> ノイシュヴァンシュタイン城は本当に綺麗でした。この城が明治時代に建てられたなんて信じられません。寝室が金で装飾されていて、王様はよく眠れなかったのではと心配してしまいました。家のカメラマンさん。吊り橋からは、滝ではなく、お城を撮ってくださいね。

 

 

 

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コメント

ドイツの道路はよく整備されています。アウトバーンはもちろんですが一般道路もほとんど渋滞はありません。フランクフルトから快適なドライブになるでしょう。
ローテンブルクの城壁内のホテルでは、Hotel Eisenhutが有名ですが、私たちはHotel Altes Brauhausに宿泊しました。落ち着いた良いホテルです。ただし食事は今ひとつでした。ドイツではこのホテルに限ったことではありませんが・・。
英語は十分通じます。ドイツ人が英語が下手だと言うのはもはや伝説だと思います。

投稿: | 2006年8月22日 (火) 22時10分

はじめまして。ロマンティック街道、温泉、車などなどのキーワードで検索していましたらこちらにたどり着きました。
実は10月頃にロマンティック街道をレンタカーして旅行しよと思い、色々調べていました。
ローテンブルクに宿泊されたのですね、私達もその付近にお宿をと思っています。
私達は現在スペインに住んでおりまして、バルセロナからワンコ連れでフランクフルトに入り、すぐレンタカーして移動するつもりでいるのですが、ドライブは問題ありませんでしたか?
ホテル等も沢山あるようなので、今調べてるのですが、どこかお勧めなどありましたら是非アドバイスお願いします。
ドイツってやはり英語はあまり通じませんか??
ローテンブルクは古城街道とロマンティック街道が交差しているので、良い所があればゆっくる見てみたいと思います。
あとでまたゆっくり読み返えさせていただいて、色々参考にさせていただきたいと思います。

投稿: rudy-love-111 | 2006年8月22日 (火) 20時27分

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2006年バイロイト祝祭劇場の「ニーベルンクの指輪」新演出の批評が続く。先日のドルスト演出公演の失敗をユルゲン・フリム演出のつまらないと言う評価の公演に重ねる。 準備不足の生半可な演出と上演結果を招いて、向こう六年間のヴァーグナー祝祭公演の低調を決定付けたのは、演出を請負いながら途中で放棄したフォン・トリアー氏に違いない。 そしてここに来て映画「ドッグヴィル」で秀逸な成果を見せた当代を代表する映画監督の幻のバイロイト新演出の下書きが注目されている。... [続きを読む]

受信: 2006年8月22日 (火) 21時53分

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