« 旧東海道のドライブ旅 大津宿(上) | トップページ | 旧東海道のドライブ旅(最終回) 大津・髭茶屋追分から京都・三条大橋へ »

2011年11月12日 (土)

旧東海道のドライブ旅 大津宿(下)

京町一丁目交差点に「札の辻」と書かれた標柱と大津市道路元標を見つけました。
 
2011_09260028
 
西近江路が琵琶湖方面へ下って行きます。
 
2011_09260021
 
京都方面を見るとなぜか京阪電気鉄道京津線が西近江路から右へそれて行きます。
 
2011_09260022
 
明治天皇聖蹟碑」がある場所は昔の「大津宿大塚本陣」跡、東海道五十三次で一番目の宿場でした。ちなみに聖跡碑は天皇が御幸(みゆき)あるいは行幸(ぎょうこう)、つまり外出された場所を言います。
 
2011_09260023
 

明治以降の各天皇は全国を御幸(つまり巡幸)されたため各地の地名に「御幸」や「聖蹟」の名が見られます。有名なものは銀座南青山の「みゆき(御幸)通り」、京都府八幡市の木津川御幸橋(ごこうばし)、川崎市幸区(旧御幸村)では御幸小学校御幸公園の名に残り、東京都多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅もその一つです。
 
2011_09260025
 
交差点の名前は「御幸町」(みゆきちょう)。この辺の西近江路は「八町筋」と呼ばれて付近には、本陣と脇本陣が各々2軒を初め、多くの旅籠屋が連なっていたとの説明がありました。
 
2011_09260024
 
右手には京阪電車京津線の踏切を挟(さ)んで「関蝉丸(せきせみまる)神社下社」の鳥居と拝殿・本殿があります。
 
2011_09260029 
2011_09260030
 
安養寺の門前にある石板には『日本書紀によると「逢坂」で神功(じんぐう)皇后の将軍・竹内宿禰(たけうちのすくね)と神功皇后に反抗した仲哀(ちゅうあい)天皇の異母皇子・忍熊王(おしくまのみこ)がこの地で偶然出会ったと伝えられることに由来する』と説明されていました。
 
2011_09260031
 
安養寺の本尊である阿弥陀如来坐像は行基の作と伝えられて国重要文化財に指定されています。また蓮如上人(れんにょしょうにん)が浄土真宗布教の拠点であった京都大谷の本願寺を山門(比叡山延暦寺)の手で焼き討ちされて大津へ逃れる時に安養寺の門前にあった「身代わり石」に隠れて難を逃れたと伝えられます。
 
2011_09260032
 
国道1号と合流すると京阪電気鉄道京津線に沿って長い上り坂が続きます。前方に見える高架は名神高速道路です。
 
2011_09260033
 
関蝉丸神社上社」です。平安時代の琵琶の名手で音曲の神として崇められた蝉丸(せみまる)が、逢坂山に住んだことでその没後、この神社に祀られたそうです。
 
2011_09260034
 
弘法大師堂を見掛けました。
 
2011_09260035
 
日本一のうなぎ「かねよ」のすぐ先に「逢坂の関」の碑と常夜燈がありました。以前の記事「もうひとつの東海道」でも写真を掲載しています。『逢坂の関は鈴鹿不破(岐阜県不破郡関ヶ原町松尾)と並ぶ古代の三関所の一つとして平安時代に入って重要な役割を果たしましたが、平安時代後期になると徐々に形骸化(けいがいか)したこと、その場所は関蝉丸神社(上社)と関寺(現在の長安寺辺り)にあったと伝えられる』ことが説明されています。
 
2011_09260038
 
「これやこの 行くも帰るも別かれつつ しるもしらぬもあふさかの関」は先述した蝉丸が呼んだ有名な歌です。
 
2011_09260037
 
旧東海道は右手に入って行きます。大谷町に入って坂を下る途中、日本一のうなぎ「かねよ」(明治5年創業)のすぐ先に蝉丸神社の分社がありました。上社・下社・分社を合わせて蝉丸神社と呼ばれるそうです。
 
2011_09260040
 
「右京三条 左伏見奈良」と彫られた道標がありました。
 
2011_09260042
 
右手には大谷茶屋があります。うなぎと京料理の名店のようです。峠道になぜ鰻屋が2軒並んでいるのか不思議に思われました。鰻好きの私は機会を見つけてどちらかの店に立ち寄りたいと思います。
 
2011_09260044
 
旧東海道は国道1号の反対側へ移ります。徒歩なら横断歩道橋を利用できますが車は行き止まりで、「逢坂の関」碑まで引き返しました。
 
2011_09260043
 
(続く)

|

« 旧東海道のドライブ旅 大津宿(上) | トップページ | 旧東海道のドライブ旅(最終回) 大津・髭茶屋追分から京都・三条大橋へ »

旅行・地域」カテゴリの記事

ドライブ」カテゴリの記事

街道巡り」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 旧東海道のドライブ旅 大津宿(下):

« 旧東海道のドライブ旅 大津宿(上) | トップページ | 旧東海道のドライブ旅(最終回) 大津・髭茶屋追分から京都・三条大橋へ »