四国・お遍路ドライブの旅-香川県(その1)
瀬戸内海沿いの国道11号を走って引田IC入口を過ぎた東かがわ市伊座にある「権平うどん」に立ち寄りました。高松市へ入って昼食にするつもりでしたが初めての遍路は思ったよりも時間がかかり昼時をとっくに過ぎていたからです。
肉カレーうどんとやまかけうどんを注文しました。京浜地区で食べる讃岐うどんよりもずっと太くて東讃地方ならではのうどんです。なめらかな表面ともっちりとした感触が良く、お腹が空いていた二人は美味しく平らげてしまいました。
店内には鳥越俊太郎さんや蛭子能収さんなどのサイン色紙が飾ってあります。
国道11号で隣のさぬき市へ向い、弁天川を渡った信用金庫の先を案内に従い右折して志度湾に面した第八十六番札所「補陀洛山(ふだらくさん)志渡寺(しどじ)」に到着しました。日本3大名門のひとつと言われる仁王門を抜けると左手に五重の塔が聳えています。参道の先に本堂と大師堂が並んでいました。ご本尊は十一面観世音菩薩です。
納経を済ませて駐車場へ戻る途中で目に入った大きな墓に歩を進めると年配のご婦人からお参りしてはどうかと声を掛けられました。玉取り伝説の「海女(あま)」の墓であることを詳しく説明してくださった上にお参りする人が珍しいと感謝されてしまいました。謡曲「海人(あま)」のモデルになったことを後で知りました。
高松市に入り牟礼(むれ)町の五剣山中腹にある第八十五番札所「八栗寺(やくりじ)」に向かいます。牟礼交差点を右前方に入って2回右折した後、五剣山への坂道を約1.5km上った駐車場に車を停めました。
八栗ケーブルカーの八栗山上駅から左手に参道を歩いた本堂と大師堂でちょうど一緒になったお遍路のグループに従って読経をさせていただきました。ご本尊は聖観世音菩薩です。五剣山は5つの峰が剣のように聳えていることから付けられた名前だそうです。お堂の後ろには岩肌が迫っています。
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