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2011年10月31日 (月)

旧東海道のドライブ旅 「矢橋の渡し」と天然温泉「ニューびわこ健康サマーランド」

一旦国道1号に出て草津宿の外(はず)れにある立木神社へ向かいましたが、立木神社前交差点も左折出来ませんので、国道1号へ引き返しました。旧東海道沿いにある立木神社は古くより交通安全厄除けの神社として信仰を集めていたそうです。

立木神社の南にある矢倉橋へ向かう前に、国道1号(旧道)の矢倉中央交差点の先にある「本家さぬきやセルフ草津店」で昼食を摂ることにしました。「本家さぬき」の名前がありますが、大阪出身のうどんチェーン店です。神戸出身の人気店「丸亀製麺」と同様に讃岐とは直接関係がないのです。
 
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私は「カレーうどん」(380円)、同行者は「ざるうどん」(280円)と「てんぷら」(シェア用)を注文。カレーうどんの写真を撮っている間に同行者は「ざるうどん」を大半平らげていましたので、残念ながらその写真はありません。値段の安さと食感が讃岐うどんらしさを感じさせました。
 
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旧東海道に入って新草津川に架かる矢倉橋を南から北へ渡りました。
 
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矢倉橋を渡り切った右手にある小さな公園に黒門の案内板と草津宿立場の浮世絵看板が立っています。
 
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立木神社へ向かう旧東海道です。
 
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東海道と矢橋街道の追分(ひょうたんを製造販売する店・瓢泉堂の角)には、「右やはせ道、これより廿五丁」と刻まれた矢橋道標が建っており、東海道はここから陸路を進む本道と、矢橋から琵琶湖を船で渡り大津に出る道の二通りありました。矢橋街道(矢橋道)は25町(約2.7km)の道ですが、現在は東海道線で分断されたため、徒歩の人も近くのガードへ迂回する必要があります。

私は直進して矢倉南交差点でいったん国道1号に入り、野路町交差点を経由して県道18号へと迂回しました。セブンイレブンのすぐ先で八橋街道は県道18号に合流しますが、矢橋(やばせ)中央交差点の直ぐ先で矢橋街道は南西方向へとそれます。

琵琶湖に行き当った場所にある公園が「矢橋港」(八橋の浜)跡です。陸路の瀬田の大橋経由は三里(12km)と遠回りとなりますが、湖上は五十町(約5.5km・矢橋街道を加えて約8.2km)と大幅に短い距離ですが気候の影響を受けやすいため、室町時代の連歌師宗長は「武士(もののふ)の矢橋の舟は早くとも急がば回れ瀬田の長橋」と詠(よ)んでいます。

また矢橋港は近江八景の「矢橋帰帆(やばせのきはん)」として知られ、広重などの浮世絵などで親しまれた名所でしたが、現在は琵琶湖沖の広大な矢橋帰帆島や近江大橋で近代的な景観へと姿を変えました。唯一残っている常夜灯を取り損なったことは返すがえすも残念です。その常夜灯の様子は滋賀県の「滋賀の風景」で見られます。

湖岸道路(県道559号)の帰帆(きはん)南橋越しに対岸の大津方面と比叡山を望みました。大津市打出浜の石場港と島ノ関の小舟入(こふないり)周辺も埋め立てられたため、現在は湖岸から少し離れた打出浜(大津警察署)辺りと県警本部辺りであり、ちょうど写真に写る高層ビル(大津プリンスホテル)の方角です。その先のゴール「京都・三条大橋」までは直線距離で約13kmを残すだけになりました。
 
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右手に長く伸びるのは下水処理施設として造られた人工島「矢橋帰帆島」です。遠方に見える山は左が大文字山(標高465m)で、右が如意ヶ岳(標高472m)のようです。
 
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矢橋大橋を渡って矢橋帰帆島へも立ち寄りました。
 
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この島には、野球場やテニスコート、グランドゴルフ場などのスポーツ施設のほか、楽しい遊具や芝生のある広場などがあり、市民の憩いの場になっています。
 
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県道18号で野路町交差点まで戻り、国道1号(旧道)を南下して大津市に入りました。次の目的地である古琵琶湖天然ラドン温泉「ニューびわこ健康サマーランド」は天然温泉が少ない湖南エリアでは貴重な施設です。ホテルに併設されたこの施設の外観は昭和時代のヘルスセンター風で微妙ですが・・。
 
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「健康」を強調することにも時代を感じさせます。
 
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入り口に高札風デザインの「古琵琶湖天然ラドン温泉」の説明書きが掛けられていました。館内着やタオル付きの入館料金(平日・土曜午後)は1300円とやや高めです。60分までのショートタイムは600円とゆっくり出来ない利用者にはお得感があります。
 
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フロント脇の休憩スペース近くのエレベータを利用しました。男湯への入口は3階(浴場は2階)、女湯は4階に浴室があるようです。
 
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脱衣場はプールのロッカールームのように味気ない雰囲気があります。
 
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螺旋(らせん)階段で2階へ下りると、なぜか浴室への入り口が出口と別になっています。同施設のhpによれば、『泉質は含弱放射能-カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉(但張性弱アルカリ性低温泉)。有馬温泉の「金泉・銀泉」にも匹敵するとの高い評価を得ており、100%の源泉を使用している(源泉の希釈はせず)』と説明されています。
 
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浴場は中央部の洗い場を取り囲むように高・低温サウナ、ミストサウナ、バイブラバス、寝風呂、冷水槽寝湯、ジャグジーなどが並んでいます。
 
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露天エリアには半露天の岩風呂と信楽(しがらき)陶器風呂があります。国道1号を通る車の音がよく聞こえました。
 
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温泉は鉄分を含んだ茶褐色と説明されていましたが、鉄分やマンガンを濾過装置で除去しているため、その色は目立ちません。匹敵するとされる有馬温泉を連想すれば、金の湯というよりも銀の湯(有馬温泉)に近いく、さっぱりした印象の温泉でした。(続く)

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