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2008年3月 3日 (月)

大山道探索: 伊勢原市(大山参詣)

追分駅から下社駅まで大山ケーブルカーを利用すれば阿夫利神社(あふりじんじゃ)下社はすぐ近くです。伊勢原カントリークラブ越しに平塚と茅ヶ崎の市街地が望めます。相模湾の先は三浦半島南総です。

 

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2008_02180141真新しい石段を上ると下社の本殿です。境内には屋根から下ろされたと思われる雪が残っていました。

 

大山山頂(標高1253m)には阿夫利神社の奥社がありますが、振り返ると伊勢原と藤沢、鎌倉方面が開けて、江ノ島もはっきり見えます。左手前は先ほど前を通った東海大病院でその先が寒川神社ですから、藤沢へと「田村通り大山道」が伸びているのでしょう。

 

大山道(矢倉沢往還)は残念ながら死角に入っています。大山道の高台からは大山が良く見えたのですが・・・。やはり奥社あるいは見晴台まで上る必要がありそうです。

 

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参詣したあとは二重滝がある二重神社から見晴台まで歩くつもりでしたが、積雪で足元が悪いので断念しました。これまで何度か参詣したことのある阿夫利神社ですが大山道を探索しながらのドライブは良い思い出になりました。石段下には「西の茶屋」の下社店があります。

阿夫利神社は永く雨降山大山寺(あぶりさんおおやまでら)と呼ばれていましたが明治初年の神仏分離により現在の大山阿夫利神社に戻されたそうです。(同神社のhp) 江戸時代に盛んだった大山講は大山寺への参詣だけではなく、大山全体が信仰の対象だったのでしょう。当時は多数の宿坊がありましたが、その大半が旅館に変わって現在は51軒(大山旅館組合のhp)あるそうです。分離された大山寺は明治初年に阿夫利神社下社の場所から少し麓に近い現在の場所に移されました。

 

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大山ケーブルカーの不動前駅で下車して大山寺にも参詣しました。

 

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本堂の左手に地上高が約11mもある青銅製の宝筐印塔(ほうきょういんとう)、八大童子と倶利伽羅の滝などがあります。

 

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駐車場から旅館街を少し下りた所に今日の日帰り湯である「こまや旅館」がありました。急な坂を上った場所に車を停めました。こまや旅館は古びた建物です。玄関を入ると温泉旅館らしく賑やかな飾り立てがありましたが人気は感じられません。年配の女性にお風呂をお願いしました。入浴料金は1050円(タオル付き)です。二階に誘われました。貴重品用ロッカーに手荷物を入れて浴室に向います。

 

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案内する女性に従って細くて長い廊下を何度も曲がりながらどこまでも進みました。そして男湯と女湯の分岐点に差し掛かりますがその先も廊下を23度曲がりました。まさに迷路です。脱衣場は左右に2箇所あります。右手の脱衣場の奥は内湯のようですが施錠されていて利用できません。

左手の脱衣場は旅館の建物にそぐわない新しさです。露天風呂と書かれた引き戸を開けた半露天の浴室も最近造り直されたようで明るく清潔な感じです。目隠しの板壁の上下が広く開いているので開放感は十分です。鈴川越しに山と民家が見えて快適です。

 

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浴槽の角にある湯口から湯が豊かに流れる掛け流しです。泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉で無色透明です。Ph9.2ですがさっぱりした湯でした。少し熱めの湯は冷たい外気にはちょうど良い。源泉の温度は29度で加温されていますが加水・循環・消毒はしていないと説明されています。

2008_02180010_2 十分に温まったあとは休憩室に向いました。3間が続いた和室でおよそ30畳の広さがあります。窓際の椅子にはマッサージ器が置かれていて自由に利用できるのはありがたいのですが機能的には十分とは言えないのが残念です。同行者はと見ると横になっていました。湯が熱かったそうです。もう一組のカップルが入って来ました。山歩きをしたのか濡れた服の話をしています。

<同行者のコメント> とても車が通れそうにない細い道の連続で何度もハラハラしました。運転者さんは何やら資料を見ながらあれこれ考えています。後ろから車が来ないかと心配でした。大山はずっと昔(20年以上前)ですが一番下の子供を背負って山頂まで登ったつらい経験があります。山頂では市価の数倍(200-300円も)した缶ジュースが高く感じなかったことを思い出しました。ショイコにいっぱい背負って登る人を見かけたからです。今回は山歩きをしなくてすみましたが温泉が熱くてグローキーになってしまいました。初めての経験です。□

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