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2012年4月18日 (水)

古くなったパソコンのリサイクル

昨年5月の大掃除で廃棄を見送った初代iMac G3といよいよ別れることにしました。1998年8月に発売されたお結び(オニギリ)のような外形をしたディスプレイ一体型デスクトップパソコンです。もちろん色はその鮮やかさに衝撃を受けたボンダイブルー(Bondi Blue)。キーボードとマウスも半透明とボンダイブルーであり、デザインに統一感を持たせています。アップル社に復帰したスティーブ・ジョブス氏が中心になって開発され、今日のアップル社隆盛の切っ掛けになった記念すべき製品でした。

わが家にこのiMac G3(Rev.B/Mac OS 8.5)が出現したことで、米国で購入して愛用していた同じアップル社のMcIntoshsiと2台使いになりました。後者を身内に譲ったためメインパソコンとなったiMac G3(Rev.B)OSのアップグレードがMac OS 9までに限定され、Mac OS X(てん)には対応していないため、そこでアップグレードは打ち止めになってしまいました。そして、いつの間にか内臓電池も切れて時計機能が止まった状態に陥っていました。秋葉原では互換性のある電池を入手することが出来るようですが・・。そして最近は、時々電源を入れて動作確認をするだけになっていました。

私の作業部屋にもう少し余裕があればiMacをアーカイブの一つとして眺めていたいところですが、前回の大掃除から1年近く経ったことでゴミ部屋に戻りつつあるため、リサイクルする決断をしたのです。特定の家電製品(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機)は家電量販店などが有料で扱ってくれます(関連記事;昨年末にリサイクルしたブラウン管式テレビ)が、パソコン関連製品はメーカーに直接依頼する必要があります。ちなみに、これらはいずれも自治体が扱う「粗大ごみ」に該当しません。

リサイクルの手順を簡単に説明しましょう。iMacの場合は先ずアップル・リサイクルセンター(0120-924-501)へ電話して手続きを依頼します。料金の支払いはクレジットカードまたは後日送付されて来る振込票で行います。支払いが確認されると、上記のリサイクルセンターからリサイクル券が送られて来ますから、パソコンおよびキーボードやコード類などをまとめて梱包(ダンボールあるいはゴミ袋を2枚重ね)した表面にリサイクル券を貼り付けます。返送方法は指定された郵便局へ持ち込むか、自宅での引き取り(追加料金なし)をその郵便局に依頼します。

返送に当たって注意することはただ一つ、ハードディスク(HDD)に記録されたデータを完全に消去することですが、これは意外に大変な作業なのです。ご存知の方は読み飛ばして下さい。パソコンを使用している時のデータ削除は当該ファイルを「ゴミ箱へ入れる」(所在を隠す)だけなのです。

しかし、これでは専用のソフトウェアを使うと復元される可能性が高くて危険です。このリスクを無くすには専用のソフトウェアが必要です。もう一つの乱暴な方法は物理的に破壊する(穴を開ける・押し潰す)ことですが、頑丈なHDDを破壊するのは私の経験からみて危険ですから、専用工具を持たない人は避けるのが賢明でしょう。それではどうすれば良いのでしょうか? 一番合理的な方法はパソコン本体から外して、外付けHDDとして使い回すことだと思います。いわゆるHDDケースと呼ばれる製品に収容し直すのです。以前はかなり高価(約1万円)でしたが最近は2千円前後で購入できます。

2012_03030016 通販サイトでは1000円以下でも購入できますが、単価が安いため送料が有料である(数百円も掛かる)ため、私は近くのPC量販店で購入しました。「玄人志向」2.5型ハードディスクケース(GW2.5AI-U2)です。知らないブランドであるだけでなく、電話やメールでのサポートをしないと商品棚に表記されています! 1270円と安価ですからモノは試しと購入。注意するポイントは転用するHDDIDAタイプとSATAタイプのいずれであるかを確認し、それに合ったケースを選ぶことです。

2012_03030010 昨年リサイクルしたラップトップPCWindows)で使っていた10GBHDDIDAタイプ、2.5インチ型)で試してみました。上記の理由から本体のリサイクル前に取り外してあったものです。ケースにそのHDDを収容して添付されたUSBコードでノートPCWindows XP)へ接続すると、青色ランプが点灯したのち表示が赤色に変わると同時に、ディスクが動き始めましたが・・・。しかし、いつまで待ってもPCが外付けHDDを認識しないのです。念のために給電用のコードも別のUSBコネクタに接続しましたが事態は何も変わりません。

2012_03030002 やはり「安物買いの銭失い」かと思いながら、別のノートPCWindows 7)に接続すると様子が違うようです。今度は認識してくれてアクセス出来ました。試しにエラーチェックとデフラグ(最適化)を行うと快適に動作しています。ファイルを確認しながら削除していると、Windows OSファイルが残っていることに気付きました。これが先ほどのPCに対して悪さをしていたのかも知れません。ついでに初期化も行いました。そして上手く行かなかった最初のPCに接続し直すと、何事も無かったように正常に動作します。「これにて一件落着」と言うよりも、お粗末(そまつ)な顛末(てんまつ)でした。

iMac G3に内蔵されていたHDDは約4GB(同じIDEタイプ、ただし3.5インチ型)ですから購入したHDDケースに入れて使えそうです。容量は少ないのですが予備用として保管することにしました。リサイクルする時に限らず、パソコン本体のHDDは消耗品と割り切り、故障する前(2年を目安)に交換して外付けHDDへ転用することも良いと思います。ちなみに、最近注目されるフラッシュメモリーを使うSDDSolid State Drive)は信頼性と応答速度がHDDより大幅に改善されています。いずれにしてもパソコンやスマートフォンなどの情報機器でセキュリティを守ることは色々大変なのです。皆さんの参考になれば幸いです。
 

<参考情報> iMac G3におけるHDDの取り外し(交換)方法を以下に説明します。
 

2012_03030046 広いスペースにiMac G3を後ろ向きにして置きます。
 
 
 
 
 

2012_03030047 先ず半透明の上カバーを外します。ドライバーなどを使ってカバーに傷を付けないよう慎重に(少しずつ)浮かせて、指が入るようになれば、あとは簡単に外れると思います。四角い箱はHDDではなく光ディスクドライブでした。
 
 

2012_03030050 次いで写真のように3つのコネクタを外します。
 
 
 
 
 

2012_03030054 さらに手前にあるネジを外してから金属製のシャーシー(台)を慎重に引き出します。
 
 
 
 

2012_03030051 そのシャーシーを裏返して横に置きました。
 
 
 
 
 

2012_03030055 ラベルが貼られた四角い部分の蓋を開けるとHDDが露出します。 
 
 
 
 

2012_03030057 止めネジを外してHDDを慎重に引き出します。出てきたのは米国ウエスタン・デジタル社の製品でした。同社は同じ米国のシーゲート社と並ぶ世界的なHDD製造企業です。ちなみに、業界再編が進んだことで2社の世界シェア計は約9割に達しています。 
 

2012_03030064 最後にコネクタをすべて外します。取り外したHDDを裏返して撮影しました。そして、以上と逆の手順を行えば作業は完了です。

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