大阪の背が高いもん巡り 大坂城(後編)
売店で休憩をすることにしました。焼きそばやホットドッグを食べた後、オチビちゃんとコチビちゃんはレモンソーダを仲良く飲んでいます。
天守閣へ向かう途中で駅員姿の大道芸人が昔懐かしいマジックリングの手品を披露(ひろう)していました。
大阪城と上田城は友好城の関係であることを知りました。真田幸村を通じて深い間柄があると説明されています。当ブログでは上田城の記事で関が原の戦いと大阪城冬の陣・夏の陣における真田幸村の活躍に触れています。
残念石は大阪城築城の時に小豆島で切り出された石材が使用されずにそのまま石切り場に残されていたものが、昭和56年に大阪と小豆島の青年会議所が協力して大阪城へ運んで設置されたことが説明されていました。
天守閣を見上げて撮影しました。
いよいよ天守閣に入ります。風俗図屏風(ふうぞくずびょうぶ)にみるテーマ展「世情」が開催されているようです。
石段を上がった場所に号砲(ごうほう)を見つけたオチビちゃんとコチビちゃんがそれに跨(またが)った時に係員に注意されてしまいました。保護者が側に居ないと思われたようです。(写真は省略)
オチビちゃんは兜(かぶと)を被(かぶ)って戦国武士の扮装(ふんそう)したいと言い出して、大きな鹿の角が付いたものを選びました。
陣羽織(じんばおり)を羽織(はお)ったところです。
コチビちゃんはもちろんお姫様に扮(ふん)します。(写真は省略)
最上階(8階)から南西方向に大手門と西の丸庭園、そして大阪府警察本部(左後方)と大阪府(右後方)など大阪市の中心部が見えます。県警本部の左隣りのユニークな形をした建物は大阪歴史博物館です。
左回りに進むと、金の鯱(しゃちほこ)が手の届きそうな距離に見え、その先にはレンガ造りの旧大阪市博物館と木立包まれた豊國神社・白玉神社の境内があります。その先にある白い鉛筆のように細長いのはメゾン・ド・ヴィレ大阪城前(マンション)、右隣がKKRホテル大阪、鯱の左後方にあるのは一番櫓(やぐら)、木立の先にある茶色の屋根にオレンジの壁が目立つ建物は森ノ宮遺跡跡に建てられた高床式(ピロティ方式)の劇場「森ノ宮ピロティホール」です。
大手門の南東にある六番櫓(ろくばんやぐら)をズームアップすると、難波宮跡と茶色い高層マンションのD’グランセ上町台ハイレジデンス(地上28階)の左横に通天閣(つうてんかく)が小さく見えました。後方の山は大阪府と和歌山県の境界にある和泉葛城連山(いずみかつらぎさん)でしょう。
こちらは無線塔が針鼠(はりねずみ)の針(毛)のように林立する生駒山(いこまやま、標高642m)。大阪府と奈良県の各テレビ局(FM COCOLOとNHK FM奈良を含む)の送信塔が別々に建てられているため8基(奈良県側にも4基)の塔が並んでいるのです。ただし大阪にある他のFM局(3局)は大東市の河内飯盛山(標高314.3m)に送信所があるようです。そして放送局の送信所だけでなくNTTや官公庁などの無線中継所も多数ある生駒山は正(まさ)に「電波銀座」なのです。
オチビちゃんとコチビちゃんは初代と2代目の大阪城模型と大阪城の歴史を説明するビデオ・ブースを何ヶ所も梯子(はしご)しながら熱心に見入っていました。後でオチビちゃんに聞くと説明の内容は良く分からないがビデオは面白かったとのこと。
桜門へ戻る途中、内濠に出た時に北方を見やると内濠に大阪ビジネスパークのクリスタルタワー(地上37階、高さ約157m)の影が写っていました。右隣の細いビルはOBPパナソニックタワー(地上38階、高さ約157m)とTWIN21 MIDタワー(地上38階、高さ約157m)、その手前は松下IMPビル(地上26階、高さ約125m)でしょう。
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