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2009年1月11日 (日)

高野山へ御礼参り

大阪から高野山へ行くには近畿自動車と和阪自動車道で和歌山を経由するのが一般的ですが今回は最短距離の一般道を選びました。近畿自動車道に並行する府道2号(中環)を藤井寺市まで走り、国道170号(外環)と国道371号(高野街道)を経由して紀見トンネルを抜ければ、和歌山県に入ります。紀ノ川沿いの橋本市まで坂道を下った先はルートに2つの選択肢があります。そのまま国道371号を走るコースと国道370号に入るコースです。帰路に371号へと周遊することにして国道370に入りました。

さらに国道480に入って曲がりくねった急な山道を上ると高野山に到着します。大変な人出です。金剛峯寺(こんごうぶじ)の駐車場が満車なのは昼時だからかもしれません。20分ほど待ってやっと空いた一番端の狭い場所に何とか駐車できました。

駐車場から道路を横断してなだらかな石段を上った山門を入ると総本山金剛峯寺の境内です。門をくぐると右手に鐘楼が見え、木陰に雪が積もっていました。大玄関前を過ぎた一般参詣入口から金剛峯寺に入りました。

 

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納経場で朱印をいただいたあとは堂内を見学させていただきます。蟠龍庭(ばんりゅうてい)などを見たあと新別殿の大広間でお茶をいただきながら弘法大師の御影、曼荼羅(まんだら)、阿弥陀聖衆来迎図を拝見させていただきました。真然廟(しんぜんびょう)にも少し離れた場所から参拝しました。真然大徳は高野山第二世座主で、弘法大師の甥にあたる人です。見学路の最後に見た台所の様子が珍しいです。退出する時に大玄関から入られる高僧をお見掛けしました。

 

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奥の院に向かいました。弘法大師さまが入定されている聖地です。駐車場に車を停めて一の橋から中の橋へと参道を歩きました。

 

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諸大名の墓石や記念碑、有名企業の墓石が参道の両側に並んでいます。なかには「しろあり やすらかにねむれ」と書かれた慰霊碑(日本しろあり対策協議会)などユニークなものが目を惹きました。

 

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2kmと長い参道の奥は聖地で御廟橋の先は撮影禁止になっています。弘法大師御廟に参拝したあとは納経所で納経帳の最初のページに御朱印をいただきました。「満願成就おめでとうございます」の言葉をお坊さんから掛けていただくと実感が湧いてきました。奥の院ではカラー印刷された御影もいただきました。

   

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2時半になりました。まだ時間がありそうですから国道371号で大阪方面へ戻るのではなく高野山龍神スカイラインに入りました。スカイラインを快調に走ると高度が上がって1000mを越えます。

 

2008_12090130国道371号(龍神街道)と合流すると見晴が良い場所が続きますが、山陰に入ると残雪が目立つようになります。道一面が真っ白の場所もありますからブレーキを使わないようにアクセルだけで慎重に運転しました。

 

白口峰(1110m)・笹ノ茶屋峠と護摩壇上山を抜けて60kmほど南下するとちょうど1時間で龍神温泉に到着しました。熊野古道を訪れた時に立ち寄りたいと思った美人の湯で知られた温泉です。同行者も喜んでくれると思ったのです。

 

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温泉隋道の手前から日高川沿いの旧道に入った場所です。吊り橋の脇を抜けた辺りに温泉旅館が数件並んでいました。役の行者が発見して弘法大師が開湯されたと伝えられるこの龍神温泉は1300年の歴史があるそうです。

 

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日帰り温泉は「龍神温泉元湯」です。利用料金は600円。階段を降りた場所に男湯がありました。内湯には浴槽が2つ、露天風呂は岩風呂です。泉質はナトリウム炭酸水素塩泉です。時間の関係でしょう、入浴客がほとんどなくてゆっくり湯を楽しみました。龍神温泉は群馬県の川中温泉と島根県の湯の川温泉とともに「日本三美人の湯」のひとつに数えられます。

   

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4時半になりました。道路が凍結するかも知れませんので急いで国道371号を和歌山市方面に向かいます。山峡の温泉がある十津川や熊野古道の中辺路への分岐点を過ぎて、国道424号に入り、さらに切目川沿いの国道425号を快調に走りました。道幅は広くありませんが通行量が少ないのが良いです。県道27号と県道28号を経て阪和自動車道の南部(みなべ)ICに到着しました。紀ノ川SAまで約70kmを一気に走ったあと休憩をかねてレストランで夕食です。私は鯛茶漬け、同行者はまぐろ丼を注文しました。まぐろ丼は茶付けとしても食べられます。いずれも美味しく食べました。

 

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あと100km余りで大阪の吹田JCTです。このまま走り続ければ真夜中には帰宅できますが、やはり無理は避けて大阪でもう一泊することにします。

今回のドライブ遍路の総走行距離は約3,250km(カーナビのTPでは3,165km)でした。移動平均速度は54.5km、平均燃費は満タン法でリッター当り14.5kmとまずまずの結果が得られました。そのうち高知県から愛媛県にかけての山道が多い区間は燃費が11.8kmと低下しましたが、高速走行の東名と名神高速道路の区間は15.2kmと満足できるエコドライブになりました。

 

<同行者のコメント> 高野山の奥の院へ向かう道が下り坂なのが不思議でした。四国のお寺では奥の院が険しい山の上にあったからです。それから会社のお墓が参道ぞいに並んでいることにもびっくりしました。龍神温泉へ向かう山道は雪が積もっていてとても怖かったですよ。でもそのあとに美人の湯に入ることができて良かったです。

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