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2006年9月24日 (日)

箱根・湯河原の滝探勝と「ゆとろ嵯峨沢の湯」

何度訪れても新しい発見がある箱根と湯河原をドライブすることにした。湯本駅手前の三枚橋を左折して旧街道に入り、湯本小学校隣にある金湯山早雲寺の駐車場に車を停める。 

 

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この寺はその名の通り、北条早雲の遺命により建立された北条家の菩提寺である。秀吉による焼き討ちで消失したが、江戸時代に本堂だけが再建された。鐘楼の鐘は創建当時のもので、神奈川県の重要文化財に指定されている。裏山には北条五代の墓がひっそりと祭られていた。

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2006_09220005_1早雲寺の近く、ホテル天成園の庭園にある「玉簾の滝」と「飛(ひえん)の滝」を見たあと、旧街道を進むと「初花の滝」の碑を見つけた。 

 

須雲川対岸の中腹にあるはずだが、滝らしきものは一向に見えない。地元の方に声を掛けて滝の場所を確認する。生い茂った木々に覆われて、この季節には見ることが出来ないとのこと。残念である。この滝の名前は歌舞伎の仇討ち話に登場する初花に因んだもの。ちなみに飯沼勝五郎と初花の墓はすぐ先の鎖雲禅寺に祭られている。 

 

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寄木細工の集落に入る。金指寄せ木工芸館の手前を左に入った正面に箱根の一里塚がある。保存整備工事も終わり、石畳の両側に復元された一里塚(円錐形の盛り土)が美しい。向って右側の塚には樅(もみ)の木、左側の塚には欅(けやき)の木が植えられている。

寄木会館の先にあるヘアピンカーブを抜けたところに、飛竜の滝自然探勝歩道の入り口が見えた。コンクリート舗装の急坂が続く。畑宿夫婦桜(連理の桜)を過ぎ、水道施設に差し掛かると石畳の路となる。およそ1km歩いた所からは自然に近い山の路になり、あちこちに落石注意の表示が。

 

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2006_09220026 思ったよりも時間が掛かる。「飛竜ノ滝」は、箱根随一の大瀑布で、上段15m、下段25mの二段になっている。滝壷近くから見上げると、水量も豊富で迫力がある。滝観の橋からはほとんど見えなかった上段の部分も何とか見える。写真に滝の迫力を現せなかったことが残念。

すぐ先に「朝日の滝」もあるはずだが、アクセス路もなく、旧街道からはまったくその姿を望めない。甘酒茶屋とお玉が池を通り過ぎれば元箱根。芦の湖畔はまだ渋滞が始まっていない。箱根関所南を左折、富士見峠と大観山横を抜けて椿ライン(県道75号)に入る。箱根峠と湯河原峠を経て湯河原パークウエイで下りるコースもあるが、今回は椿ラインの天照山に立ち寄るのが目的だ。 

 

2006_09220029 2006_09220032 ハイキングコース(急な下り坂)をおよそ10分歩くと、湯河原随一の滝である「白雲の滝」がある。落差はおよそ30mで絹糸を流したような優美な滝である。滝の直前で同行者がギブアップしたため、さらに下の天照山神社と「去来の滝」は断念する。

椿ラインを5分ほど下りた椿台(神奈川景勝50選)の駐車場に車を停めて休憩。石橋山の戦に破れた源頼朝が隠れたといわれる「しとどの窟」から城山の土肥城址まで約1.3kmの城山遊歩道も残念ながらキャンセルである。

湯河原方面にさらに下ると、湯河原パークウエイから下る道と合流。道路脇の藤木川に流れ落ちる「五段の滝」が右手に見える。100mの長さを5段で落ちることからその名がつけられたが、道路からはその一部しか見えない。すぐ先にある「不動の滝」は今年2月に立ち寄ったので通過。温泉郷の栖鳳(せいほう)橋横に「だるまの滝」があった。気付かずに通り過ぎてしまいそうな小さな滝だ。

2006_09220035 2006_09220036 湯河原駅から真鶴方面に向かい、細い路を丘に上ったところに「ゆとろ嵯峨沢の湯」はある。1階はフロント、浴室、無料休憩所、鉄板焼コーナー(昼は営業していない)、2階は有料休憩室と和食レストランがある。12時を過ぎていたので、先に昼食をとることにした。相模湾と湯河原の街並みが展望できる2階の岩沙参(いわしゃじん)で、私はざる蕎麦と三色丼、同行者は当日のお勧め料理「カマスの紫蘇巻きフライ」を選ぶ。

2006_09220038 風呂は男女が日替わり。今日の男湯は「ささはなの湯」。内風呂は小さめだが、出窓のような三角形に突き出したガラス窓が空間をうまく演出している。露天風呂は、何と言っても、湯が大量に流れ落ちる滝の迫力である。滝巡りの締めくくりに、修行僧よろしく、しばらく湯滝に打たれてみる。疲れた身体が揉み解されるようで気持ちがよい。滝壺(岩風呂)から下段の二つの岩風呂へ湯が流れ落ちる。その横には屋根付のジャグジー岩風呂とサウナもある。目隠し用のヨシズ越しに、相模湾、真鶴半島、そして東海道線が見える。湯は無色の単純アルカリ性イオン泉で滑らかな感触がある。料金は1050円。時間制限はない。

<同行者のコメント> 滝めぐりのはずでしたが、滝の近くまで車が入れないので、結局は歩くことになってしまいました。箱根と湯河原にこんなにたくさんの滝があるなんて知りませんでした。わが家の運転手さんの熱心さには感心します。連理と言えば「連理の枝」という韓国映画がありましたよ。温泉は奥まった場所にあり、私ではとてもたどり着けそうにありません。岩沙参(山野草の名だそうです)の料理がとても美味しかったです。それに落ち着いた雰囲気がとても良くて、今度はオチビちゃんを連れてきたいです。

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