四国遍路: 高知県編(完)
次は高知県で最後の39番延光寺(えんこうじ)です。下ノ加江から県道21号で三原を経由するのが近道ですが、国道321号で四万十市へ向かいました。前日の黄昏時にドライブした四万十川に架かる佐田の沈下橋を見物するためです。
伊豆田坂トンネルを抜けると四万十市の間崎で四万十川縁に出ました。堤防上をしばらく走ると前方に四万十大橋が見えてきました。その上流に架かるのは国道56号の渡川大橋でしょう。
国道56号に入って高橋分岐から旧道へと右折、昨日も通過した四万十川大橋の袂(たもと)から川沿いに遡(さかのぼ)るつもりでしたが、そちら方向は行き止まりです。一旦四万十川から離れました。国道441号を北上して、佐田方面への脇道に入ります。200mほど行過ぎたところから川原に下りると佐田沈下橋がありました。
徳島県で渡った吉野川の沈下橋よりも幅が狭く、かつ転落防止用ブロックもないため、上部がのっぺりとした沈下橋が対岸に伸びていました。慎重に車を走らせました。他にも写真撮影をする人を見かけました。
折角だからと、もう少し上流にある三里沈下橋にも立ち寄ることにしました。道路脇に番号が書かれた標識がいくつも設置されています。何だろうと思っていると大型トラックが前方から迫ってきました。擦れ違い場所を示す標識でした。何台ものトラックと擦れ違って三里沈下橋に到着です。
砕石現場のすぐ横です。「発破に注意」の看板が目に入りました。沈下橋は急坂を下りた場所にあります。佐田沈下橋とほぼ同じです。時間を大分ロスしましたので、車で渡るのは止めて、次の目的地である延光寺へ向かいます。
国道56号に戻るのは遠回りですから川登大橋から県道50号で宿毛市との市境にある有岡へ向かいました。途中で道路工事が行われていましたが順調に国道56号に入ることができました。昨夜も走った国道ですから見覚えがあります。
宿毛市平田町で案内標識に従って右折すれば1km余りで39番延光寺に到着します。小さな門前町を抜けて駐車場に車を停めました。石段の上の仁王門から境内に入ると赤亀の像が出迎えてくれます。
立派な庭を抜けると右手に本堂、左手に大師堂があります。
高知県(土佐)は札所が16箇所と少ないのですが、次の寺までの距離が長い区間が多いため、遍路には鬼国と恐れられ、修行の道場とも言われます。何とか無事に延光寺で打ち終えです。
続いて愛媛県の札所遍路に向かいます。
<同行者のコメント> 暗いうちに朝日を見に出かけたり橋へまわり道をしたりで忙しい遍路ですね。だいぶお寺をまわったことで般若心経と真言が少し上手くなりましたよ。□
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