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2008年11月 3日 (月)

かやぶき民家の里 「美山」

2008_10260207 国道162号(周山街道)をさらに北上してトンネルをいくつも抜けると南丹市、最近知られるようになった福井県小浜(オバマ)市が近い京都府の最北端に入ります。美山町安掛(みやまちょうあがけ)の三叉路を右折して府道38号に入って東へ向かいました。

 

今年6月、洛北をドライブした時に断念した北村が次の目的地です。美山町は北山杉の産地としても知られる風光明媚(めいび)な地です。道路に沿って流れる川はいつしか由良川に変わっていました。この由良川は舞鶴と宮津の間で若狭湾に注いでいますが、丹後半島の旅では綾部市を通過する時に由良川沿いをドライブしました。

 

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安掛から3kmほど東に走って北村地区(美山町北)に到着しました。白尾山の麓に入母屋造の茅葺(かやぶき)民家が並んでいます。現在50戸中38戸が茅葺屋根の建築である集落で、萱葺の建築数では岐阜県白川村荻町と福島県下郷村大内宿に次ぐ全国第3位の集落です。この地方では茅葺のことをくず屋葺とも言い、茅、麦わら、麻の軸木(おがら)を組み合わせて屋根を葺いているそうです。(北村のhpによる)

   

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網の目のように結ばれた小道を散策しながら、「かやぶき交流館」「藍美術館」「民族資料館」「知井八幡宮」などに立ち寄りました。

 

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9月初めに訪れた福島県の大内宿とはまた違った農家の雰囲気がよく残されていました。山麓の傾斜地にありますから各戸は石垣が築かれて家の周囲に果樹や畑があります。郵便ポストももちろんレトロです。

 

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北山型と呼ばれる屋根の破風(はふ)に施された棟飾りの「千木」(ちぎ)は凝った構造です。この地で「馬乗り」「雪割り」とも呼ばれるそうです。妻面上部には「小間」(こま)と呼ばれる三角形の破風に空けられた穴が目に入りました。風通しや囲炉裏で発生した煙を抜くためにあるそうですが、家紋をあしらったようなデザインが洒落ています。なかには瓦を葺いた屋根もありました。

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集落を歩いていると茅葺屋根の民宿「とみ家」に昔懐かしい農機具が置かれているのを見つけました。同行者は古民家には興味がないようです。「きび工房」で黍(きび)・粟(あわ)・もち米で作った「餡餅」(餅三彩)を土産に買っています。

 

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このまま府道38号で佐々里峠を経由して鞍馬街道で市中に戻るつもりでしたが、日がだいぶ傾いてきましたのでこの日は時間切れのようです。往きと同じ国道162号で京都市街へ戻りました。

<同行者のコメント> 周山の町を通り過ぎた交差点から広い直線道路に入ってもわが家の運転手さんはいつものようにスピードを上げません。変だなと思っていると運転手さんが「やっぱりネズミ捕りだ」と指差します。おまわりさんが数名立っていました。「どうして分かったの」と聞くと、「やばい雰囲気を感じた・・・」と言いますが偶然だったと思います。でも高速道路ではいつも一定のスピードで走っています。どうして車線をうまく選べるのか不思議でした。これも聞いてみると「3-4台先の車の様子をいつも見ているから自然に車線変更ができる」と。私にはよく分かりませんがとにかく助手席で安心して寝ていられるのはいいですね。

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