京都の紅葉: 高台寺
東名阪自動車道から今春に開通したばかりの新名神高速道路に入る頃には日が昇ってすっかり明るくなりました。鈴鹿トンネルと甲南トンネルを抜けた信楽IC付近では濃い霧が立ち込め、その霧を抜けると高速道路の周辺の木立もすっかり色付いています。
名神高速道路京都東ICから国道1号に出ました。さらに東大路通を600mほど北上して東に入ると高台寺に到着です。豊臣秀吉の正室である北政所(きたのまんどころ、高台院)が秀吉の冥福を祈るために建立したこの寺は京都における紅葉の名所のひとつです。10月下旬の三尾に続いて今年4回目の京都訪問です。
駐車場から高台寺の境内に向かいました。苔の美しい前庭を抜けて入口から庫裏の横を通って湖月庵前に出ると紅葉の先に大雲院の祇園閣(国登録有形文化財)が聳えていました。大倉財閥の創始者である大倉喜八郎が別邸内に建てた展望台だそうです。名前の由来は塔の上部にある祇園祭りの鉾をデザインした飾りにあるようです。
書院から方丈に回って方丈前庭をしばらく眺めました。
庭園の先には開山堂(重要文化財)と観月台(重要文化財)、中門の先には臥龍廊(がりょうろう)を背景に真っ赤に色づいた紅葉が臥龍池に映えています。
霊屋(重要文化財)に参拝したあとは高みにある茶室の傘亭(重要文化財)と時雨亭(重要文化財)へと足を伸ばしました。傘亭は屋根の竹組み構造が傘のようになっていることが名の由来で、茶室へ舟から入る構造にも伏見城に建てられた時の様子を残しています。高台寺に移設された時ににじり口が追加されたと説明員の方から聞きました。時雨亭も伏見城から移設された二階建ての構造が珍しい茶室です。
竹林の階段を下りて石畳の「ねねの道」に出ました。以前、東本願寺の大谷祖廟を訪れた時に円山公園から清水寺まで歩いた人気散策路です。
一念坂と二年坂から産寧坂へと前回歩いた散策路を辿ると舞妓姿の女性を見かけました。その風情からコスプレの観光客のようです。
急な坂を上って駐車場に戻りました。法観寺の「八坂の塔」が眼下に見えます。その背景には京都駅前の京都タワーも望めました。
<同行者のコメント> 1ヶ月前に三尾を訪れた時はやはり時季が早すぎましたね。テレビで見る京都の色鮮やかな紅葉はきっと絵の具を塗っているのだろうと思っていましたが今回はその華やかな紅葉が見られました。でも高台寺は二度目ですよ。(続く)
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投稿: | 2008年12月17日 (水) 09時53分