年末の川崎大師
四国遍路の執筆を小休止します。わが家では年末恒例にしている行事のため3日前の日曜日に家族全員が揃(そろ)いました。近くのお寺へ両親の墓参りに出かけたあとは川崎大師へ参拝です。10月に誕生したばかりの新しいメンバーが加わって今回は10人に増えました。
飴(あめ)を切る音と物売りの掛け声が両側から賑(にぎ)やかな参道を歩きます。昨年末に受けた護摩札をお返しして新たに護摩をお願いする横で子供たちも自ら進んで護摩を申し込んでいます。信心深い一家になったようです。ちなみにわが家の宗派は真言宗ではありませんがそれほど拘(こだわ)らなくてもいいでしょう。
受付所で護摩を申し込んだ後は待ち時間を利用して山門前の蕎麦膳「はやま」で年越し蕎麦です。メニューを見ながら例年以上に賑(にぎ)やかです。隣に座るオチビちゃんは天婦羅の写真を指差しています。私は好物の鴨南蛮そばを注文しました。
大本堂で護摩札をいただいたあとは、これも恒例ですが、干支の人形を高橋太一商店で求めました。今年は純白が綺麗な丸福牛です。
子供達がすぐ近くのセルフカフェ「珈琲茶房 餅陣住吉」で「くずもちサンデー」や「マザー牧場のソフトクリーム」を頼んでいます。前夜のテレビ東京「出没!アド街っく天国」で紹介されたことを子供達に話したのです。味見をさせてもらうと「久寿餅本舗住吉」の葛餅とソフトクリームの組み合わせが評判通りの美味しさです。
昨日、オチビちゃん達が帰って行ったことで同居者と二人の静かな生活に戻りました。大晦日は自宅で過ごすことにして数年ぶりにNHK紅白歌合戦を観るつもりです。馴染みの歌手が例年よりも多いことが楽しみです。布施明さん、美川憲一さん、前川清さん、石川さゆりさんが懐かしい歌を歌い、秋川雅史さん(千の風になって)、ジェロさん(海雪)、徳永英明さん(レイニーブルー)、氷川きよしさん(きよしのズンドコ節)、中村美津子さん(河内おとこ節)、水森かおりさん(輪島朝市)、伍代夏子さん(京都二年坂)、天童よしみさん(道頓堀人情)、坂本冬実さん(風に立つ)も出演します。同居者が期待するのは秋元順子さんの「愛のままで・・・」、熟年世代の女性に人気があるそうです。
今夜はこの紅白歌合戦に続いて東急ジルベスターコンサートとベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサート2008(いずれも生中継)まで音楽三昧の時間を楽しむつもりです。そして思いのほか長く困難であった四国遍路の旅を振り返ったり、来年の心積もりを反芻(はんすう)したいと思います。
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