九段-北の丸公園-竹橋エリアを散策
旧東海道のドライブ旅はまだ続きますが息抜きのショートブレイクです。昨日、千代田区の九段へ出掛けました。「クラウド・コンピューティング」のセミナーに参加するためです。長時間の聴講で疲れた頭を癒(いや)すために九段界隈を散策することにしました。会場のベルサール九段から地下鉄九段下駅方面に戻る途中に「滝沢(曲亭)馬琴 硯の井戸跡」の立て札をあるマンションのエントランスで見つけました。九段下駅近くの公園には一風変わったものが置かれています。台座に埋め込まれた説明を読むと「寿人遊星」は1986年にハレー彗星が接近したことを記念して作られた彫刻とのこと。
ここは靖国通りの俎橋(まないたばし)の袂(たもと)です。変わった(読みにくい)名前は江戸時代に日本橋川(外堀)に架けられたこの橋が俎のように単純な形をしていたことによるとする説もあるそうですが由来ははっきりしないようです。現在の橋は首都高速の下を抜ける靖国通りの交通量の多さに合わせて鉄製に変わっていますが、やはり俎のように実用一点張りの形をしています。
靖国通りに出て九段坂を上ります。九段の地名の由来が説明されていました。
北の丸スクエア・ビルの奥にある築土(つくど)神社の入口を探すと「北の丸スクエアザ・テラス四季彩の庭」が目に入りました。ビルのオープン・スペース(公開空地)に作られた四季を通して花木を楽しめる小さな庭園です。ヤマボウシの花は咲いていますが築土神社へ至る石段は工事中のため残念ながら通行止めになっていました。
東京理科大学前を過ぎた田安門交差点の先が靖国神社です。これまでは拘(こだわ)りがあるため、1度だけ参拝したことがあり、今回で2度目になります。
第一鳥居の先に伸びる広い参道は昔のままのようです。大村益次郎像を過ぎて道路を渡ると第二鳥居と神門があり、その先が拝殿と本殿です。拝殿にお参りしたあと、次回は何年後になるであろうかと複雑な想いで退出しました。
靖国神社の参道入口から見えた塔を目指して靖国通りの横断歩道橋を渡りました。千代田区の花である桜などのタイル画が床に貼られています。レンガ造りの八角形の塔は屋根の上に風見鶏が付いています。名前や説明書きが見つかりません。
竹橋に向かうため靖国通りの坂道を下り始めると行き交う若者達が花束を手にしています。それも一人だけではなく途絶えることなく続く若者達がみな花束を持って黙々と北の丸公園に向かって歩いて行きます。不思議に思って眺めているとダフ屋と思しき男性が「入場チケットはまだあるよ!」と人並みに呼びかけています。ダフ屋のひとりに聞いてみることにしました。返ってきた答は「ザドと言う有名な人の追悼コンサートで倉木麻衣が歌うんだよ」とのこと。
「ザド、ザド、ザド・・・、座頭市!?」と頭で反芻(はんすう)しても「ザド」の意味が分かりません。もう一度ダフ屋さんに聞くのも気がひけます。「若い人」「花束」「追悼」の連想ゲームで分かりました。「ZARD(故坂井泉水さん)」の三回忌追悼コンサートのようです。私の子供が好きなテレビ・アニメ番組「名探偵コナン」の主題歌やヒット曲「負けないで」「揺れる想い」などで人気のある歌手であることは知っています。豊かな感性と透明感のある歌声に強いインパクトを感じたり、メディアへの露出が少ないためミステリアスな印象があり、そして2年前に突然亡くなったことも覚えています。
田安門を入ると大勢の人が白い紙バッグを提(さ)げており、そこには「ZARD」とだけ書かれています。
日本武道館に近づくと入場待ちの群衆が武道館を取り囲んでいまいした。人々が持つのはテント村で販売されている”ZARD CONCERT GOODS”を詰め込んだ紙袋なのでしょう。武道館には”ZARD What a beautiful memory 2009”の看板が掲げられ、建物の周りを半周した場所には献花台が置かれていました。
人の多さに圧倒されて北の丸公園を後にしました。お祭りのように屋台(露店)が歩道に並んで営業しています。その先では「坂井泉水さんの記念館を作りましょう!」と募金活動が行われていました。地下鉄九段下駅やその先の神保町駅方面からも人の列が続いています。九段下交差点を右折して内堀通りに入りました。昭和館の巨大な建物と九段会館のクラッシクな建物が不思議なコントラストになっています。堀端を歩きました。清水門入口の先は清水濠と竹橋が続きます。
平川橋の袂を抜けると前方からジョギングをする人達が次々と走ってきます。若い人ばかりではなく私と同年代の年配者も混じっていました。その人達に感心しながら大手濠沿いに歩くと前方に見覚えのあるビルが見えて来ました。友人との会食によく利用するホテルです。12階のレストランから見える皇居周辺の景色が夕闇に包まれて夜景に変わって行くのが楽しみです。1年振りに会う友人たちと杯を重ねながら、ピアノの生演奏 が静かに流れるなか話が弾み、気が付けば2時間半が経過していました。会話の楽しさと心地よい酔いが全身を包み込んでくれます。
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コメント
コメントをありがとうございます。
ご指摘により当該写真を削除しました。
投稿: 管理人 | 2009年5月29日 (金) 08時51分
非常に気になったので失礼します。
献花台の写真撮影は完全に禁止されています。
献花台の写真の早急の削除をお願いします。
投稿: 通りすがりのZARDファン | 2009年5月28日 (木) 23時43分