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2009年10月25日 (日)

秋の草花

わが家の近くにあるお気に入りの公園に出掛けました。昨年11月下旬に訪れた時は時期外れでしたが、今回は1ヶ月以上も早いので、まだ秋の草花が見られることを期待できそう。園内には多くの来訪者、なかでも幼児を連れた母親のグループが目立ちます。10月も中旬になると夏から初秋にかけて咲いた花が終って寂しげな園内ですが、それでも慎ましやかに咲く花々がありました。(1013日撮影)

最初に目に入ったのはホトトギス(杜鵑)、池を巡った先には稲刈りが終った稲田と秋を代表するススキが黄金色に光っています。

 

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ワスレナグサ(勿忘草)は青色が普通ですがここでは白っぽい花、同じ水辺にミゾソバ、愛らしいキツリフネ(黄釣船)、そしてアザミ(薊)は秋を象徴する花です。

 

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ここでちょっと長い余談です。勿忘草は西洋原産の草花です。この花の名前は昔、ドイツの騎士が恋人のためにこの花を摘もうとしてライン川に押し流されてしまった時に岸に花を投げて”Vergiss-mein-nicht(私を忘れないで)の言葉を残したことが由来と伝えられます。ちなみに英語でも同様に"Forget-me-not"と呼ばれています。 

私は古い映画「忘れな草」(原題はVergiss-mein-nicht1959年西ドイツ・イタリア・スイス合作)を思い出します。ローマに向う機中で偶然知り合った中年のイタリア人テナー歌手と若いドイツ人女性との切ない恋の物語を主人公が歌う美しい曲が彩ります。クライマックス・シーンで主人公が切々と歌う「忘れな草」は観る者の涙を誘い、そして悲しい結末と思われたあとに感動的の瞬間が・・。

本題に戻ります。黄色が鮮やかなセイタカアワダチソウ(背高泡立ち草)が風雨で横倒し、水辺に自生するミゾソバ(溝蕎麦)は先端が薄紅色をした花がまだつぼみです。

 

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秋なのにアジサイ(紫陽花)が小さな花を咲かせていました。その近くには花が終ったヤブミョウガ(薮茗荷)の実が熟して青紫色に変わりはじめています。葉の形が茗荷に似ていることから付けられた名前です。

 

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2009_10130053_2 同行者がクモ(蜘蛛)を見つけました。彼女が蜘蛛の巣の端に触れると巣(ネット)の中心でじっとしていた蜘蛛が驚くほどの素早さでその方向に移動、餌ではないと知るとまた素早くホームポジションに戻りました。その合理的な行動パターンに感心!

キンモクセイ(金木犀)も秋を代表する花です。小さなオレンジ色の花が密集して咲いていました。強い芳香を放つので人によって好き嫌いが分かれます。少し先にあるオケラ(朮)の花は時期を過ぎて枯れていました。山菜(食用)あるいは生薬に利用される草花です。古い言葉で「一文無し」のこともオケラ(螻蛄)と言いますがこちらは昆虫のケラ(バッタの仲間)のことです。前から見た姿が万歳をしているようであることを由来とする説がありますが定かではないようです。今はほとんど使われない表現(死語)かもしれません。

 

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リンドウ(竜胆/龍胆)は残念ながらまだ蕾(つぼみ)です。「りんりん、りーんどうは濃紫(こむらさき)、姉さの小袖も濃紫、濃紫、ハーイのハイのハイ♪」の歌詞が浮かびました。亡くなった母が大好きだった島倉千代子さんの代表曲の一つである「りんどう峠」(西条八十作詞・古賀政男作曲、昭和30年)はデビュー曲でヒットした「この世の花」に続く2曲目です。そして同居者と一緒に訪れた九州の黒川温泉では旅館「夢龍胆」に宿泊したことも思い出しました。クララ(眩草、苦参)はマメ科の夏の花で枯れて黒っぽくなった実が大豆に似ています。生薬に使われますが根には毒があるそうで、これを噛むと苦くてクラクラすることからその名があります。

 

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カマキリと毛虫をみつけました。この毛虫は何の幼虫でしょうか。ここでも蜘蛛が巣を作っています。

 

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キツリフネの花に身体を入れて蜜を集めるミツバチがいます。そして秋といえばコスモス、中でもキバナコスモス(黄花コスモス)が華やかで花言葉は「野性美」です。

 

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<同行者のコメント> 今度はオチビちゃん、コチビちゃん、チビスケくんたちと一緒に来たいです。

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