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2012年8月12日 (日)

生田緑地の「かわさき宙と緑の科学館」(前編)

川崎市多摩区と宮前区にまたがる生田(いくた)緑地の西口駐車場に車を停めて西門を入りました。府中街道からのアクセスが便利な東口は夏休みの混雑が予想されるので避けたのです。午前9時をちょっと過ぎたばかりで先客の車はありませんでした。
 

生田緑地はクヌギ・コナラを中心とする雑木林や、谷戸(やと)の湿地帯など里山の環境もよく保存されています。日本民家園、伝統工芸館、川崎国際生田緑地ゴルフ場、生田バラ苑(旧向丘遊園地の一部)など多彩な施設があり、一年中家族連れで楽しめる総合公園です。
 
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直進すれば比較的なだらかな道ですが、オチビちゃんは迷わず急な下り階段へと向かい、先頭を切って下り始めました。周辺に広がる住宅地はもちろん、隣接する専修大学の生田キャンパスからも隔離された空間になっています。
 
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木立の間から日本民家園にある茅葺(かやぶき)民家が見えます。全部で25棟の古民家(うち18棟は国・県の重要文化財に指定)が全国各地から移設されているそうです。オチビちゃんとコチビちゃんがもう少し大きくなったらぜひ訪れたい場所です。鳥の囀(さえず)りも聞こえて山奥までハイキングしたような気分になりました。
 
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奥の池の畔(ほとり)に出ました。右手の階段を上ったところに「川崎市立岡本太郎美術館」(1999年オープン)があります。開館時間まで10分ほどあるため人影は見られません。岡本太郎氏は現在の川崎市高津区二子で生まれたことにちなんでこの地が選ばれたのでしょう。ちなみに高津区二子(多摩川縁)には岡本かの子文学碑「誇り」が建てられています。
 
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階段を上ったところにある池にはブロンズ像があります。私には水牛に見えますが、表示されたタイトルは「樹霊」でした。42年前(1970年)に大阪万国博覧会へ出掛けた時に見た巨大なシンボル・タワー「太陽の塔」が現在千里公園でそのまま保存されている様子を大阪府池田市の「インスタントラーメン発明記念館」へ出掛けた今年1月末に中国自動車道路から確認できました。
 
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奥の池の畔を抜けて中央広場の先にある「かわさき宙(そら)と緑の科学館」へ向いました。注釈;人の列が無くなったタイミングを選んで同館の全景を撮影
 
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開館時間までまだ10分近くありますが長い行列が出来ていました。9時30分になると入館が始まりました。
 
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入口の左手には川崎市青少年科学館(「かわさき宙と緑の科学館」の前身)で30年(1980-2010年)活躍したプラネタリウムが展示されていました。GOTOの表示がある装置の説明には「五藤光学研究所製GM-Ⅱ投影機」とあります。調べてみると、1957年(昭和32年)に日本で最初にレンズ投影式中型プラネタリウムを開発した会社が1979年に開発した製品でした。
 
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鑑賞券(大人400円、高校生・大学生200円、中学生以下は無料)を購入した後、プラネタリウムの上映が始まる10時30分まで館内の展示を見て回りました。最初は「生田緑地約100万年の歴史コーナー」です。「川崎の大地」では市内各地でボーリングした縮尺標本「地層タワー」で解説しています。
 
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川崎市の大地が出来るまでを約258万年前から現在の海岸線までを時系列で表示する嗜好を興味深く眺めました。
 
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「古代の生物」として川崎市で発見された象・イルカ・トド・貝などの化石のレプリカや実物標本を紹介しています。
 
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「丘陵の自然」では川崎市の雑木林や谷戸などで見られる生きものを季節ごとに紹介しています。
 
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「多摩川の自然」では植物・昆虫・野鳥や魚などの生き物と石などが展示されています。
 
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「街の中の河川」に川崎市北部を流れる多摩川の支流が説明されています。平瀬川・矢上川・ニヶ領用水は当ブログの関連記事で紹介したことがあります。
 
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2階に上がると巨大な「天文展示」がプラネタリウムへの期待を高めてくれました。
 
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(続く)

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