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2010年3月18日 (木)

南房総の花と灯台(内房編Ⅰ): 保田から勝山へ

久しぶりに南房総をドライブすることにしました。この日はあいにくの曇天、東京湾アクアラインの木更津金田ICを出て最初に向った先は菜の花畑「花ほたる」です。南伊豆町と同様に休耕田を利用したものですが既に閉園していて更地になっていました。夏にはひまわりを楽しめるそうです。(写真は海ほたるから見た川崎の風の塔と木更津方面)

 

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国道16号から国道127号(内房なぎさライン)に入って南下すると広い中央分離帯に菜の花が黄色いベルトとなって続きます。

 

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魚料理「かなや」、浜金谷のフェリー乗り場と鋸山ロープウェイ前を通り抜けたJR内房線保田(ほた)駅のすぐ先にある保田交差点を左折して県道34号(長狭街道)に入りました。富津館山道を潜って保田川に沿って東進、横根峠で鴨川市に入る少し手前を右折して南下すると道路の舗装工事が行われていてローラーが地ならしする前の不安定な路面と固めた後の硬い路面に注意しながら通過、小さなトンネルを抜けると佐久間ダムに出ました。「をくずれ水仙郷」はこの近くのはずと見回しましたが見つけられません。12月から2月までが見ごろでダム湖周辺の水仙も花の時期が終っており水仙をパスして次の目的地に向います。県道に出る前に菜の花が咲く里山の風景がありました。

 

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県道184号(外野勝山線)の快適な道を西に走っていると小さな標識に「江月方面」と手書きされているのを見つけました。江月という地名を見て「江月水仙ロード」があるはずと思わず田舎道へ入りました。枝分かれする道は折れ曲がり、行き止まりがあったりしながら山へと登って行きます。どうも江月は山の向こう側のようで、向う見ずな私ですが、軽トラ用に造られた狭い農道をそれ以上突き進むことを断念しました。

鋸南町(きょなんまち)のJR内房線安房勝山駅東側に菜の花畑が山の麓まで続いています。その一部では田植えの準備なのでしょう、トラクターで菜の花を倒していました。

 

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国道127号に出て大黒山(だいこくやま)方面へ向いました。車を停めて名もない小さな岬へ出ると1kmほど沖合に浮島が見えます。左手の穴が開いた島が「大ボッケ」、その左が「小ボッケ」、いずれもユニークな形をしています。目当ての「勝山浮島灯台」は浮島の上に立っているはずですがこの岬からは見えません。それではと大黒山へ登ることにしました。大黒山は昔、勝山城があった場所で、石橋山の戦いに破れた源頼朝が真鶴半島から安房国へ逃れた際に従臣した地頭安西氏の出城だったと説明されています。階段がよく整備されていますが急な昇り道が大黒山を一周するように続いて鹿児島の指宿にある開聞岳(かいもんだけ、海抜922m)に登ったことを思い出します。

 

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10分ほどで山頂(標高75m)に到着、コンクリート製の展望台に上がると周囲がよく展望でき、浮島の上に「勝山浮島灯台」が見えました。案内板に水戸光圀も鎌倉へ行く途中に大黒山へ立ち寄ったこと、北条水軍と戦った里見水軍、東京湾に入る鯨を見つけて合図する州崎から勝山まで拡がる昔の広域看視システムが説明されていました。

 

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勝山漁港の後ろにそびえる大黒山の頂上に見える城のようなものが展望台です。

 

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薀蓄です。里見水軍とは上野国(こうずけのくに)清和源氏新田氏の流れを汲む里見氏が海賊を基盤に作った海軍。里見氏は鎌倉幕府軍に破れたため安房国に移って安房国や上総国を勢力下に置いた室町時代後期の大名で、滝沢馬琴の作になる「南総里見八犬伝」のモデルになりました。ちなみに大黒山から5kmほど東南に位置する南房総市の富山(とみさん、標高350m)の中腹には「伏姫籠穴」があるそうです。(続く)

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