富士山登頂(完) 河口湖畔「温泉寺」
富士スバルラインを出てまっすぐ北上、国道139号から河口湖大橋に向かった河口湖町船津に今回の日帰り温泉「河口湖温泉寺」がありました。控えめな看板はありますが通り過ぎてしまいそうです。この宿泊・温泉施設は河口湖周辺にロイヤルホテルや日帰り温泉などの観光施設を展開する企業が経営しています。名前の通りに寺院と見紛うような白塀に囲まれ、欅を使用した立派な木造の母屋と落ち着いた庭が印象的です。寺の境内に入るような入口付近に温泉施設らしい派手な案内板がありました。
石組みの小さな滝や紫陽花が石畳の通路脇に続きます。
玄関の佇まいは迫力があり思わず見とれてしまいました。
広々としたロビーは板張りのため独特の雰囲気があります。2時間までの入浴料は1000円で、貸タオルのサービス(有料)もあります。大広間の回り廊下の先に浴室「お湯の搭」がありました。
その名も「富士の湯」の男湯は半円形の内風呂と段差のある3つの浴槽に湯が順番に流れ落ちる趣向で最初の浴槽が一番熱くなっていました。泉質はNa、Ca、塩化物泉、無色で透明な湯です。神経痛、筋肉痛、関節痛に効能があるそうですからぴったりの温泉です。襟首がひりひりするのは強い紫外線で日焼けしたからでしょう。
階段を上って2階のジャグジーにも入ってみました。晴れていれば富士山が見えるのでしょうが生憎なことに中腹以上がまだ雲に覆われています。
温泉寺には日帰り温泉と食事処のほかにも垣根で仕切られた宿泊施設「夢殿」があります。露天風呂付きの和室がわずか6室とこだわりの宿のようです。
広い座敷のような休憩室「茶話の間」には寝転ぶ人も無くて落ち着いた雰囲気でした。温泉でしばし身体の疲れを癒したあと帰路に着きました。中央高速道路は2ヶ所で渋滞が発生していましたが、ほぼ予定通りの午後5時半に西新宿へ帰着しました。□
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