虚空蔵谷川畔桜並木
夜来の雨も天気予報通り午前9時頃に止みましたのでもう一箇所の穴場へ向かいました。今回は京都府京田辺市大住にある虚空蔵谷川(こくぞうだにがわ)です。岩清水八幡宮に近い国道1号(京阪道路)の八幡一ノ坪交差点から府道251号で京田辺市方面に2kmほど入った場所です。ちなみにこの川は京田辺市西部境の虚空蔵谷に源を発して北へ流れ、同市の花住坂・大住・松井地区を貫流して、八幡市との境付近で大谷川支流の防賀川(ぼうががわ)に合流、さらに淀川へと注(そそ)いでいます。また名前の由来は無限の智恵と慈悲を持つとされる虚空蔵菩薩(ぼさつ)を祀(まつ)る虚空蔵堂が水源の近くにあることによるそうです。
京田辺市の桜の名所は虚空蔵谷川の両岸に約1kmに渡って桜並木が続いています。ソメイヨシノ(染井吉野、約270本)やオオシマザクラ(大島桜)などが地元の西八桜並木愛護会で維持管理されているようです。
その景色は東京・目黒区にある目黒川の桜並木(下目黒から池尻大橋まで・花散らし)をずっと小規模にしたものかもしれません。とは言っても観光客向けの洒落(しゃれ)たショップは皆無(かいむ)ですが・・・。
雨上がりのためか訪れる人は他にありません。お花見のシーズン中には提灯やぼんぼりでライトアップされと聞いた装飾類もありませんからなおさら寂しいのですが、オチビちゃんとコチビちゃんが遊歩道を自由に歩き回れることは好都合です。
出発地点の大住保育園脇から左岸に造られた遊歩道を上流(南方向)の大住小学校方面へ歩きました。
小学校の先にある大住幼稚園の裏手で桜並木は途切れます。
西の方向が開けて第二京阪道路とその先の山々が見えます。京都と大阪の両府境にある天王山(てんのうざん)から高槻(たかつき)市へと続く山並みでしょう。
下流方向へも歩きました。
左岸の遊歩道は橋を渡って右岸へ移りますが、雨が上がったばかりで足元が悪そうですので、ここで引き返すことにしました。
帰宅後に確認するとまだ300mほど続いていたようです。
<同行者のコメント> 吉野へ行けなくて残念でしたね。でも植物園と川沿いの桜並木はとても良かったですよ。お花見をする人が少なくて、オチビちゃんとコチビちゃんと一緒にお花見が出来たのは楽しい思い出になりました。
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