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2009年9月15日 (火)

旧東海道ドライブ旅: ゴールは熱田神宮

国道1号の熱田神宮南交差点近くで南に折れる旧東海道を離れて北へ向うと熱田神宮の正門(南門)です。午前10時半で昼食にはまだ早いのですが正門前の「あつた蓬莱軒神宮店」には開店を待つ人達がすでに10人近く並んでいます。同店の駐車場に車を停めて最後尾に並びました。幸いなことに長いベンチの端に2人分のスペースが空いています。同行者がさっそく隣のご婦人と話し始めました。静岡からいらした方でグループの代表としてひとり並んで待っていらっしゃるとのこと。他のメンバーは熱田神宮へ参拝されているのでしょう

11時になると店員さんが人数の確認と席の希望を聞いて回ります。1階が椅子席で2階は座敷になっているようです。開店時間は1130分と聞いていましたが15分には店内に案内されました。椅子席を希望する人が多いのか2階へ上がると私達が最初のようです。ふたりとも「ひつまぶし」を注文しました。瞬く間に席が埋まって行きます。

  

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20分ほど待つと配膳されました。蓋を取ると期待通りの鰻が顔を見せました。ひつまぶしの作法に従って、そのまま、薬味入り、茶付け、の順に美味しく食べました。

 

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長く伸びた待ち行列の横を抜けて熱田神宮へ向います。前回参拝したのはいつだったか思い出せませんが境内は以前のままのようです。

 

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小さな橋を渡って参道を本宮へと歩きます。左手に見える弘法大師お手植えと伝えられる大楠(おおくす)は樹齢千年以上とのこと。

 

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拝殿前に横断幕が張られていました。拝殿の屋根が葺(ふ)き替えられたばかりのようで赤銅色に光っています。旅の無事を感謝してお参りしました。そして身内の健康もお礼させていただきました。ちなみに御神体は日本武尊が東征に携行したと伝えられる草薙剣(くさなぎのつるぎ)です。

 

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退出は完成間近の神楽殿前から、ならずの梅、明治期以前の貴重な建物である西楽所(にしがくしょ)を抜けると、こちらまで信長塀が伸びていました。

 

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信長塀は織田信長が桶狭間出陣の際、熱田神宮に祈願して大勝したことからお礼に寄進した塀であり、土と石灰を油で練り固め瓦を厚く積み重ねたもので、日本三大塀のひとつと説明されていました。自分に従わない仏教徒達を徹底的に弾圧し続けた信長もこの時は神頼みだったのです。

宝物館に気づいて覗(のぞ)いてみることにしました。入口を入ったロビーに真柄太刀(まがらたち)が展示されていました。朝倉家臣の真柄十郎左衛門(まがらじゅうろうざえもん)が姉川の合戦で使ったとされる巨大な刀で刃長が221.5cmもあるそうです。長さもさることながら刀身だけの重さが約4.5kgと重いことにも驚かされました。

 

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2009_0906usj0267警備詰所近くでカラフルな鶏を見かけました。ひょっとしたら名古屋コーチン(名古屋種)かも知れません。帰宅後に調べてみました。鮮赤色で単冠の鶏冠(とさか)、赤栗色の眼、鮮赤色の耳朶(じだ)、淡黄褐色の嘴(くちばし)、鉛色(灰色)の脚、羽色はバフ色(淡い黄褐色)が基調、そして雄は羽色がやや赤味が強く、尾羽は緑黒色である特徴がいずれも当てはまるようです。ちなみに名古屋コーチンは中国産の「バフコーチン」(九斤)という名前の鶏と尾張の地鶏を交配させて明治時代に作られた品種で、名前のコーチンは中国産のその鶏に由来するそうです。(名古屋コーチンのhpより) 

2009_0906usj0273 正門から出た所で路面に面白い消火栓の蓋を見つけました。お城と鯱(しゃちほこ)がデザインされて、名古屋市の市章である丸に八の字もしっかり入っています。丸に八の字は市章としてユニークな意匠ですが、明治時代に市章を決める際 適当な候補がなく、尾張藩(尾張徳川家)の略章をそのまま借用したのだそうです。

  

 

<同行者のコメント> 宿場巡りの旅がやっと終るようです。最初は静岡県の宿場と聞いていましたがいつのまにか愛知県に入っていました。このままでは旦那様の好きな京都まで行くのではないかと気が気でなかったのです。と言うのは急に車を停めてどこかへ行ってしまう運転手さんを暑い車内で待つのは辛(つら)いからです。それでも面白かったのは運転者さんがあちこちで、まごついたり、がっかりしていたことです。出発前に立ち寄る先を調べるだけではなく、その様子を想像したメモも作成しているらしくて、実物がそのイメージと違った時の反応だったようです。そして旅の最後に美味しいひつまぶしを食べられてとても良かったです。でも愛知県には温泉がないのですか?

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