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2008年3月20日 (木)

大和路のドライブ旅: 飛鳥の古墳(後編)

周遊歩道は車が走るには幅が狭すぎますが、歩く人がほとんど居ないため、そのまま進みました。周遊歩道脇の鬼の雪隠(せっちん)は短時間停車して何とか撮影できましたが、丘を登った場所にある鬼の俎(まないた)は残念ですがパスしました。

 

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少し先で自動車道に出たところが天武・持統天皇陵です。[衛星写真] 2人の天皇が合装されたのは夫婦だったからでしょう。古代律令国家としての大和政権の基礎を確立したこれら二人の天皇の陵としては小規模(形状は珍しい五段築造八角墳)であることが意外でした。三輪王朝を始めたと言われる崇神天皇陵や同じ飛鳥に宮を置いた継体天皇陵(摂津国)の規模とは比べようもありません。古墳時代末期に築造されたためでしょう。前方後円墳ではなく高松塚のように円墳が造られるようになった時代です。

 

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明日香村役場を過ぎた石舞台古墳へ向いました。[衛星写真] 有名な観光スポットのため広い駐車場にバスが並び、修学旅行の学生で石舞台地区公園は賑やかです。石舞台古墳は蘇我馬子の墓とされ、巨大な石組みの中に入ることができます。蘇我馬子は飛鳥時代の有力政治家で、欽明天皇・用明天皇・崇峻天皇・聖徳太子と外戚(姻戚)にあり、また推古天皇(女帝)は姪に当たるなど権勢を極めました。

 

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役場近くに戻って周遊歩道に入り、飛鳥王朝の皇居があったとされる伝飛鳥板蓋宮(いたぶきのみや)跡に向かいました。飛鳥には飛鳥岡本宮、飛鳥板蓋宮、飛鳥浄御原宮など多くの宮が造営されたと見られていますが、各々の場所はまだ明らかではないようです。伝飛鳥板蓋宮が有力な候補のひとつです。

 

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酒船石(さかふねいし)と亀形石造物に立ち寄りました。明日香民俗資料館のすぐ近くです。酒船石は緩やかな坂道を上った竹林の中にありました。不思議な形をした窪みが造られています。

  

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この丘の真下に亀形石造物があることから両者を関連付ける話を聞いたことがあります。ボランティアの方が色々説明して下さいました。亀形の石造物の精緻な細工、湧き水、渦巻状に並べられた石などです。発掘されたエリアはかなり広かったそうですがその大半が埋め戻されて現在の形になったことや酒船石と連携する仕組みには否定的な考えも聞くことができました。
 
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