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2007年6月20日 (水)

赤坂の夜は更けて

地下鉄の青山一丁目駅で下車、目の前に赤坂御用地の塀が長く伸びています。青山通りを赤坂に向けて歩きました。右手には先日訪れたカナダ大使館のユニークな建物が見えます。青山通り(国道246号)はこの時間帯だからでしょうか交通量がそれほどでもありません。
 
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青山通りの流れを撮影するために利用した歩道橋に港区の花であるバラとアジサイのプレートを見つけました。ちなみに港区の木はハナミズキなのだそうです。
 
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横断歩道を戻って牛鳴坂(うしなきざか)にそれると、その先に丹後坂の石段が続きます。手前の狭い路地から赤坂不動尊(威徳寺)へ抜けました。
 
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薬研坂(やげんざか)を過ぎると和菓子の名店「とらや」本店です。横断歩道を渡った筋向いにある豊川稲荷の東京別院に参拝しました。
 
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参拝した後、急な参道を下りると「一ツ木通り」に出ます。ここは青山通りの起点である三宅坂まであと1kmの地点です。
 

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一ツ木通りはまだ明るいのに大変な人出です。青山通りから赤坂通りに繋がる500mほどの商店街の中程にある浄土寺には港区指定文化財の赤坂地蔵がひっそりと祀られていました。一ツ木は江戸期以前に人継(ひとつぎ)村と呼ばれた古い地名で、のちに大岡越前守の屋敷があったとされます。現在は通りの名として残っています。赤坂は赤根山(現在の迎賓館付近)に上る坂で茜坂(あかねざか)とも呼ばれ、それが地名にもなったようです。 注)東京の地名を参照
 
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一ツ木通りを歩いていると赤坂を舞台にした歌が浮かびます。まず私の十八番であるロスインディオスの「コモエスタ赤坂」です。「コモエスタ・セニョール・・・」と何故かスペイン語の挨拶で始まるこの歌は多国籍な雰囲気です。もう1つは「赤坂の夜は更けて」。退廃的な歌詞ですが西田佐知子の清楚なイメージと相まって洗練された都会を感じさせました。個人的にはちあきなおみの歌う「赤坂の夜は更けて」が好きですが残念なことにYouTubeから削除されてしまいました。
 
「いま頃 どうしているのかしら」のイントロで始まり、二番は「夜霧が流れる 一つ木あたり」と続き、「赤坂の夜は更け行く」をリピートして終わります。ちあきなおみは歌詞そのままに気だるく退廃的な雰囲気で歌っているのはさすがです。
 
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歌の思い出はこれくらいにしましょう。今夜の飲み会も珍しい会場が選ばれました。一ツ木通りの雑居ビル2階にある四川料理「炎麻堂(えんまどう)」です。カウンター席とテーブルが2脚の小さな店構えですが「麻婆豆腐」が人気です。5段階の辛さから選べます。私は下から2番目(普通)の「麻婆丼」を注文しましたが十分な辛さでした。その他の四川料理は、日本風に味付けされているようで、それほど辛くはありません。店内はアッと言う間に満席になってしまいました。なかなかの人気店で、空き席を探す客が時々顔を覗かせます。多彩な料理を食べながら、酒を酌み交わすうちに赤坂での楽しい時間が過ぎて行きます。 

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