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2007年12月25日 (火)

茶沢通りを歩く -月見湯温泉-

年末の呑み会は幹事の気紛れで下北沢の居酒屋が選ばれました。印象に残った下北沢へ日中に出かけることを思い立ち、三軒茶屋から下北沢まで茶沢(ちゃざわ)通りを散策することにしました。

三軒茶屋は江戸期に太子堂村と呼ばれていましたが、大山道と登戸道が分岐する場所に三軒の茶屋があったことで昭和初期になって三軒茶屋の地名が付けられました。

 

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世田谷通りを入った場所に昔ながらの名画座「三軒茶屋中央」と「三軒茶屋シネマ」があります。周辺で一番高いキャロットタワーに接する東急世田谷線三軒茶屋駅を抜けて教学院を訪れました。不動堂の目青不動は五色不動のひとつです。

 

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茶沢通りが烏山川緑道と交差しました。緑道を東へ入って児童公園で左折すると住宅地の中に円泉寺(太子堂)があります。聖徳太子像を祀ったのが名前の由来です。円泉寺通りで茶沢通りに戻りました。

 

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代沢十字路を過ぎた代沢交差点の先で横切るのはつい先日当ブログで紹介した北沢川緑道です。緑道には小さな流れがありますが下水はその下の暗渠を流れているようです。代沢三叉路から先は下北沢の繁華街です。左手に入り南口商店街を抜けると下北沢駅南口で、三軒茶屋からは2km強の距離でした。

 

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日中の下北沢は夜と別の雰囲気で活気のある商店街です。グルメシティ南の横丁を入ったJAZZ喫茶「マサコ」で休憩することにしました。黒を基調とした店内で一際目立つのはJBL1980年代のスピーカ、MODEL 4343B STUDIO MONITORです。LPレコードで再生されるJAZZは時にスクラッチノイズが入り、懐かしさを感じさせる音が照明を落とした店内に溢れています。ニューオリンズのバーボン通りにあるライブハウスを思い出しました。数年前に逝去されたマサコさんの写真が何点か店内に飾られています。

 

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下北沢の繁華街を一周したあと、前回訪れた時に見かけた沖縄料理店でソーキそばを食べようと本多劇場裏に回りましたが昼間は2軒ともクローズドでした。それではとイタリア料理(パスタ)の店「タパス&タパス」に変更です。私はタパス風(海鮮)スパゲッティ、同行者は明太子と青ジソのピザ・サラダ・デザートのセットを選びました。若者向きでボリュームがあり濃い目の味付けですが美味しく食べました。

 

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下北沢駅から京王井の頭線に乗り、明大前駅で京王線に乗り換えて下高井戸駅で下車、日大通りを日大に向かって歩きました。松原高校の手前を右手に入ると正門前の住宅地に「月見湯温泉」がありました。駅から徒歩で5分ほどの場所です。建物の前面はタイル張りで増設されていますが、その奥は伝統的な千鳥破風の屋根が残されています。料金は銭湯ですからももちろん430円です。別料金のサウナもあります

 

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ゆったりとしたロビーから入った脱衣場は白い壁面に丁の字になった太い大黒柱と長大な梁がアクセントです。浴室の壁面全体に描かれた富士山の大きなタイル画が印象的で、浴槽が真ん中にある配置もユニークです。幾つかに仕切られた浴槽の手前は普通の湯(備長炭湯)で、大浴槽、気泡風呂、ジェット風呂、電気風呂などで面白く構成されています。奥にある過熱した天然温泉槽はほんのわずか茶色味がかった澄んだ湯の泡風呂です。左手奥にある源泉の冷たい浴槽(16.5度)は先日立ち寄った船堀「鶴の湯」と同様に入る人がほとんどありません。私は熱い湯と交互に3・4回入浴しました。

 

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2007_12150108ロビーに掲示された証明書には「湯はメタ珪酸、フェリイオン、フェロ(鉄分)の項目で温泉に適合する」と珍しい表現になっています。伝統的な銭湯の良さを残した気持ちの良い天然温泉です。

<同行者のコメント> 三軒茶屋からどこへ行くのか知らないで歩いていると緑道がありました。先日歩いた目黒川緑道と続いているのだそうです。

 

昼食は今回もイタリアンになりました。私の好きな薄い生地のピザがクリスピーでおいしく、デザートのプリンも味が良くて大満足です。JAZZ喫茶とパスタとは、演歌とおそばが好きな旦那さまが宗旨替えなのでしょうか。それを言うとジャズと演歌は同じだよとの言葉が返ってきました。その理屈は良く分かりません。温泉は内装が明るく清潔でお風呂もゆっくり入ることができました。

追伸: この原稿を書いている時にラジオのニュースがオスカー・ピーターソンの訃報を伝えました。82歳だったそうです。当ブログでもオスカー・ピーターソンに触れています。

 

写真と絵はニューオリンズのバーボン通り付近です。 

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