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2007年2月18日 (日)

二ヶ領用水探訪(中編)

多摩区稲田堤駅近くの上河原取水口(上ノ口)は布田の上河原堰堤で堰き止められた水が流れ込む仕組になっていました。取水ゲートを通った水は多摩川支流の三沢川と交差します。道路の立体交差のように水路を持ち上げるわけにはいきませんが、サイフォンの原理で下を潜ることが出来るのです。4-5mの深さがある三沢川をマジックのように二ヶ領用水が通り抜けているのは面白いです。その先は谷川のせせらぎのように穏やかな流れになっています。水鳥の姿も見られました。
 
 

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護岸工事がされていますが、親水事業で整備された二ヶ領用水は住宅地の中によく溶け込んでいます。流れを楽しみながら川辺を歩きました。 

中野島と生田の境界を抜けると多摩警察署の交差点付近で府中街道と交差し、ここから先は府中街道に寄り添うようにコースを取ります。神田川のように垂直の護岸に挟まれた流れは味気ないのですが、旧向丘遊園付近には用水に沿って「水と緑のプロムナード」が作られていました。

 

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長尾で東名高速道路の下を通過しました。東京料金所と多摩川のちょうど中間点です。多摩区から高津区の久地に入り平瀬橋交差点を右折したところに二ヶ領用水の最大の見所である「円筒分水」があります。住宅地の狭い道を入ったところですからうっかり見逃しそう。多摩川の支流である平瀬川と交差する場所です。 

二ヶ領用水のゲートから平瀬川へ水が流れ込んでいました。しかし二ヶ領用水の本流はその下にある2本のパイプを通って「円筒分水」の下部に導かれて上部から噴出しているのです。円筒形の周辺部には仕切りが設けられており、その角度に応じた水量が4方向に流れ落ちています。正面方向が「川崎掘」です。用水の幅はここから狭くなりました。
 
 

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ここから先は府中街道と少し離れます。国道246号の下を潜ると溝口の街並みに入りました。そして246号の旧道(大山街道)と大石橋で交差(下の写真)、さらに東急田園都市線の下を通ります。ここでも二ヶ領用水は街並みに溶け込んでいました。
 
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ニヶ領用水は二子を抜けて北見方で第三京浜に至りましたが、第三京浜の赤く錆びた防音壁は殺風景で、用水の流れも「どぶ川」のように見えました。それでも中原区の宮内に入ると少し華やかになります。両岸に植えられた河津桜が暖冬で2月中旬なのにもうほころび始めていました。草花も植えられて楽しく散策ができました。
 
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