大阪雑感 湊町船着場と2つの御堂
科学館で思い切り遊んだオチビちゃんとコチビちゃんは大満足で車に乗り込みました。二人のお父さんが「どこか行きたいところがある?」と聞いてくれたことに悪乗りした私は「オムライスを食べに行った北極星の近くで見かけた道頓堀川縁(どうとんぼりがわべり)と、できれば御堂(みどう)にも行きたい」と我侭(わがまま)を言いたい放題。
難波筋(府道41号)を南下して道頓堀川の脇に出ました。ちなみに道頓堀の名前は安井道頓が開削した堀であることに由来します。見覚えのあるユニークな建物と蔦(つた)がからまる吊り橋があります。
調べるとこの建物はJRの貨物ヤード跡地を再開発して2002年に開館した「湊町(みなとまち)リバープレイス」でした。内部にはライブハウスの「なんばHatch」や阪神高速道路15号堺線の湊町PAなどが入っているようです。道頓堀川へと歩くと「とんぼりリバーウオーク」が整備されていました。ちなみに「とんぼり」は道頓堀の略称です。
車中から一瞬だけ見た吊り橋「浮庭橋(うきにわばし)」も期待通りです。吊り橋に上がってみて「うきにわ」の意味が分かりました。
左手の船着場に目をやると大型の遊覧船「きらり号」が停泊している横へと小型の遊覧船が近づいてきます。「とんぼりリバークルーズ」の乗客たちが手を振っているのが見えます。オチビちゃんとコチビちゃんはうれしそうに手を振り返します。乗客たちが注目しているのは浴衣姿の若い男女の方でしたが、ほどなく2人にも気付いてくれました。
小型遊覧船の「おおえ丸」は浮庭橋を潜(くぐ)ったところでUターンしています。堺筋の日本橋との間を往復するコースのようです。
湊町リバープレイスを半周する巨大な階段が圧倒的な存在感で迫ってきます。
浮庭橋を引き返すとキャナルテラス堀江東棟(レストランモール)の前で先ほどの若い男女が熱い日差しを浴びながらダンスをしているのが見えました。隣の西棟には結婚式場”BRIDAL&RISUTORANNTE 8G.minamihorie”がありますから、結婚披露宴での余興を最終チェックしているのでしょうか。
四ツ橋筋の靱(うつぼ)公園前交差点を右折すると「北御堂(きたみどう)」脇に出ました。ちなみに地図には大阪会館と表記されています。裏手に駐車して御堂筋側にある正門へ向いました。「靱」が読めなかったため調べると「矢を納めて射手の腰や背につける細長い筒」のことでした。
正門を入った右手には親鸞聖人(しんらんしょうにん)像、浄土真宗の宗祖(しゅうそ)です。ちなみに聖人は宗祖に対する尊称。
左手には蓮如上人(れんにょしょうにん)像、本願寺第8代宗主で1497年に大阪城の近くに坊舎(石山本願寺)を建てた人物です。蓮如上人の往生後に本山となりました。約40年後には織田信長に石山本願寺を攻められて10年間抗戦しましたが、ついにはこれを明け渡して、紀州や京都を経て津村の地に移り現在に至っています。
参拝したあと、車で御堂筋を南下しました。
広い道路(国道25号)にも拘らず一方通行の規制があるのです。そう言えば大阪市内では広い道でも一方通行が多いように思います。
500mほど走って「南御堂」に到着
こちらの正式名称は浄土真宗大谷派難波別院。1602年京都に東本願寺が建立される前は東本願寺の実質上の本山だったそうです。
本堂の前で旅の無事を感謝しました。実は参拝時間の午後4時半を少し過ぎていたため本堂に入ることが出来なかったのです。
南御堂へ入るときに気になった石碑に近寄ると「史跡芭蕉翁句碑」でした。芭蕉は南御堂の門前にあった花屋仁右衛門(はなやにえもん)の離れ座敷で1694年に門人らに見守られて亡くなったそうです。「終焉の地」の記念碑が御堂筋の緑地帯にあったようです。当ブログは「奥の細道むすびの地」を尋(たず)ねています。
南御堂を回り込むように右折する時、隣にあるセント・ラファエロ教会御堂筋倶楽部の正面階段に新郎新婦を見かけました。不躾(ぶしつけ)でしたが祝福する気持ちでついシャッターを・・・。(続く)
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 郡上八幡と長良川(1): 八幡城(2008.09.26)
- 湧水探訪(後編)- 天然温泉むさし野「湯らく」(2006.10.15)
- 足柄街道を走る(最終回) 御殿場市温泉会館(2013.10.18)
- 足柄街道を走る 足柄関所跡と足柄城址(後編)(2013.10.17)
- 足柄街道を走る 足柄関所跡と足柄城址(前編)(2013.10.16)
「ドライブ」カテゴリの記事
- 足柄街道を走る(最終回) 御殿場市温泉会館(2013.10.18)
- 足柄街道を走る 足柄関所跡と足柄城址(後編)(2013.10.17)
- 足柄街道を走る 足柄関所跡と足柄城址(前編)(2013.10.16)
- 足柄街道を走る 万葉公園と足柄明神社(2013.10.15)
- 足柄街道を走る 夕日の滝(2013.10.14)






コメント