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2010年5月 8日 (土)

八ヶ岳周辺の清水と古代遺跡(1) 茅野市の殿様水・中ッ原遺跡・お茶清水

ゴールデンウイークの渋滞が解消した中央自動車道で中信州(なかしんしゅう)を目指しました。新緑を求めて水の豊かな中信州の茅野市と小海町を訪れるためです。諏訪ICから国道152号(ビーナスライン)に入って、御座石(ございし)交差点を左折して県道192号(ビーナスライン)で上川(かみかわ)沿いに北上、米沢(よねざわ)地区に入ると県道は右に大きくカーブして東へと向きを変えます。

 

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北大塩口交差点を左折して狭く曲がりくねった道を1km余りで出た県道424号へと左折、川沿いに800mほど北西へ進んだ山間部で県道がほぼ直角に折れ曲がる場所に「殿様水」と書かれた石碑が立つ小さな公園がありました。

 

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殿様水は高島藩主・諏訪忠怒(すわただみち)公が巡検の帰りに立ち寄った際、村役人がこの水を差し上げたところ「甘露、甘露、これぞ天下の名水なり」と言われたと伝えられ、殿様水と呼ばれるようになったそうです。

 

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県道424号を引き返した十五社神社前を右折、県道192号へ戻って約2km東進、花蒔(はなまき)公園の手前を右に入ると「中ッ原(なかっぱら)遺跡」がありました。

 

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縄文時代中期前半~後期前半(約5,0004,000年前)の集落跡で、昭和初期から行われた発掘で竪穴住居址(たてあなじゅうきょし)が約200軒発見されています。

 

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そして中ッ原遺跡を一躍有名にしたのは、平成128月に全長35cm程で顔が逆三角形の大型仮面土偶「仮面の女神」が出土したことです。その特徴は胴部に施された手の込んだ紋様とはっきりと模(かたど)られた女性器で、完全な形をした国内最大級の土偶として2006年に国の重要文化財に指定されました。

 

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発掘現場にある「仮面の女神」(下の写真で横たわっている)と浅鉢形土器(重要文化財)はいずれもレプリカで、本物はすぐ近くにある(3kmほど離れた)尖石縄文考古館に展示されているそうです。

   

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県道192号に戻って500mほど先(立体交差の手間)の道路脇にお茶清水があります。武田信玄が北信濃の村上氏攻略や上杉謙信との川中島の合戦のため幾度も軍勢を率いて茅野を通過しましたが、お茶清水」はそのルート沿いにあった湧水で、ここで休息をとった信玄がお茶を立てて一服したと伝えられます。

 

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湧き水は涸(か)れているものの「中の棒道」との間を清水が流れていました。

 

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注釈; 遺跡や名所の説明は蓼科高原のhpを参考にしました。(続く)

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