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2009年11月17日 (火)

三題噺:エジプト考古学・トピアリー・喜多方ラーメン

2009_05130159 帝国ホテルで開催された大手電話会社のフォーラムに出掛けました。情報通信技術(ICT)がテーマですが「ハイテクで探るピラミッドの謎」と題してエジプト考古学者の吉村作治氏が講演されました。一見、場違いのようですが、サイバー大学学長でもある吉村氏はICTと関係の深い人でした。ちなみに同大学はIT総合学部と世界遺産学部を有するインターネット通じて授業を行うユニークな4年制大学です。

2009_10290007 岡山県津山市で偶然食べたホルモンうどんとホルモンご飯を冒頭の「つかみ」に使い、「現地に行ってみないと分からない」ことを示唆しながら講師が話し始めました。30年前に日本へ戻った時にCTスキャンとCG技術を活用して発掘品を扱う手法を採用したことと、考古学でもっとも重要な遺跡発見に用いた電気探査が最初のハイテクであったことを紹介。電磁波を応用したピラミッド探査は100発100中で古いものと新しいもののミスマッチが当時話題になり、ロマンと夢を感じさせるこの手法は今やほとんどの考古学グループが使っていると自負。そして遺跡を発掘したあとの埋め戻しが地下鉄工事よりも大変であり電磁波探査には地球を壊さない利点があると強調します。

2009_10290003 データを用いた予測についても論を展開。経済の領域で予測が当たった試しがないのはデータの蓄積が少ないからとする一方で、過去を知る考古学は5000年の長い歴史があるのでデータ解析は有効であるとした。今の考古学では発見と発掘の結果を分類・数値化することをコンピュータがやってくれるので、その作業中に先を考えることができ、早く結論を出すことができるという。

1956年の「太陽の舟」(4500-4600年前)の大発見に続いて第二の太陽の舟を見つけようとした時に地中に埋まるものの反射を利用できる電磁波を地面に45度の角度で入射することで所在の発見につながった。しかしそれは存在の可能性を示すだけのことであり、さらに約4cmの穴を開けファイバスコープを入れて最終的に確認した。発掘作業は経済状態が悪化して一時中断したが20年契約の準備がこの10月にできた。

さらに衛星を活用することを思いつきロシアの衛星写真を東海大と協力して分析したことが1996年にツタンカーメンの大臣イパイの墓の発掘につながった。その後は手作業(つまりデジタルからアナログ)により2005年に未盗掘・未開封のミイラを発見、世界で3000人居ると言われるエジプト考古学者の中から4つの遺跡を見つけたことで表彰された。すべてコンピュータと電磁波を利用したお陰である。以前はハイテクに反対する先人も多かったが今やハイテクは常識となった。遺跡も当時の最先端技術であり、それを現代の最新技術で探すのは当然と考える。個人、国家、地球の未来を決めるのが政治で、過去の分析と反省から未来をつくることが大事であると講演を締めくくった。

講演内容の面白さとともに吉村氏の話術にも魅了されたあと会場を出て有楽町方面に歩くことにしました。東京宝塚劇場の前を抜けると右手にショッピングモールの日比谷シャンテ、その斜め向かいはイベント広場の日比谷パテオです。「大つけ麺博」が1111日まで開かれていました。人気の24店舗が週変わりで出店しているようです。

 

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私はパティオステーション前に置かれたトピアリーの方に目を惹かれました。蛙、亀、鳥、兎、などなど。ひとつひとつから作った人の発想が伝わるようで楽しくなります。

 

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日比谷シャンテ北の公開広場には東宝映画を代表するヒーロー「ゴジラ」の像があり、その銘版に「このゴジラが最後の一匹だとは思えない。古生物学山根恭平博士 1954113日」と書かれています。最初のゴジラ映画が封切りされた日のようです。千代田区の路上禁煙地区に指定されていますからこの広場も喫煙所になって・・・。

昼食の場所を探しながら晴海通りを有楽町駅方面に渡るとガード下に「喜多方ラーメン坂内」の看板が見えました。ドアを開けて中に入るとちょっとした階段の先にテーブル席とカウンター席が並び、天井がアーチ型をしているのはガード下の店らしくて良い。定番の喜多方ラーメンを注文。待つ間にも客が頻繁に出入りして人気店であることが分かります。福島県など南東北へのドライブ旅を思い出しながら肉厚のチャーシューとコシのある太めの縮れ麺、そしてさっぱりしたとんこつスープを味わいました。平日の昼時は半ライスが無料でサービスされます。ちなみに「喜多方ラーメン坂内」は喜多方ラーメン御三家のひとつである坂内食堂との協力で東京の企業が20年ほど前に始めた喜多方ラーメン専門店で、現在 全国におよそ60店舗(直営を含む)を展開しているようです。

 

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