旧東海道ドライブ旅(静岡県中西部 その5): 大井川川越遺跡
留守番役の私は昨日のゴルフ中継を堪能しました。ミズノオープンよみうりクラシックで石川遼選手が2回連続でOBを打ちながらもその後は崩れることなくチップイン・イーグルで盛り返して優勝したことに感動しました。この優勝によって英国で開催される今年の全英オープン(The Open)の出場権を獲得しました。もうひとつ嬉しかったことはニュージーランド出身のデービッド・スメイル選手が2位に入って同じく出場権を得たことです。
今からちょうど10年前の4月に同居者とニュージーランドへ旅行した時のことです。帰国するオークランド空港の航空会社ラウンジで隣同士になった赤ちゃん連れのニュージーランド人のご夫妻と会話する機会がありました。社交的な感じの奥様は同行者に気さくに声を掛けてくれました。子供好きの同行者とは話が弾み(私は通訳に徹し)ましたがそのご主人は寡黙な人でした。ご主人がプロゴルファーであり日本でプレーすると説明して航空券の紙袋に書いてくれた名前がDavid Smailでした。奥様の自信に満ちた言葉が印象に残っています。それ以来、ゴルフ・トーナメントで彼の名前を見るたびに応援していました。日本で通算5勝を挙げ、今回の試合で5回目の全英オープン出場が決まり本当に良かったと思います。
本題に戻ります。島田の本通り(県道34号)を西に進みました。旧東海道は大善寺交差点を過ぎた三叉路で左前方へと入って行きます。東海パルプの工場沿いに400mほど狭い道を走ると宿場の雰囲気がある家並みに入り、さらに進むと大井川の堤防に行き当たりました。この辺りが島田宿大井川川越遺跡(国指定史跡)です。遺跡の名称がありますが古い町並み全体を指しているようです。
堤防の上から大井川を一望できます。来た方を振り返ると左手に立派な島田市博物館がありました。
さらに芭蕉句碑、川札(渡河切符)を購入した川会所、川越茶屋、人足が集まった番宿などの町並みが続いています。
漫画風に描かれた川越遺跡案内が大変分かり易いです。渡河の仕組みや川を渡る様子も上手く説明されています。旅籠が何軒か並んでいるのはせっかちな旅人が泊まったのでしょう。島田宿から川越地点まで3kmほどの距離がありますから、川止めが解除されたらいち早く渡ろうとしてこの地に宿泊した旅人の気持ちがよく分かります。
大井川の水を防いだ島田大堤と「せぎ」跡が当時の様子を窺(うかが)わせました。
現在はこの渡河地点で大井川を渡ることができません。町並みをもう一度見ながら県道34号まで引き返しました。大井川橋の手前で県道34号は県道381号に吸収されました。大井川橋(昭和3年建設)が見えてきました。戦前のプラットトラスで最大橋長(1026.4m)があり、アーチ状開口部を持つ切石積の橋脚が16連並ぶ立派な橋です。
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