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2012年5月23日 (水)

東海大学「海の博物館」と清水真埼灯台

東海大学松前球場前を通過して三保半島の先端にある真崎(まさき)海岸に到着しました。真崎地区には東海大学に関係する施設が並んでいます。三保は東海大学が創立された場所なのです。

戦争中の1943年に航空科学専門学校として開校、翌1944年に電波科学専門学校を東京都で開校、終戦の翌年1946年に旧制大学としての東海大学が発足、1950年に新制大学に移行しました。その後、東京都や神奈川県などにキャンパスが作られて全国規模の大学(短大を含む学生数は約3万人)に成長しました。その本部は現在、東京に置かれています。ちなみに名称の「東海」は静岡を意味するとばかり思っていましたが、実はアジアの東海、つまり太平洋であることを今回知りました。

広い駐車場の近くに巨大な船が見えます。津波で流されたわけではなくて、現役を退いた海洋調査船「東海大学丸二世」(1968-1993年)の陸揚げ展示でした。早朝ですから人影はありません。
 
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午前8時を回ったところですから、生きている海の生物だけでなく機械仕掛けの動物(メカニマル)を展示する水族館と海の資源を利用する研究成果が展示されている「海の博物館」(東海大学海洋科学博物館)はまだ開館していません。その手前にはなぜか「恐竜の博物館」(東海大学自然史博物館)もありました。生命の歴史を展示する博物館ですが、あえて恐竜を強調するのはやはり恐竜ブームを意識しているのでしょうか。

 

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どこかで見たような人魚姫像です。説明書きにはデンマークのコペンハーゲン市長の好意で1971年に贈られたものと説明されていました。
 
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その奥には青い色に塗られた潜水艦のようなものが展示されています。Super Echo Ship(次世代内航船)と名付けられた二重反転プロペラ型ポッド推進器はドイツの研究所で開発された電力を利用するものだそうです。つまり電気自動車ならぬ電気船舶で、従来のプロペラよりも効率が10%以上も改善できるそうです。調べてみると、最初の実用船が広島県廿日市市の宮島航路で「みやじま丸」(4代目)として2006年に就航していました。
 
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三保真崎広場にあるグラウンドゴルフ場を迂回(うかい)して先端部まで行くと清水真埼(まさき)灯台(地上高11m)がありました。1936年(昭和11年)の初灯で、1994年(平成6年)に改築されたことが銘版で知ることが出来ました。この海域は清水港の港湾区域で8つの埠頭(ふとう)が並んでいますが、写真に写るのは興津(おきつ)と袖師(そでし)の埠頭群(コンテナーヤード)でしょう。ちなみに清水港は神戸港や長崎港と共に「日本三大美港」の一つに数えられるようです。
 
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先ほど三保飛行場から小さく見えた灯台がかなり近くなりました。調べると、清水港三保防波堤灯台でした。地上高17m、水面から18mの高さがあります。今回は写真撮影していませんが、この灯台の先にある清水港入り口沖の一文字防波堤には清水港外防波堤南灯台(赤色)と同北灯台(白色)もあるようです。南灯台は三保防波堤灯台とほぼ同じ大きさがあり、北灯台は地上高が12mと一回り小さいようです。
 
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その手前には漁船が近く見えます。
 
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対岸の清水埠頭付近には赤く塗られた貨物船が2隻停泊しています。遠方に見える観覧車は清水ICから三保半島へ向う途中に通過したエスパルス・ドリームプラザ(茶色と白色に塗られた建物)の「ドリームスカイ」(地上高52m)ようです。エスパルスとはもちろんJリーグの清水エスパルスのことで、その運営母体である静岡市の物流会社「鈴与」(すずよ)の関連会社「ドリームプラザ」が運営する複合商業施設です。
 
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左手方向にはクレーンが林立する日本軽金属の清水工場を背景に静かな海でカヌーに乗る人たちがいました。
 
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ここ三保海水浴場付近にも浜昼顔(はまひりがお)が咲いていました。
 
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駐車場に戻る途中、グラウンドゴルフ場の入口付近に津波避難ビルが地図と写真入で説明されていました。気象庁のhpを見ると、富士川辺りから南西に伸びる駿河トラフ(溝状の地形)でフィリピン海プレートがその北西にある陸側のプレートの下に沈み込むことで起こると考えられる大規模な「東海地震」(マグニチュード8程度)が近い将来に発生すると考えられると説明されています。ちなみに、駿河トラフは南海トラフとなって四国沖まで続いているのです。
 
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(続く)

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