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2007年11月 3日 (土)

池上本門寺と蒲田温泉(後編)

池上駅に戻って再び池上線に乗りました。滅多に利用することのない池上線の電車に揺られていると、なぜか野口五郎さんの歌「私鉄沿線」が思い浮かびました。”改札口で君のこと いつも待ったものでした 電車のなかから降りてくる・・・” 30年以上前にヒットした曲で、私の十八番カラオケ・ソングのひとつです。当時、私鉄沿線は何処かと考えたことがあり、その候補のひとつが池上線でした。

2007_10280072 野口五郎さんで思い出しました。私が20歳代半ばに入院した時、術後の痛みにモルヒネを投与してもらって堪えながら夜の病室で一人聴くラジオから若い男性歌手の歌声が流れてきました。ハイトーンの元気な歌声は気弱になっていた私を力付けてくれました。野口五郎さんのデビュー直後のヒット曲「青いリンゴ」です。

歌の連想が続きました。少しマニアックですが西島三重子さんが歌った「池上線」です。「私鉄沿線」がヒットした頃のこの歌は女性の切ない思いを綴っています。”古い電車のドアのそば 二人は黙って立っていた” で始まり、”池上線が走る町に あなたは二度と来ないのね・・・” で盛り上がる歌詞です。当時はなぜ池上線が歌になるのかと疑問に思いました。

今でも友人とカラオケに行った時、場の盛り上がりに欠ける場合には、青江美奈さんの「伊勢佐木町ブルース」やこの歌を歌うことがあります。選曲の意外性が受けるのです。1980年代には「心凍らせて」がヒットした高山厳さんもこの「池上線」を歌っていました。西島さんは作詞・作曲家として現在も活躍されているようです。

2007_10280074取り留めのない回想に耽(ふけ)っているうちに終点の蒲田駅に到着しました。駅の東口を出て南に歩き、環八を超えてNTTの横から住宅地の細い道に入りました。ファミリーマートの手前を左折すると銭湯「蒲田温泉」に到着です。およそ1kmと近いのですがこの路地伝いのルートよりも環八沿いの蒲田郵便局の横から入る表通りの方が分かり易いかもしれません。

大きな赤い看板が目立ちます。2階建ての銭湯は料金が430円と格安ですが、蒲田の温泉ですからもちろん黒湯です。朝の10時からオープンしているのも嬉しいです。広めのロビーと脱衣場を抜けて入った浴室の白っぽいタイルは清潔感があります。浴室の右手奥には普通の湯の気泡風呂、水風呂、電気風呂、そして左手には黒湯の浴槽があります。いずれの浴槽も小さめです。

2007_10280075黒湯浴槽は二つに仕切られて、手前が約42度の温めで、奥は45.5度前後と相当の熱さに驚きました。黒湯はかなり濃い色でヌルヌル感も十分です。アルカリ性の鉱泉(ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉、加温・循環)は肌に良いのだそうです。備え付けのシャンプーや無料の赤外線サウナがあることもありがたいです。

2階にはカラオケ設備と舞台の付いた広い宴会場がありました。食事処としても使われています。再び野口五郎さんの歌が何曲か浮かびましたが、今日はマイクを握るのは止めておきましょう。

<同行者のコメント> お友達のお見舞いに池上へ来たことがあったと思いますが本門寺ははじめてです。もっと古い建物を想像していましたので、ほとんどが真新しいことは意外でした。お昼にお休み処で食べたお蕎麦がおいしかったです。温泉では常連の方たちと一緒になりました。年配の方が「温泉に入ることが出来るのはありがたいわ」と繰り返しおっしゃったことが印象に残ります。私もそろそろ感謝しようかなと思いました。

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