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2007年6月に作成された記事

2007年6月26日 (火)

多摩川源流を訪ねるドライブと「小菅の湯」

多摩川は山梨県塩山市にある笠取山に源をもち、一ノ瀬川、丹波川(たばがわ)、そして多摩川と名前が変わって東京湾に注いでいます。笠取山の南にある柳沢峠の下を源とする柳沢川がこの一ノ瀬川に合流し、大菩薩嶺から流れ落ちた水は小菅川となって多摩湖に注いで多摩川に合流しています。

 

何度も訪れたことのある奥多摩ですが、今回は小菅村を歩いてみることにしました。行政的には山梨県に属しているものの公共交通では奥多摩町とのバス便の方が圧倒的に多いのです。大月市から国道139号の急坂を上った松姫峠(武田信玄の娘が織田勢から逃れるために越えたことが名の由来)を越えると小菅村に入ります。

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小菅村役場前のT字路を左折し、小菅川沿いの林道小菅線を進み山間に入ります。棚倉沢を過ぎると2kmほどで白糸の滝です。林道を約5分歩き、遊歩道の急坂を5分ほど上りました。前方に見える高さ36mの細い滝は白糸の滝の命名が頷けます。展望台から全景を見たあと、滝壺近くから白糸の滝を見上げました。白糸の滝と言えば富士宮市にあるものが有名ですが、軽井沢にも規模こそ小さいのですが同じく横に広がって流れ落ちる滝があります。これらの滝とは違い小菅村の白糸の滝は一条になって流れ落ちていました。

 

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路面の荒れた砂利道をさらに2kmほど進むと雄滝の駐車場です。白糸の滝と同様に東京都水道局が設置したトイレがあります。林道を5分ほど歩いた雄滝の入り口から遊歩道を10分ほど歩き、朽ちかけた木の橋を渡ると雄滝が見えてきました。水に岩が削られて二筋に分かれた滝の形が大変珍しくて迫力もあり一見の価値があります。

 

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林道をさらに進むと上り坂になり、1.6kmほどで林道の終点です。大菩薩峠への登山口があります。その少し手前にある大菩薩峠へのもう1つの登山道入り口は崩落のために改修工事が行われていました。小菅川のさらに上流には平成13年に発見された妙見五段の滝がありますが今回は軽装備のため登山道に入るのを断念しました。

 

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小菅村の集落に戻り、村役場から松姫峠方向へ戻ったところにある日帰り温泉「多摩源流小菅の湯」へ向かいました。入場料は3時間までが600円(一日料金は1200円)。
天然炭酸が入ったジャグジー、大風呂、打たせ湯、寝湯、サウナ、水風呂、そして露天エリアには露天風呂、五右衛門風呂、イベント風呂(この日はヨモギ)と、合計9つの湯があります。 私は五右衛門風呂が気に入りました。入る時に湯が贅沢に溢れ、案内書きに従って手と足を出して入浴すると大変気分が良いのです。

 

2007_06190079_4湯はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性低温泉)で、水素イオン濃度がPH9.93と非常に高いのが特徴です。泉温は28.8度。神経痛、筋肉痛、関節痛などに効くとの効能書がありました。エステ、食事処、宴会場、地元物産の販売所などがあり、想像以上に大きな施設です。食事処で虹鱒のユッケ丼定食と麦トロ定食を二人で食べました。

 

露天エリアに変わった嗜好がありました。「地獄極楽ロード」と「針地獄」です。足裏の刺激が好きな方には面白いのでしょうが、一般には向かないと思います。若者のヘッピリ腰が面白い。もう一つ、休憩室は遮光カーテンで室内が薄暗く、うたた寝をするには好都合ですが、寝過ごしてしまいそうです。

 

2007_06190093_1 帰路は長野原市へ向かう県道18号を走りました。このルートはバスが春と秋の休日だけに運行されているそうです。スラローム族が残したタイヤ痕が路面に生々しく残っています。多摩川水系と相模川水系の分水嶺である鶴峠の先で長作観音堂(国の重要文化財)に立ち寄ったあと、上野原ICから中央高速道路を利用して4時頃に帰宅しました。走行距離は約280kmです。

 

<同行者のコメント> 凸凹の砂利道は久しぶりです。今回の滝巡りは車での移動でしたから楽でした。温泉は平日で客が少ないことでゆっくり楽しむことができました。お湯はまろやかで肌がつるつるになったようです。ご一緒したグループはこの温泉が気に入り練馬から時々訪れているのだそうです。昼食に食べたニジマス丼はピリ辛の味で美味しかったです。お蕎麦も食べたかったので、売店で源流そばをお土産に買いました。ゆっくりできるこの温泉が気に入りました。また来たいです。

 

そうそう、林道で大発見をしました。工事現場の看板に「ヤマネを見つけたら工事を中止してください」と書かれていたのが気になりました。そして車の前方を走る小さな動物をみつけたのです。リスのようですが尻尾が大きくはありません。車に驚いたのかすぐ草むらに隠れてしまいました。帰宅してから調べると、ヤマネはねずみの仲間で、「生きた化石」とも呼ばれる天然記念物でした。ラッキー!!

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2007年6月20日 (水)

赤坂の夜は更けて

地下鉄の青山一丁目駅で下車、目の前に赤坂御用地の塀が長く伸びています。青山通りを赤坂に向けて歩きました。右手には先日訪れたカナダ大使館のユニークな建物が見えます。青山通り(国道246号)はこの時間帯だからでしょうか交通量がそれほどでもありません。
 
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青山通りの流れを撮影するために利用した歩道橋に港区の花であるバラとアジサイのプレートを見つけました。ちなみに港区の木はハナミズキなのだそうです。
 
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横断歩道を戻って牛鳴坂(うしなきざか)にそれると、その先に丹後坂の石段が続きます。手前の狭い路地から赤坂不動尊(威徳寺)へ抜けました。
 
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薬研坂(やげんざか)を過ぎると和菓子の名店「とらや」本店です。横断歩道を渡った筋向いにある豊川稲荷の東京別院に参拝しました。
 
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参拝した後、急な参道を下りると「一ツ木通り」に出ます。ここは青山通りの起点である三宅坂まであと1kmの地点です。
 

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一ツ木通りはまだ明るいのに大変な人出です。青山通りから赤坂通りに繋がる500mほどの商店街の中程にある浄土寺には港区指定文化財の赤坂地蔵がひっそりと祀られていました。一ツ木は江戸期以前に人継(ひとつぎ)村と呼ばれた古い地名で、のちに大岡越前守の屋敷があったとされます。現在は通りの名として残っています。赤坂は赤根山(現在の迎賓館付近)に上る坂で茜坂(あかねざか)とも呼ばれ、それが地名にもなったようです。 注)東京の地名を参照
 
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一ツ木通りを歩いていると赤坂を舞台にした歌が浮かびます。まず私の十八番であるロスインディオスの「コモエスタ赤坂」です。「コモエスタ・セニョール・・・」と何故かスペイン語の挨拶で始まるこの歌は多国籍な雰囲気です。もう1つは「赤坂の夜は更けて」。退廃的な歌詞ですが西田佐知子の清楚なイメージと相まって洗練された都会を感じさせました。個人的にはちあきなおみの歌う「赤坂の夜は更けて」が好きですが残念なことにYouTubeから削除されてしまいました。
 
「いま頃 どうしているのかしら」のイントロで始まり、二番は「夜霧が流れる 一つ木あたり」と続き、「赤坂の夜は更け行く」をリピートして終わります。ちあきなおみは歌詞そのままに気だるく退廃的な雰囲気で歌っているのはさすがです。
 
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歌の思い出はこれくらいにしましょう。今夜の飲み会も珍しい会場が選ばれました。一ツ木通りの雑居ビル2階にある四川料理「炎麻堂(えんまどう)」です。カウンター席とテーブルが2脚の小さな店構えですが「麻婆豆腐」が人気です。5段階の辛さから選べます。私は下から2番目(普通)の「麻婆丼」を注文しましたが十分な辛さでした。その他の四川料理は、日本風に味付けされているようで、それほど辛くはありません。店内はアッと言う間に満席になってしまいました。なかなかの人気店で、空き席を探す客が時々顔を覗かせます。多彩な料理を食べながら、酒を酌み交わすうちに赤坂での楽しい時間が過ぎて行きます。 

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2007年6月15日 (金)

尾瀬の続々編: 6月の尾瀬で咲いていた花

尾瀬沼・尾瀬ヶ原・大清水湿原で咲いていた花を紹介しましょう。

 

水芭蕉、リュウキンカ、ニリンソウ、ショウジョウバカマ、シラネアオイ、オオバタチツボスミレ、エゾムラサキ、ムラサキヤシオツツジ、ツルコケモモなどを雪が解けたばかりの尾瀬で見つけました。
 

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2007年6月14日 (木)

尾瀬の続編: 吹き割りの滝と白根温泉「薬師の湯」

私たちが予約したバスは鳩待峠発午後230分の便でした。それまで4時間半もありますから、別の手段で移動することにしました。まず麓の戸倉までは乗り合いタクシー(一人800円)を利用、戸倉で大清水行きの定期バスを30分余り待ちました。大清水までは一人590円、所要時間は10分余り。

  

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昨日の朝に車を停めた大清水の駐車場横に広がる大清水湿原に立ち寄りました。水芭蕉はとうに終わっていて大きく伸びた葉だけが残っています。それでもよく見ると小さな花々が咲いていました。
 
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愛車で大清水を出発。途中、戸倉大橋の横で大きな砂防ダムから水が勢いよく流れ落ちているのが見えます。片品村鎌田で国道120号に合流。左折して日光方面へ向かいました。計画では片品温泉の日帰り温泉に立ち寄るつもりでしたが、昨日見かけた「大露天風呂」の大きな看板に惹かれて予定を変更したのです。

   

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温泉まで約5kmと表示されています。国道120号の急坂を一気に上ると左手に「白根温泉薬師の湯」が見えました。国道沿いの敷地に建てられた細長い建物です。土産物と軽い食事を提供する「谷間茶屋」で昼食をとることにしました。ザル蕎麦がよく冷えており汗をかいた後には爽やかです。薬師の湯の建物は昔の校舎のように見えます。しかし中は落ち着いた古民家風。利用料金は割引中で700円でした。

      

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さっそく浴室へ向かいます。内湯はクランク型に曲がった大きな浴槽に湯がたっぷり溢れています。先客が出たあとは広い浴槽を独り占めです。弱アルカリ性のやわらかな湯です。露天風呂に移りました。大きな岩風呂が二つ並んでいて、手前のほうは打たせ湯が落ちています。高い崖に接しているため展望はありませんが、開放感はあって、青空と木立の緑を見ながら一人で入る温泉は贅沢です。尾瀬を踏破した足と肩の疲れが和らぎます。期待以上の日帰り温泉でした。

 

120号をさらに進んで金精(こんせい)峠トンネルを抜けると今年3月に訪れた日光ですが、かなり遠回りになるので沼田方面に引き返しました。小さな峠で「吹き割りの滝」の看板を見つけました。展望茶屋からは眼下に吹き割りの滝の水しぶきが見えます。国道をさらに下った吹き割り茶屋の駐車場に車を停めて滝へ向かう。急な階段は疲れた足に堪えます。

 

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鱒飛(ますとび)の滝を通り過ぎて狭い歩道を進むと前方に見えてきたのが東洋のナイアガラと呼ばれる「吹き割りの滝」でした。天然記念物に指定された滝で、片品渓谷の岩肌を削りながら流れる豊かな水量は迫力があります。「獅子岩」と呼ばれる切り立った両岸の岩肌が奇妙な形で面白い。駐車のお礼に茶屋で買い物をして出発する。

 

前回休憩した峠のドライブインを過ぎると沼田市が眼下に拡がります。いろは坂のようにカーブの多い下り坂を抜けて市街地に入ると関越自動車道の沼田ICです。片品川に架かる高さのある橋を渡ると、あとは高速ドライブを楽しむだけです。幸いにも渋滞がなく練馬ICに到着、環八経由で午後4時半過ぎに帰宅できました。二日間の走行距離は約410kmでした。

 

<同行者のコメント> 温泉はお湯がやわらかくてよかったです。昼食に食べたざる蕎麦が冷えていて美味しかったのは水が冷たいからでしょう。

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2007年6月13日 (水)

尾瀬を踏破(その7) 山の鼻~鳩待峠

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途中で重い荷物を運ぶ二人とすれ違った。精神統一をしているので、伏目がちに黙々と木道を歩いて行く。

山の鼻から先はなだらかな上り坂になり、そして後半は急な坂道に変わる。整備された木道だが、所々に長い階段が続く。同行者はこの区間に悪い印象を持っているようだ。
 
 

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胸突き八丁の階段が続く。約3.3kmの坂道を上り切ると我々にとっての終点である鳩待峠(はとまちとうげ)に到着した。

    

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今日もかなりのスピードで歩きました。時計を見るとちょうど930分。休憩時間を入れて3時間強を目標にしたのですが、結果は2時間45分! 距離は8.8km、歩行時間だけでも通常3時間15分のコースです。同行者が言うには、「前回苦しかった上り坂を少しでも早く通過したかったから」と。この根性には敬服します。2日間の歩行距離はおよそ29kmでした。
 
  

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鳩待峠の駐車場には観光バスが次々と乗り入れて来る横で、何組もの団体客が出発前の確認をしています。尾瀬林業が山小屋の宿泊客に提供している大清水行きの無料バスを待ちました。しかし出発予定の10時になってもバスが現れません。念のために電話をしてみると、10時の便は予約者がなかったので今日は運行しないとの答が返ってきました。宿泊客が多い時期だから適当な便を選んで乗ろうとしたのは甘い考えでした。私の失敗リストにまた一項目を追加してしまいました。

    

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<同行者のコメント> 前回のつらい記憶がまだ残っていますが、別のルートだと言われて出かけました。それなのに雪山、ぬかるみ、沢登りがあり、前回にもましてつらい山登りでした。尾瀬は一度入山すると出るのが大変です。これは山小屋の若い女性に聞いたことですが、尾瀬の外に出るのは月に1回程度で、休日は気分転換に見晴へ出かけるとのこと。たまに来るのなら良いのですが、私は尾瀬に住むのは願い下げですね。同宿の奥様方とは山歩きの好きな旦那さまの愚痴(ぐち)を言い合って盛り上がりました。

このシーズンの尾瀬は水芭蕉が一面に咲いていると思っていましたが、ところどころに咲いているだけで期待はずれ! とは言っても、はじめて訪れた尾瀬沼はきれいですし、山小屋の食事とお風呂もよかったです。でも本当は平滑(ひらなめ)ノ滝を見に行った時に、前回見かけた温泉小屋に泊まって、ゆっくり温泉に入りたかったのです。

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2007年6月12日 (火)

尾瀬を踏破(その6) 牛首~山の鼻

牛首を出発。東電小屋から山の鼻まで6km弱の木道は快適である。尾瀬ヶ原に向かう登山者が段々増えてきた。
 
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木道をすれ違う登山者の全員に挨拶をしていると、まるで選挙運動で連呼する候補者のようになってしまう。逆方向に歩く人数のほうが圧倒的に多いのだ。至仏山が近くに見え始め、点在する小さな沼に至仏山が切り絵のように写っている。
 
 
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通行量が多いためか木道の痛みが激しく、段差を応急修理した木道や橋げたが歪んで傾きかけた橋を見かけた。
 
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牛首から山の鼻までは35分。立派な山小屋で休憩しました。同行者は期待していたソフトクリームが売り切れて無かったことで落胆している。山の鼻では水洗トイレの設備もあり山小屋とは信じられない充実ぶり。
 
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尾瀬ヶ原にはもともと水芭蕉がそれほど多くはないのですが、今年は降雪が少なかったために、例年よりも早く終わってしまったようだ。

手軽に草花を楽しみたい方には山の鼻にある植物研究見本園に立ち寄ると良い。尾瀬の花を見ながら木道を1時間ほど散策することができる。(続く)

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2007年6月11日 (月)

尾瀬を踏破(その5) 東電小屋~牛首

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尾瀬の朝は4時頃から明るくなる。身支度をして朝の散歩に同行者を誘う。山小屋の周辺は靄があり至仏山と燧ヶ岳は見えない。東電尾瀬橋の周辺の水芭蕉群にも案内する。山小屋に戻ると、至仏山の左稜線が見え始めたので、もしやと思い燧ケ岳側に引き返す。朝日が燧ケ岳のシルエットを浮き出していた。シャッターを2度ほど押してからもう一度尾瀬橋の方に急いだ。先客がカメラを構えている。あっと言う間に山頂に雲がかかり始めていたのは残念です。(上の4枚の写真は前日の午後に撮影)

    

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定刻の6時に朝食、645分に東電小屋を出発しました。ヨッピ吊り橋を渡り、ヨッピ川沿いの木道を歩く。2日目は前回尾瀬を訪れた時の後半と同じコースである。熊が近くの山に生息しており、昨日も出没したと山小屋の方から聞かされた。カウベルに加えて熊除けの鐘を鳴らしました。
 
 

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出発して50分で到着した牛首で休憩をとる。

 

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(続く)

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2007年6月10日 (日)

尾瀬を踏破(その4) 見晴~東電小屋

見晴から赤田代経由で今夜宿泊する東電小屋へ向かう計画であったが、途中の東電尾瀬橋が通行できないため、竜宮十字路とヨッピ吊り橋を廻る迂回路を余儀なくされた。一昨年の積雪でダメージを受けた橋はまだ改修工事に時間がかかるのだそうです。30分ほどの遠回りになる。
 
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見晴と竜宮の区間に限らず、尾瀬ヶ原全体が草原化し始めており、水芭蕉は水流のある限られた場所にしか見られない。まるで日光の戦場ヶ原のようだ。それでも木道の先に見える至仏山(しぶつさん)や燧ケ岳(ひうちがたけ)の姿は残雪が美しい。竜宮小屋に到着。
 
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竜宮十字路を右折する時に左手の富士見峠方面(長沢橋辺り)に水芭蕉が群生しているのを見つけた。東電小屋とは逆方向ではあるが行ってみることにした。
 
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木道周辺の水が豊かに流れる場所に見事な水芭蕉の群生が広がっている。まさに至仏山を背景とした初夏の尾瀬ヶ原のシーンである。
 
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竜宮とヨッピ吊り橋、さらに東電小屋の間も乾燥化が進んでおり、水芭蕉はヨッピ川沿いに限られる。
 
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東電小屋が見えてきた。階段を登る手前の木道周辺がリュウキンカの花畑の美しいアプローチになっていた。ニッコウキスゲが7月中旬に咲き始めるまでの彩である。2時少し前に東電小屋にチェックイン。早速、風呂を使わせていただく。(午後2時から7時まで利用可能) 温泉ではないが大きなステンレス製の浴槽に湯がたっぷりと満たされて気持ちが良い。
 
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夕食まで2時間以上あるので東電尾瀬橋まで歩いてみた。階段を下りると一面の水芭蕉の群生があった。橋は手すりのロープが垂れ下がり、橋げたも歪んでいるように見える。危険と書かれたプレートを下げたロープだけが通行を妨げていた。
 

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東電小屋に戻ったあと、あの橋を渡って来たという人の話を聞いた。確かに渡れないことはないが、沼尻川の水量の多さで、何人目で橋が落ちるか、ロシアン・ルーレットのようなものだと思う。この日の歩行距離はちょうど20kmである。

日が暮れ始めた5時半に夕食をとり、7時前には床についた。山小屋の消灯時間は9時である。(続く)

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2007年6月 9日 (土)

尾瀬を踏破(その3) 沼尻~見晴

パンとおにぎりで軽いブランチを摂(と)る。1030分に出発。スタートするとほどなく急な上り坂になりました。ぬかるみが続いたり、岩場を水が流れて沢のようだったり、積雪が残っていたりで、難所が続きます。やっと辿り着いた白砂峠からの下りも同様の悪路です。それでもリュウキンカやスミレが可愛らしい花を咲かせているのがうれしい。
 
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木道区間が増えて視界が開けてくると見晴はもう近いはずです。悪路に足を捕られながらしばしば花にカメラを向けたりしましたが、予定よりだいぶ早い12時過ぎに見晴に到着できました。同行者はグロッキー気味です。長めの休憩をとることにしました。山小屋の横に桜の花が咲いています。
 
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(続く)

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2007年6月 8日 (金)

尾瀬を踏破(その2) 三平下~沼尻

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長蔵小屋で休息をとる。9時頃に尾瀬沼ビジターセンターに立ち寄ったあと、大江湿原のT字路を左折して尾瀬ヶ原方面へと向かう。ここを直進すれば大江川沿いに湿原を抜けて沼山峠に至ることになる。
 

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高みを越えると浅湖(あさみ)湿原です。ここから見る燧ケ岳(ひうちがたけ)が美しい。
 
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さらに小さな湿原を通り過ぎると三平下の対岸の沼尻である。

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ちょうど10時になりました。ここは沼尻川が尾瀬沼から流れ出るポイントで、三平下から尾瀬沼の南側をショートカットする道と合流する。この南岸の道は雪のために通行が危険と表示されていたと聞きました。
 
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(続く)

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2007年6月 7日 (木)

尾瀬を踏破(その1) 大清水~三平下

早朝2時に起床、2時半過ぎに自宅を出発、交通量の少ない環八を経由して練馬ICから関越自動車道に入りました。

群馬県に入る頃には夜が明けはじめ、榛名山と赤城山のシルエットが左右に見えます。沼田ICを出て国道120号(ロマンチック街道)を日光方面へ向かいますが、すれ違う車はほとんどありません。朝の5時前だと言うのに散歩をする人を見かけました。

片品村の鎌田で尾瀬大橋を渡って国道401号(沼田街道)に入り、片品温泉街を抜けて戸倉から片品川沿いに大清水まで走りました。午前520分に到着。大清水休憩所が車で入る限界です。ちなみに沼田街道とは沼田から尾瀬沼を通って福島県の会津若松にいたる旧街道の名称です。
 
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登山姿のグループが三々五々出発して行く。私たちも身支度を整えて予定より早く540分に歩き始めました。

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沼田街道のなだらかな坂道は小川のせせらぎと鳥の鳴き声が元気づけてくれる。約1時間で一ノ瀬の休憩所に差し掛かる。
 
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すぐ先の三平橋を渡るといよいよ登山道です。木製の階段、木道、石畳、そして所々には泥濘(ぬかるみ)もあり、足を捕られないように注意して歩く。岩清水を過ぎると登山道が険しくなってきたため、同行者の足取りが重くなってきた。休憩を取りながらゆっくり歩くことにした。

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雪道を登りきると出発してから2時間10分で三平峠に到着。予定より10分ほど速いペースだ。
 
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一気に坂を下りる。820分に尾瀬沼湖畔の三平下に到着です。燧ケ岳(ひうちがたけ)と尾瀬沼を見ながら一服。尾瀬沼を廻る木道沿いに水芭蕉が咲き乱れていました。
 
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(続く)

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2007年6月 2日 (土)

東京ミッドタウン

地下鉄大江戸線の六本木駅を降りると目の前が東京ミッドタウンのエントランスです。開業して二ヶ月が経ち、しかも雨模様ですが、ビル内は大変な人出でした。所用を済ませた後に敷地内を歩いてみました。地下一階には様々な店が出店しています。特徴のある店構えのセブンイレブンとツタヤもここではミッドタウンの統一された日本調の意匠に組み込まれているのに驚かされました。

 

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一面のガラス越しに見える広いエリアにはミッドタウン・ガーデン(桜や楠木)、グラス・スクエア(芝生)と和風庭園の檜町公園が続いています。ミッドタウンの敷地に隣接する港区檜(ひのき)町公園は崖状の低地で、毛利家の下屋敷の庭園跡です。リニューアルされた真新しい園内にはせせらぎ・滝・池が設(しつら)えてあります。

 

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2007_05308_2 そのため248mの高さを誇るミッドタウン・タワーも圧迫感を感じさせません。その両側にはミッドタウン・イースト、ミッドタウン・ウエスト、パークレジデンス(高級賃貸住居)、そして商業施設のガレリア(Galleria)が立ち並んでいます。ミッドタウン・タワーはオフィスエリアですが、上部(47-53階)はあの「ザ・リッツカールトン東京」が入っています。

ガレリアは4層の吹き抜け・ガーデンテラス・プラザが自然と空間を上手く演出しています。そして噴水・竹林・オブジェが雰囲気造りに効果を出していました。数え切れないほどのグルメショップには午後3時近くになっても行列が出来ています。地下一階にあるフードマーケット ”Precce (東急系)ではテレビの取材でしょうか撮影が行われていました。

 

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東京ミッドタウンは六本木の印象が強いのですが、実際の所在地は赤坂9丁目です。また六本木駅を挟んだ六本木6丁目にある六本木ヒルズとは対照的と言ってもよいほど違った雰囲気があります。

2007_053016 何と言ってもビル内の空間が豊かなのは訪れる人をゆったりとした気分にさせてくれるのです。リニューアル直後でまだ魅力不足の檜町公園にやがて落ち着いた佇まいが生まれると、魅力的な都心スポットになることは確かでしょう。 

ちなみに東京ミッドタウンの設計には表参道ヒルズを設計した安藤忠雄氏をはじめ、隈研吾氏など多くの著名建築家が参加しています。(右の写真は安田浣作「意心帰(いしんき)」

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