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2006年8月に作成された記事

2006年8月29日 (火)

チャングムの誓い

夏バテ気味のため温泉めぐりが小休止状態です。最近は自身の専門分野についての調べ物に没頭する日々を過ごしていることもありますが・・・。このストレスはスイミングとビデオ鑑賞で解消しています。そんな状況下、近頃観ているのがNHK総合テレビで土曜日の夜に放送されている韓国ドラマ「チャングムの誓い(大長今)」です。以前、NHK-BSで第一部が放送された時に偶然見たことがありましたが、その第二部が地上波で放送されているのです。
 
チャングムは16世紀初頭に王様の主治医となった実在した女性です。題名の大今長はチャングム(今長)を讃える尊称。第一部では亡き母と同じ料理担当の宮廷女官となる話ですが、これはドラマを盛り上げるために新しく設定(創作)したものだそうです。第二部はいよいよ医女見習いとしての活躍が始まりました。時として見逃してしまいますが、前回の粗筋を冒頭に説明してくれますので、何とか話が繋がるのが良いです。
 
私はこれまで韓国ドラマには興味がなく、映画でも「シュリ」「KT」「シルミド(実尾島)」などを観たことがあるだけでした。このドラマはストーリー展開の巧みさと主演女優のイ・ヨンエ(李英愛)が魅力です。あの「おしん」に似た魅力があるとも言われていますが、私には花登こばこの「銭の花」を新珠三千代の主演でTVドラマ化した「細腕繁盛記」(1970年代初め)を連想させます。
 
最近のドラマとしては珍しく、一途に仕事に打ち込む主人公の爽やかさと、恩人の名誉回復(敵への復讐)を図る筋書きが、観る者を惹きつけます。いよいよ佳境(かきょう)に入るこのドラマに注目しています。

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2006年8月20日 (日)

よこはま動物園「ズーラシア」

台風一過、好天となった週末に,おチビちゃんを連れて横浜のズーラシアへ出掛けました。1ヶ月前に訪れた「四季の森公園」のすぐ近くです。
 
気温がぐんぐん上昇して軽く30度を超えてしまいました。お盆明けにもかかわらず多くの入場者が・・・。ベビーカーに子供を乗せた家族連れに混じって,我々も園内の動物を見て廻りました。アジアの熱帯林、亜寒帯の森、オセアニアの草原、そしてわんぱくの森です。あまりの暑さのため日本の山里、アマゾンの密林、アフリカの熱帯雨林のエリアには足を伸ばせませんでした。
 
詳しい説明は省略します。汗をかきながら撮影した写真をご覧下さい。水中で涼んでいる一部の動物を除けばみな木陰で昼寝をしています。
 
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真夏の今は園内に咲く花も多くはありませんが、それでも見つけた花を撮影しました。

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<同行者のコメント> 本当に暑い日でした。飼育小屋にこもっていた動物が多く園内は閑散としていましたが、うちのおチビちゃんは出会ったお兄ちゃんやお姉ちゃんと遊びたいのか大ハシャギでした。おかげで帰りの車中ではぐっすり眠ってしまいました。

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2006年8月14日 (月)

築地市場と浅草「観音温泉」

ヨーロッパ旅行の疲れがとれましたので温泉巡りを再開しました。 

 

今年は海外旅行への支障が少ない年だと思って出掛けて無事に帰国しましたが、その直後にテロ未遂(みすい)事件が発生して驚きました。近いうちにまた出掛けたいと思いますが、しばらくは様子見です。
 

2006_081300172006_08130002 今回はパリのセーヌ河を連想させる隅田川沿いの散策に出掛けました。 

 

出発地は地下鉄築地駅です。築地本願寺に参拝しました。インド様式の石造りの外観に特徴があります。それでも内部は普通の日本の寺院でした。ただひとつ際立ったのはパイプオルガンの存在です。演奏会のある折にまた訪れたいと思います。 

2006_08130027 すぐ近くの場外市場へと向かいました。築地場外市場内を見て歩くのは初めての経験です。テレビではよく見るのですが、実際の場外市場はやはり広く,海産物を中心に多くの店が所狭しと並んでいます。隣接する中央市場には一般客は入れませんが、門のところから競りの後片付けを忙しそうにしている様子が見えました。

 

 

 

 

 

2006_08130028築地に来たからにはぜひ寿司をと、「寿司一番」で舌鼓を打ちました。安くて美味しい寿司に満足です。

 

 

 

 

 

 

 

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写真は波除神社と獅子頭
 
 
 
 

 

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2006_08130025勝鬨(かちどき)橋を渡り、月島方面へ歩きました。「勝どき駅」から大江戸線で「蔵前駅」へ。

 

本当は隅田川沿いを歩きたいところですが、朝から大分歩いたことと、真夏の暑さで同行者には無理と判断したのです。厩橋に立ち寄ったあと、蔵前界隈を散策しました。 

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写真は厩橋(うまやばし)と下流の蔵前橋方面

 

蔵前とは隅田川沿いに幕府の米倉があったことから付けられた名称だそうです。昔,蔵前国技館があったことでも知られます。現在は都の下水道局になっています。敷地内には「蔵前水の館」がありますが日曜日は休館でした。本物の下水道管が庭に置かれている様子が塀の外からも見ることができました。橋のたもとに浅草御蔵跡の碑を見つけました。蔵前橋には関取の彫り物が装飾されていました。
 

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写真は蔵前橋と浅草公会堂の手形(エノケンはサインだけ)

 

浅草寺横にある観音温泉へ。前回立ち寄った蛇骨湯はすし屋通りの近くでしたが、こちらは西参道と花やしきの間にあります。混雑する仲見世を避けて浅草公会堂前を歩いたため、目的地がなかなか見つけられず、当て推量で歩いているうちに、木馬亭の前を通り過ぎて浅草寺の境内に入ってしまいました。
 

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同行者は暑さのせいか,歩き疲れたためなのか不機嫌そう。これはまずいと目的の場所に携帯電話をかけてみました。「花やしきの方向へ歩いてください」との返事。それではと視線を上げると,木立の向こうに「観音温泉」の看板が見えました。灯台もと暗し。 

2006_08130068 蔦(つた)が絡(から)まった外壁が印象的です。受付のすぐ前には下足箱がずらりと並んでいます。おそらく300以上、月極めの貸しロッカーも100ほどありました。脱衣場は意外にも普通の銭湯のサイズです。しかし浴室に入った途端に目に入ったのは、2階まで吹き抜けになった高い天井と、女湯との仕切りに描かれた人魚のタイル画でした。 

 

そのタイル画の下にある半円形の浴槽は2つに仕切られていました。「熱い(very hot)」の表示があるエリアと無印のエリアです。無印の浴槽は42-3度で、わが家の風呂とほぼ同じ少し熱めでした。しばし浸かったあとvery hotに挑戦してみました。こちらは44-5度くらいでしょうか。すんなりと入ることが出来て、少し拍子抜けでした。お湯は重曹泉でつるつる感はありますが、わずかに黄色みがかった透明なものです。濾過しているのだそうです。広い洗い場の割には数の少ないカランはレトロ調です。シャワーがあることに気付きませんでした。 

 

全体の印象を言葉で言い表すのは難しいのですが,あえて言えば「古き良き時代のスーパー銭湯」でしょうか。炎天下を歩いたあとで疲れていたため短めの入浴にしましたが,それでも気持ち良い余韻が残りました。古びた下足箱,ピカピカに塗装された床板,赤く塗られた浴室内の柱など,とにかく異次元空間に迷い込んだようなユニークさでした。 

 

一日遅れた東京湾大華火大会が晴海で開催されるため,築地,勝どき橋,月島周辺と地下鉄が混み始めそうなので,早めに帰宅しました。 

 

<同行者のコメント> 今日は本当によく歩きました。築地で食べたお寿司がとても美味しくてよかったです。そして松露さんで買った玉子焼きも。イカ墨ソフトも不思議な味でした。蔵前では涼しい地下鉄の駅で待機。浅草はいつ来ても人が多いですね。歩き疲れた一日になりました。

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2006年8月 7日 (月)

番外編: TGV初体験とパリ観光

当初の予定にはなかったが、フランスの新幹線TGVに乗ってみたくなり、ジュネーブのコルナヴァン駅からパリまでTGVで移動することにする。日本の新幹線と最高速度を競っているTGVに関心があったのである。駅舎内にある国境(床に黄色い線)でパスポートのチェックが行われた。 
 

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2006_07310271TGVの車両は思ったよりも小さく、一等車両は横3席、二等車両は4席となっているが、それにしても中央の通路は狭い。発車してしばらくは在来線の特急ほどのスピードで走る。3つの駅で停車したあとは、パリまで約1時間半、日本の新幹線並にスピードアップ。左右に大きく揺れるので通路を歩くのは大変。
 

 

ずっと田園風景が続いたが突然市街地に差し掛かるとスピードを落としパリのリヨン駅に到着。所要時間は3時間45分。
 
 

30年前に宿泊したことがあるノボテル・パリ・トゥール・エッフェル(旧ニッコウ・ド・パリ)に宿泊。セーヌ河沿いにあり、エッフェル塔にも近い場所にある。幸運にもエッフェル塔に面した高層階の部屋。日没が遅く、夜の10時になってようやく暗くなる。周囲に立ち並んだ高層ビルの間からイルミネーションされたエッフェル塔が綺麗に見える。11時にはフラッシュライトが点滅して一層華やかに。 
 

定例の朝の散歩には、ホテルのすぐ前のグルネル橋のたもとにある自由の女神から、セーヌ河に沿ってビル・アケム橋まで歩いてみた。装飾が興味深い二階建てのこの橋から見るエッフェル塔の眺めは素晴らしい。これら二つの橋の間は中州(白鳥の小道)を歩くことも出来る。自由の女神に対して、こちらにはエッフェル塔を剣で指す騎士の銅像が。因みに、この周辺にセーヌ河巡りの遊覧船の発着場がある。  

 

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パリ市内では、サクレ・クール聖堂、モンマルトルの丘、シャイヨー宮、マドレーヌ寺院、コンコルド広場、オペラ座、ルーブル宮殿、シャンゼリゼ大通と凱旋門、エッフェル塔、ノートルダム大寺院、などを見て廻る。31年前が昨日のよう。同行者の個人ガイドを勤める。
 

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郊外のベルサイユ宮殿(ユネスコ世界遺産)にも足を伸ばす。前回訪れた時と同様に内部の豪華さと庭園の広さに感激する。鏡の回廊は一部で修復工事が行われているため、昔のように王の主寝室が見られない。さらに中門も工事のために撤去されており、工事用資材で外観の美しさが損なわれているのも残念だ。

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夜のショーを見に出掛ける。リドにしたかったが、今回もムーラン・ルージュに。7時から11時までの4時間、片時も飽きさせない内容はやはり素晴らしく、同行者も気に入ってくれたようだ。

 

 

 


翌日はルーブル美術館を見学する。地下鉄6号線のビル・アケム駅から乗車、シャルル・ド・ゴール・エトワール駅で1号線に乗り換えてルーブル美術館駅で下車。前回はなかったガラスのピラミッドが入り口になっていた。今回は出来るだけ見て廻ることにする。最初に1階の古代ギリシャ美術エリアでミロのビーナス、次いで2階イタリア絵画エリアのモナリザへと向ったが、いずれも大変な混雑である。この二つを押さえたあとは、3階のフランス絵画、2階の古代エジプト、1階の古代オリエント、さらに半地階までと1周した。さすがに歩き疲れる。

 

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少し時間に余裕があるので、地下鉄14号線(最新で設備が良い)を利用してシャトレ駅へ。間違えて反対側の出口に出たためノートルダム寺院までかなりの距離となったのは大失敗。ちなみに地下鉄の料金は距離に関係なく1.4
ユーロで定額。


パリで気に入ったのは並木道。エッフェル塔前のマロニエ(栃の木)とプラタナス(鈴懸の木)、サクレ・クール聖堂の偽アカシア、ベルサイユ宮殿前の菩提樹など、市内のいたるところで見ることができる。
 

 

<同行者のコメント> 最後のパリは余分でしたよ。ベルサイユ宮殿、エッフェル塔、それにムーラン・ルージュのショーはよかったのに、ルーブル美術館のなかをあんなに歩きまわるのは・・・。私はノートルダム寺院のバラ窓(ステンドグラス)をゆっくり見たかったわ。 旅行で、うちのカメラマンさんがドイツを好きな理由が良く分かりました。3年前に行ったスペインやイタリアのほうが好きだった私ですが、ドイツとスイスも好きになりました。あちこち周らないで、気に入った場所でゆっくり滞在するヨーロッパ旅行をもう一回したいです。

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2006年8月 6日 (日)

スイス-アルプスと湖を満喫

フュッセンから、牧場が広がる道を走り、オーストリアに入る。国境の検問はない。ボーデン湖畔のブレゲンツの先にスイスとの国境ゲートが現われた。と言ってもパスポートを提示するのみ。ライン川を渡ればスイスである。ライン川に沿って南下する。向こう岸の山腹にはリヒテンシュタイン公国のファドゥーツ城が見える。国道3号でヴァーレン湖、チューリッヒ湖、ツーゲル湖、ルツェルン近くのフィーアバルトシュテッター湖、ザルネン湖に沿って走る。 

ここからはフォロニック峠越えである。黒い雲とともに風が強くなってきた。30分ほどで山道は台風が来たような嵐になる。道路わきの急斜面で立ち木が突然倒れて枝が道路に散乱。間一髪であった。峠を下りながら滝の遠景を見ているうちにブリエンツ湖に差し掛かる。ようやく雨も小降りに。インターラーケンに到着。インターラーケンはブリエンツ湖とトゥーン湖の間と言う意味で、細長い二つの湖を結ぶ位置にある。
 
 

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2006_07310164翌朝、インターラーケンの目抜き通りと青緑色の流れが美しいアアレ川沿いを散策したあと、ラウターブルンネンからヴァンゲルンアルプ鉄道とユングフラウ鉄道の登山電車に乗って世界遺産のユングフラウヨッホへ向かう。シュタウバッハ滝や麓の村が一面の緑のなかに美しい。氷河から流れ落ちる滝を見つけ、思わずシャッターを押してしまう。

 

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クライネシャイデック駅で登山電車を乗り換えてユングフラウヨッホ駅まで。この区間はアイガーとメンヒの中を掘った素堀のトンネルを通過する。途中のアイガーバンド駅ではアイガーの絶壁に造られた展望窓があり、そこから雪景色がよく望める。地下にあるユングフラウ駅からエレベータで氷のトンネルに立ち寄る。床、壁、天井のすべてが氷。手すりだけを頼りに何とか地上!の展望台に出ることができた。
 
 

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ここは海抜3454mの「トップ・オブ・ヨーロッパ」。昼近くと言っても気温は2度で、もちろんそこは雪景色。滑りそうになりながら雪の中を歩く。アイガー、メンヒとユングフラウヨッホの3山がそそり立っていた。そしてアルプスの山々とともに、アレッチ氷河が下へと伸びる世界遺産のパノラマ広がっている。昨日の嵐が嘘のような晴天である。幸運に感謝!クライネシャイデック駅まで戻り、登りとは別の登山電車でグリルンデルワルト駅へ。突然にわか雨が・・・。

 

 

 

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国道6号で首都ベルンを抜けて国道1号に入る。長いニューシャテル湖(ここからフランス語の地名に変わる)に沿って走ったあとは、20kmほどでレマン湖畔のローザンヌ。ここまで来ればジュネーブは間近である。市街地に差し掛かると車の渋滞が始まった。 

 

 

翌朝早く、ジュネーブの市街地を散策する。こちらも7年ぶりの訪問。アルペン公園とブルンズウイック記念碑、レマン湖畔に出てモンブラン橋を渡りイギリス庭園へ。丘の上の聖ピエール教会から引き返して、ベルガー橋の途中にある小島のルソー像などを散策する。白鳥や水鳥が泳ぎ回っているのも前回訪れた時と同じである。

 

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朝食後はレマン湖を周遊する遊覧船に乗る。140mの高さがある噴水とジュネーブの市街地、ヨットハーバー、高級住宅地を見ながらの1時間。旧市街地を廻るミニ列車(汽車風の観光バス)でジュネーブ大学、タウンホール、聖ピエール教会、などを車中からみる。1時間弱のツアーは物足りない。あとで気付いたが、途中下車しても再び乗れる模様。昼食のあとは同行者に付き合って繁華街の店をのぞいてみる。歩き疲れたので、歩道にせり出したカフェでビールを一杯。ヨーロッパ人の真似をしてみたのだが、暑い夏に屋外のテーブルはチョット・・・。
 

 

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<同行者のコメント> 登山電車から見る景色とユングフラウヨッホの展望台からの雪景色は素晴らしくて感激しました。この展望台は私がギブアップした富士山7合目よりもずっと高いのですね! クライネシャイデック駅の近くには牛やヤギたちも一杯いました。ジュネーブのコルナバン駅の地下街でミスター・ミニットを見つけて靴を修理しました。石畳の道をいっぱい歩いたためです。旅慣れたわが家のカメラマン(ガイド?)さんはその店を見つけるのにも役立ってくれました。

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2006年8月 5日 (土)

ドイツの古城巡り‐3 「ロマンチック街道」

ローテンブルクを出発して「ロマンチック街道」に入る。ロマンチック街道とは「ローマに続く巡礼の道」を意味する旧街道のことで、ローマ時代に作られた石畳の軍用道路。現在は、ドイツを代表する観光ルートとして、別の意味(いわゆるロマンチック)に使われている。ヴュルツブルクからフュッセンまで350kmの長さがあり、ローテンブルクの他にドナウブルクやアウグストブルクなどの町を通過する。プチ薀蓄を一つ。町の名前に付くブルクとは丘の上の城壁都市を意味します。  

 

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途中にあるネルトリンゲンは1500万年前に隕石が落下して窪んだ大地の形そのままの円形をした城壁都市で、中心の聖ゲオルク教会のダニエル塔は90m以上の高さを誇る。石畳が暑い。気を取り直して出発。アウグスブルクでロマンチック街道を外れてミュンヘンへ向う。 

 

ミュンヘンでは、オペラ劇場、フラウエン教会、レジデンツ、そしてマリエン広場前の市庁舎の仕掛け時計を見て廻る。   

 

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2006_07310102_12006_07310108広い石畳の歩道にはカラーマークされた自転車の専用レーンが設けられているので、歩行時には自転車への注意が必要。

 


夜はもちろんビヤホール、もと王室の醸造所「ホフブロイハウス」でビールを味わう(鯨飲)。そしてバイエルン料理も。これでビールの3大名産地である、札幌、ミルウォーキー、ミュンヘンでビールを堪能することができた。1200席がある大ホールでは、バイエルン地方の音楽、ヨーデル、ホルンの演奏で雰囲気が盛り上がり、最後は全員で合唱とフォークダンス(私には40数年振りのジェンカ)で最高潮に。冷房がないホールはまさに蒸し風呂状態だが、気持ちよい疲れが全身に。
 
 

2006_07310113翌日は、いよいよ今回の古城巡りのクライマックス「ノイシュヴァンシュタイン城」。ロマンチック街道の南端フッセン近くに位置し、ドイツアルプスの深い森に囲まれた山の中腹に建てられた「新しい白鳥の石」の名前を持つ白亜の城。デズニーランドのシンデレラ城のモデルになったと言われる。

 

 

 

2006_07310117山の麓から専用のバスに乗る。終点近くの吊り橋「マリーエン・ビュッケ」からは目の前に城の全景と麓の村が見渡せる。息を呑むほどの美しさ。吊り橋の下にはベッラート渓谷の見事な滝が流れ落ちている。思わず、他の観光客とは逆方向を向いて、カメラのシャッターを押す。

 

 

 

城の周囲を歩いて半周しながら眺める城はおとぎ話にふさわしい優雅さ。ただ入り口の門から見た通俗的なデザインには少し落胆させられたが・・・。

 

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この城はバイエルン王ルートヴィッヒ2世が好きだったワーグナーの歌劇、「ローエングリン(白鳥の騎士)」、「ニーベルンゲンの指輪(ジークフリート)」や「タンホイザー」などに登場する中世騎士の城をイメージして作ったもの。歌劇の場面を描いた多数の絵画や調度品など、内部は贅を尽くして素晴らしい。

 

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帰路は徒歩で20分余り、麓に下りる。谷を挟んだ反対側には父王マクシミリアン2世が造った黄色いホーエン・シュヴァーンガウ城が見える。こちらもメルヘンチックな城であるが、現在は修復工事中で一部が幕に覆われて、全貌を見られないのが残念。
 
 
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ドイツ古城巡りの夢が叶う。次はスイスの山と湖の旅へ。

 

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2006_07310139<同行者のコメント> ノイシュヴァンシュタイン城は本当に綺麗でした。この城が明治時代に建てられたなんて信じられません。寝室が金で装飾されていて、王様はよく眠れなかったのではと心配してしまいました。家のカメラマンさん。吊り橋からは、滝ではなく、お城を撮ってくださいね。

 

 

 

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ドイツの古城巡り‐2 「古城街道」

フランクフルトの南約70㎞にあるマンハイムから始まる古城街道を車で150kmほど南下してハイデルベルクへ。トウモロコシ畑が一面に広がり、所々に小さな町がある。この街道は、ハイデルベルク、ローテンベルク、ニュルンベルクを経てチェコのプラハまで(975km)ほぼ東西に伸びている。

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ハイデルベルクは大学の町として知られる。フォルスターの「アルト・ハイデルベルク」の舞台となったドイツ最古の大学都市で、あのゲーテも愛した町である。この大学の授業料や入学金は無料だとか。 

 

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2006_07310045 2006_07310046(写真 ブリュッケントーア橋門、騎士の館、ハイデルベルク城の門) 

 

丘の上に建つ赤砂岩のハイデルベルク城は14世紀に建築された城。ルイ14世のフランス軍に破壊された傷跡が今もそのまま残る。一部で補修作業が行われていた。

 

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城の地下にあるワインの大樽は想像以上の大きさ。貴腐ワインを味わう。 

 

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2006_07310049城のテラスから見るネッカー川、カール・テオドール橋と町並みは中世をそのまま現代に残したようで美しい。

 

 

 

しかし今年の南ドイツは歴史的な猛暑で日中の気温は38度。木陰を選びながら石畳の道と城内を散策する。街中に点在する校舎に混じって、大学が管理する学生専用の牢屋があったのが面白い。それにしても暑い。31年前にこの街を訪れた時は10月下旬で肌寒かった記憶が嘘のよう。
 

2006_07310055_1ホーヘンローエ城の遠景を見ながら次に訪れた町はローテンブルク(赤い城の意)。古城街道とロマンチック街道が交差する地点にある。城壁に囲まれた旧市街地のホテルに宿泊。早朝、町の南地区を歩く。城壁から望めたタウバー川の二重橋までコーボルツェレ門を抜けて降りてみる。ローテンブルクの城壁と美しい街並みを堪能する。

 

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城壁沿いの散歩道をブルク公園まで歩く。振り返ると先ほどの二重橋がはるか下に。中心部のマルクト(市場)広場に戻り、町の南端のシュピタール門へ。門の中に大砲を2門見つける。また城壁の外に出て散歩道を歩き、東のレーダー門からホテルへ戻る。朝のさわやかな空気に包まれた1時間半余りの散歩は心地よい。

 

朝食後にもう一度町の中心部へ出掛ける。ヤコブ教会から市庁舎へ回り、その塔に登ってみる。狭い螺旋階段で最上部の展望台へ。小さな扉をくぐって外に出ると、大きな鐘を巡る50センチほどの幅しかない円形テラスには子供たちが鈴なり。隣の女の子に訪ねると、ミユンヘンから社会授業で来たと答える。小さな城郭都市の家並みや塔が眼下に。そして遥かかなたまで広がる丘陵地帯が美しい。展望台を吹き抜ける涼風が気持ちよく、しばらく留まる。

 

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気が付くと11時に近い。急いで塔を下りる。広場前の市参事会員酒場の時計塔に人形が現われた。30年戦争の時に3.25リットルのワインを飲み干してカトリック軍の攻撃から町を救った市長の故事(マイスタートルンク、見事な一気飲み)に因んだものとか。石畳の路を歩いてみる。簡単な地図を手にしての散策は楽しみが一杯。ついでに面白い土産物を見つける。
 
2006_07310089<同行者のコメント> ハイデルベルクの町は暑くて大変でした。ヨーロッパの方が涼しいと思っていたのに!
ローテンブルクでは朝の散歩に町を半周するなんて本当に呆れますよ。日中の暑さに参った私は市庁舎の塔に登りませんでした。それに時計台の人形が動かないのもガッカリ。もう少し涼しければとても素敵な町なのに・・・。

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ドイツの古城巡り‐1 「ライン川下り」

全英オープンを深夜のテレビ中継で観戦。優勝したタイガー以外にも、5位に入賞した谷原の粘りあるプレーや、ハラハラさせられたガルシア、絶妙なパットのデマルコなど、ゴルフの醍醐味をたっぷり楽しむ。その興奮のため、就寝したのは午前3時に・・・。 

寝不足の目を擦りながらリムジンバスで成田空港へと向う。ドイツへの長いフライト中はワインを飲みながらうたた寝するつもりでいたのだが、機材の不具合で4時間近く出発が遅れる。航空会社のラウンジでワインのグラスを重ねるうちに、気分は一足先に成層圏へと舞い上がってしまう。

2006_07310009 2006_07310017 成田からのフライトを降りたのはフランクフルト。今回は、同行者にうっかり約束してしまった世界旅行の手始め(ニュージーランド旅行に次ぐ2回目)として、ヨーロッパの古城を訪ねる旅です。空港近くのホテルに宿泊した翌朝、車で120km離れたリューデスハイムへ向う。ライン川沿いのリューデスハイムは「ラインの真珠」とも呼ばれ、中流ライン川(ユネスコ世界文化遺産)の入り口、へッセン州のラインガウ地域の葡萄畑の真ん中、ローレライの渓谷にある。(写真 つぐみ横丁、ゾーネック城)  

 

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2006_073100152006_07310016(写真 リューデスハイムの街並みとニーダーヴァルト、クロップ城、ラインスタイン城、ライヒェンシュタイン城) 

 
リューデスハイムではドロッセルガッセ(つぐみ横丁)など古い街並みを歩いてみる。横丁を抜けたところからロープウエイ(ザイルバーン)で丘の上にあるドイツ帝国成立記念碑(ニーダーヴァルト)に登ることができるが、船の出航時間が迫っていたため断念する。
 

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(写真 フュルステンブルグ城、観光船、シュタールエック城、ブファルツ城とグーテンフェルス城、シェーンブルグ城、船上) 


ケルン・デュッセルドルフ社(KDライン社)の船で世界遺産のライン川を下りながら、記念碑の遠景、ラインシュタイン城やシェーンブルグ城など川沿いに点在する10余りの古城とともにローレライの岩(高さ132m)を楽しむ。両岸の急斜面には葡萄畑が広がる。終点のザンクト・ゴアルスハウゼンまでおよそ2時間の船旅。この区間は自然の景観に配慮して、ひとつも橋が架かっていないのはさすがドイツである。
 

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2006_07310033(写真 ローレライ岩、ネコ城、モニュメント) 

 

 

 

 

 

 



2006_07310032ザンクト・ゴアハウゼンはローレライの町として知られ、町の背後には猫城、対岸にはラインフェルス城がそびえている。下船した船着場近くの公園でユニークなモニュメント(音楽祭の記念碑か?)を見つける。(写真 ラインフェルス城)
 
   
 
 
<同行者のコメント> 成田に着いたのは午前10時、飛行機が出発した午後5時までの7時間は長かったわ! フライトも12時間! ローレライには人魚像みたいなものがあるものだと思っていました・・・!? たくさん見た城のなかで名前のとおりシェーンブルク城が一番目立っていました。ホテルになっているそうですから、こんど泊まってみたいです。

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