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2010年8月21日 (土)

自己流高速ドライブテクニック ブレーキ操作

2008_12060013高速道路での急ブレーキは厳禁です。スリップして前方の車に追突する恐れがあるだけでなく、時には車体のバランスを失ってスピンや横転することにもなりかねません。急ブレーキをかける原因はいろいろありますが2つのカテゴリーに分類されると思います。 
 

2008_12060014一つ目のカテゴリーは、他の車が突然車線を変更して自分の前に割り込んで来た時、あるはICやSA・PAの加速レーンから車が無理に本線へ進入した時の危険回避などの外因によるものは止むを得ませんが、その危険性をいつも予期しながらドライブすべきでしょう。
 

2008_12060015_2そして2つ目のカテゴリーは運転者自身に原因がある場合です。無理な追い越しでスピードを出しすぎて追い越し車線を走行する前の車に追突しそうになる、あるいは車間距離を詰め過ぎたことでブレーキを頻繁に使う、前の車がブレーキを軽く掛けたことで慌(あわ)てて急ブレーキを踏む状況などが考えられます。これらはよく見かける危険な運転の例です。

高速道路に限りませんが、減速の基本はエンジンブレーキを用いることです。アクセスを緩(ゆる)めることとギアダウンの操作を併用して減速するようにして、ブレーキは停止するため、あるいは急な割り込みなど予期しない危険を回避する時にだけ使いましょう。

参考情報です。首都圏の高速道路には急な坂はそれほどありませんが、少し足を伸ばした東名高速道路の牧ノ原SAの前後、関越自動車道の赤城IC-水上IC間、同土樽PA-湯沢IC間、上信越自動車道の碓井軽井沢IC周辺、名神高速道路の伊吹PA-養老SA間、同関が原IC周辺、中央高速道路の笹子トンネル-釈迦堂PA間、同須玉IC-長坂IC間、同小仏トンネルや談合坂トンネル周辺などが記憶に残っています。そして高速道路ではありませんが、富士山の須走口新五合目駐車場から下りるふじあざみライン(県道150号)は下半分が一直線の長くて急な下り坂でした。

2008_03110011上記の急ブレーキと違う使い方は渋滞時の危険回避策としての短いブレ-キング(軽く踏む)の繰り返しです。ハザードランプを使っても良いのですがブレーキランプを点滅させて後続車に渋滞の存在を示すことは自己防衛につながります。そして渋滞の最後尾に差し掛かる前からエンジンブレーキを使って減速すればさらに有効だと思います。 

2008_03110014ブレ-キングはガソリンの無駄使いであると心得ましょう。ガソリンのエネルギーを車体の運動エネルギーに変えたあと、ブレーキを踏むことで、それを捨てることになるからです。つまりブレーキを踏むたびにガソリンタンクからガソリンを外へ捨てているようなものなのです。 
 

2008_03110017加えてブレーキペダルを頻繁に踏むとブレーキシューやブレーキパッドが磨耗して寿命を縮めますが、それだけではなく連続して使い過ぎるとブレーキドラムやブレーキディスクを加熱させてベーパーロック現象を引き起こし、いざと言う時にブレーキの利きが悪くなってしまう恐れもあるのです。 

ちょっと細かい話になりますが、渋滞で何分も動かない場合にはドライブ(D)レンジに入れたままでブレーキを踏み続けると、トルクコンバータに過度な負荷が掛かりますから、セレクトレバーをパーキング(P)またはニュートラル(N)にシフトして待機すると良いでしょう。 

2008_12060156サイドブレーキ(補助ブレーキ)についても少し触れます。オートマチック車を駐停車させる時にはシフトレバーをパーキング(P)に必ず入れますから、サイドブレーキは不要ではないかと考える人がいるかも知れません。あるいはエンジンを掛けたままドライブ()で一時停止する時に役立つのではとの考えもあるかも知れません。

2010_03160369いずれも正しくはありません。サイドブレーキは車を動かなくさせるのが目的ではなく、あくまでも補助ブレーキとしてシフトレバーをPに入れたた上で利用する、あるいは急な上り坂で発進する時に車が後退しないようにするために使うものです。ブレーキペダルとアクセルペダルを同時に操作できる上級者には不要かもしれませんが・・。

余談です。40年以上も前のことですが踏み切りの手前でフットブレーキが利(き)かないことに気付いてパニックに陥(おちい)りそうになったことがあります。後で自動車屋に調べてもらうとプレーキ系統の油圧パイプが損傷して油が漏れていたのです。スピードを出していなかったことと電車が踏み切りに差し掛かっていなかったことは正に幸運、サイドブレーキを思いきっリ引いたことで、踏み切りへ突入する直前で車が止まってくれました。クワバラクワバラ!!

2010_04160021つまりブレーキは車を止めるための機能と心得て、減速はエンジンブレーキで行うのが望ましいのですが、エンジンブレーキだけで減速することは意外に難しいのです。そして、スピードの出し過ぎ、ギアの選択が良くない、車間距離が不十分、などを犯すことで安全運転が損(そこ)なわれてブレーキを頻繁(ひんぱん)に使う必要が生じるのです

とは言っても、これまでに説明した3つの操作のうちではブレーキ操作(減速)が一番難しいため、上述したすべての項目を直ちに実行することは困難でしょう。実行しやすい減速テクニックから一つずつ習得されることをお勧(すす)めします。(続く)

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