川崎大師と野天湯元・くりひら「湯快爽快」
わが家で年末恒例の「川崎大師参拝」に家族そろって出掛けました。
昨年の参拝では生まれたばかりの赤ちゃんだったチビスケくんも参道を歩きます。
お護摩祈願を待つ間にこれも例年通りに大山門前の蕎麦膳「はやま」でそばを食べました。天ぷら好きのオチビちゃんは豪華な「天ぷら蕎麦御膳」、そば通のコチビちゃんは「ざるそば」、私は例によって「鴨南蛮そば」、チビスケくんはお母さんから分けてもらった「おかめうどん」を頬張(ほおば)っています。
大本堂に上がりました。お坊さんの説教は「心の元気」について。心が元気であれば悲観的になることが少ないとの主旨でした。祈願の間、オチビちゃんはずっと何ごとかを口に出して唱えています。お父さんから願いごとの作法を教えられて「サッカーが上手くなりますように」とお経のように繰り返していたのです。オチビちゃんにはお坊さん達の読経が願いごとのように聞こえたのでしょう。
「こどもみくじ」に興味を持つオチビちゃんは占いの結果を一生懸命読んでいます。そして芭蕉句碑、つるの池と釈迦如来像、昨年11月に落慶した薬師殿を巡りました。
珈琲茶房 餅陣 住吉の「くずもちサンデー」と干支の置物を求めたあとはオチビちゃんたちの希望で駐車場が接する大師公園の遊具や砂場でしばらく遊ぶことになりました。
今年最後の日帰り温泉は野天湯元・くりひら「湯快爽快」(ゆかいそうかい)を選びました。同じ川崎市内にありますが川崎区の川崎大師と麻生区の日帰り温泉は20数kmも離れています。JR川崎駅西口のラゾーナ川崎とミューザ川崎の前を経由して国道1号と交差する尻手交差点から尻手黒川道路(県道140号、川崎町田線)に入りました。末吉橋交差点から尻手黒川道路は県道14号となり木月交差点で県道2号(綱島街道)と交差、野川交差点付近で第三京浜を潜り、馬絹交差点で国道246号(大山街道)と立体交差、東名入口交差点(東名高速道路川崎IC)と中央卸売北部市場を通過すると麻生区に入ります。
高津区子母口小学校交差点(弟橘媛縁の橘地区)から先はよく整備された道路が続きましたが小田急に行き当たる手前の麻生区上麻生で道路(現在工事中)が途絶えました。新百合ヶ丘駅方面へ迂回して麻生警察署前で県道3号(世田谷町田線、津久井道)に入り、柿生交差点で道幅の狭い県道137号(上麻生蓮光寺線)に反れると所々で拡幅工事が行われていました。川崎市北部の住宅地を抜けた丘陵地帯で尻手黒川道路の終点である黒川の先は東京都多摩市の多摩ニュータウンへと続いています。
和モダンの建物が麻生区片平の道路脇に建っていました。日帰り温泉の野天湯元・くりひら「湯快爽快」はスーパー銭湯のチェーン店で、その名前に住所の片平ではなく隣の栗平が付いています。小田急電鉄多摩線栗平駅に近いことで選ばれたのでしょう。入館料は大人900円、子供400円です。内風呂はすべて白湯ですが露天エリアには天然温泉の「信楽壷湯」、野天岩風呂の「ぬる湯」と「あつ湯」、「うたた寝之湯」、庵(いおり)内の「庵湯」と多彩です。食事処の隣には天然温泉の足湯もありました。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩温泉(旧名称・重曹泉)、いわゆる本格的な黒湯で、コーラのような色の濃さとヌメリ感も感じられ期待以上の良質な温泉でした。「美肌の湯」とも呼ばれているそうです。
今年も当ブログをお読みいただきました皆様、どうぞ良い年をお迎え下さい。
<同行者のコメント> オチビちゃんとコチビちゃんたちと過ごした一週間があっと言う間に過ぎてしまい、今日は子供たちの声がない静かな大晦日となりました。でも川崎大師へ一緒してくれたチビスケくんは正月にも来てくれるようですから楽しみにしています。
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