« 晩秋の六本木・東京ミッドタウン | トップページ | 福島県いわき市へのドライブ旅 四倉漁港 »

2011年12月14日 (水)

福島県いわき市へのドライブ旅 波立薬師

関西へ旅行をした後は、頼まれ仕事が2つ重なり遠出する時間が無かったため、所用で出かけた近場(京浜地区)についての記事を投稿するだけになっていました。そんな折り、東日本大震災で被害を受けた塩屋埼灯台が11月30日に復旧したとのニュースを聞きました。東日本大震災でランプを回転させる機構が壊れたため消灯を余儀なくされ、応急的にLEDを使った仮の設備で運営されていましたが、修復工事が完了したのだそうです。灯台好きを自認する私もこの有名な灯台を訪れたことがなかったので、仕事を仕上げた12月上旬にさっそく福島へ出掛けました。(灯台巡りの記事;内房外房九十九里浜犬吠埼三浦半島南伊豆丹後半島室戸岬足摺岬総集編

それほどの距離ではありませんから、明るくなるのを待って午前7時頃に自宅を出発しました。ところどころで渋滞が発生している首都高速道路で埼玉県に入り、三郷JCTからいつの間にか常磐自動車道になると、こちらはうって変わり空いています。江戸川を渡れば千葉県に入りました。そして利根川を渡って茨城県に入りと小貝川を渡ると左前方に筑波山が見えてきます。この辺は平将門縁の場所を求めて昨年の4月にドライブしたことがあります。

水戸ICを過ぎて那珂川(なかがわ)を渡った東海PAで最初の休憩を取りました。旅を計画した時からあるものが目当てで立ち寄ることにしていたのです。小さな施設に入る前にちょっと変わったものを見つけました。
 
2011_12110011
 
時代を感じさせるカメラがショーケース(上の写真の右下)に多数展示されているのです。店内でまっ先に私の目に留(と)まった初代マミヤプレスは6×9判という大画面で撮影できるプレスカメラ(報道関係者向け)で、1960年代初頭にマミヤ光機(マミヤ・デジタル・イメージングに業務移管)から発売されたものです。
 
2011_12110006
 
マミヤフレックスは懐かしさを感じさせる二眼レフカメラです。上部が見えませんが恐らくC220モデルと思われます。好奇心の旺盛(おうせい)な同行者が店員さんに訊(たず)ねて、いずれも店長さんのコレクションだと分かりました。
 
2011_12110007
 
このPAに立ち寄った目的は軽食コーナーで食べられる「鍋焼きラーメン」です。東日本エリアにおける高速道路SAPAラーメンランキング第3位と誇らしく説明されています。ちなみに第1位は深谷ねぎ醤油ラーメン、第2位は佐野ラーメンです。鍋焼きうどんと同様に土鍋で煮込んでいる様子がカウンター越しに見え、ラーメンを煮込むなんてとちょっと心配になりました。セルフサービスで受け取った鍋焼きラーメンは、生玉子が落とされて、まさに鍋焼きうどんの風情です。
 
2011_12110001
 
恐る恐るだし汁を飲むとラーメン風の味がしました。麺は予想外にしっかりしていて、玉子をからませればまろやかな味になります。自宅を出る前に軽い朝食を済ませていましたが、寒い朝(外気温3-4度)にピッタリのラーメンを同行者とシェアして食べ切りました。鍋焼きうどんとラーメンを一緒に食べるような不思議な食感は期待通りです。

久慈川(くじがわ)を渡ると常盤自動車道は山間部へ分け行りました。トンネルがいくつも続いた後に福島県に入って小名浜(おなはま)の地名が見えて来ました。
 
2011_12110013
 
常磐自動車道の最終区間である広野ICと常盤富岡ICの間は東日本大震災の影響が残っているため通行が出来ません。郡山方面へ向かう盤越自動車道の小野ICと船引三春IC間は積雪があるようです。ちなみに三春は滝桜が有名です。
 
2011_12110016
 
いわき中央ICから先は片側一車線の対面通行になって高架橋から好間(よしま)トンネルを抜けます。
 
2011_12110018
 
いわき四倉(よつくら)ICで常盤自動車道を出ました。
 
2011_12110019
 
県道35号を南下した後に県道41号で田園地帯を東へと向かいました。行き当った国道6号(陸前浜街道)を左折して小さなトンネルを抜けた左手に波立薬師(はったちやくし)がありました。寺の名前は医王院波立寺(はりゅうじ)で、海中から現れた薬師如来(いわき市の重要文化財)が本尊として薬師堂に祀(まつ)られています。
 
2011_12110021
 
波立海岸の樹叢(じゅそう)は県指定天然記念物だそうです。ちなみに樹叢とは自生した樹木が密生している林地のことです。
 
2011_12110025
 
「ひた潟の 磯の和布(わかめ)の 立ち乱え 吾をか待つなも 昨夜(きそ)も今宵(こよい)もと刻まれた万葉歌碑が境内にひっそりと立っていました。ひた潟とは久潟がなまったもので、すぐ北にある久之浜のこととされるようです。
 
2011_12110028
 
山門を潜(くぐ)ると朱に塗られた薬師堂が表れました。
 
2011_12110036
 
こちらは奉納された船の碇(いかり)のようです。
 
2011_12110034
 
国道6号を挟んで波立海岸は、弁天島などの奇岩怪石が連なる風光明媚(ふうこうめいび)な場所で、元朝(初日の出)参りで知られるそうです。ちなみに波立海岸の先(久之浜の殿上崎)の向こう側に見える2本の白い煙突は広野町にある東京電力広野火力発電所のものでしょう。
 
2011_12110042 
2011_12110037
 
弁天島の頂上部に海鳥が止まっているのが見えます。
 
2011_12110039
 
東日本大震災による津波の被害なのでしょうか弁天島へ渡る遊歩道は通行禁止になっていました。よく見ると2001年に架け替えられた橋の欄干が大きく破損しています。
 
2011_12110045
 
この小さなトンネルは県道6号の歩道のようです。
 
2011_12110041
 
(続く)

|

« 晩秋の六本木・東京ミッドタウン | トップページ | 福島県いわき市へのドライブ旅 四倉漁港 »

旅行・地域」カテゴリの記事

ドライブ」カテゴリの記事

グルメ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 福島県いわき市へのドライブ旅 波立薬師:

« 晩秋の六本木・東京ミッドタウン | トップページ | 福島県いわき市へのドライブ旅 四倉漁港 »