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2010年6月 5日 (土)

湘南ドライブ(前編)

湘南へドライブに出かけました。その動機付けは友人の「悠遊写真館長さん」が藤沢市で写真の個展を開催すると招待状を送ってくれたことです。湘南へはこれまでも良く出掛けていますが、今回は前から一度訪れたいと思っていた場所も含めてドライブプランをまとめました。

藤沢へ向うルートとしては国道1号あるいは国道246号が便利ですが、今回は後者を利用して大和市から国道467号(藤沢街道、町田街道)で南下するルートを選びました。片側1車線のため交通渋滞のメッカですが当日は平日でもあり問題はないだろうとの判断です。国道246号の山王原東交差点からほぼ一直線の道が続きます。

2010_06020003 東海道新幹線を潜ると道は藤沢市に入り、湘南台・善行を通過して約8km走って急坂を下りると白旗神宮の先で国道1号(藤沢バイパス)と立体交差、藤沢市の本町で国道467号は左折します。藤沢橋交差点を左折して県道30号の陸橋でJR東海道線を越えると藤沢警察署、大きな看板に見とれて警察署に突入しないように注意しながら三差路を左手に入って鵠沼海岸を目指しました。

2010_06020028 最初の目的地は鵠沼(くげぬま)海岸の東隣に位置する鵠沼松が岡です。事前に番地まで調べていますが、これまでの失敗経験を生かして、今回も地元の施設で場所を再確認することにしました。立ち寄った先は鵠沼公民館です。その中にある「鵠沼郷土資料展示室」で確認すれば間違いないはずです。駐車場に車を停めてその展示室に向うと廊下の照明が落とされて薄暗いのです。またもや私に不運が待ち受けていました。月中旬に前回の展示が終了、次回展示は月中旬になる旨のポスターが貼られています。注釈; 鵠は「くぐい」とも読む白鳥を意味する古名

2010_06020004 せっかく立ち寄った公民館ですから職員の方に駄目元で尋ねてみました。同じことを聞かれたことがあるようで別の職員の方を呼んでくれました。展示室には詳しい資料があるはずと断って、地元の詳しい地図で私の探す場所を丁寧(ていねい)に教えていただきました。その場所には何の表示もないとのこと。事前に調べた鵠沼松が岡1-18-9は正しかったようです。教えていただいた道順に従って小田急江ノ島線の鵠沼海岸駅付近から線路と並行して伸びる商店街を歩きました。

2010_06020008 商店街が途絶えてしばらく歩いたところで線路際の道に移り、車が進入できない小さな踏切を渡ると目的地に辿(たど)り着きました。公民館から1km弱の距離です。隣の鵠沼松が岡2丁目にあった町内案内図は1丁目18番9号の隅に一軒の名前が示されているだけで、その他の広い敷地に書かれた名前が白く塗り潰(つぶ)してありました。この区画全体が捜し求めた場所のようです。

2010_06020016 そこは真新しい瀟洒(しょうしゃ)な住宅と古いお屋敷が混在する場所でした。戦前のことですが、元の総理大臣廣田弘毅氏が政治の表舞台から身を引いて移り住んだ別荘跡なのです。司馬遼太郎氏の「落日燃ゆ」を読んだ時に思い描いた場所です。今は敷地が細分化されて当時の別荘の様子は窺(うかが)い知れませんが、しばし留まって60年以上前には湘南の別荘地であった鵠沼の佇(たたず)まいを想像してみました。

2010_06020025 公民館まで戻る途中、旅館「東屋」跡にも立ち寄りました。「明治後期から昭和初期にかけて尾崎紅葉をはじめ、武者小路実篤、谷崎潤一郎、芥川龍之介ら近代文学の旗手達が相次いで旅館東屋に来遊、逗留し、この宿で想を練り、執筆するなど、それぞれの文学世界を創造した」と説明されています。(続く)

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