アイフォーン用特選ガジェット
昨日、アイフォーン5(iPhone 5)の販売が日本を含む世界の9カ国(地域)で開始されました。報道によると予約受付が始まった9月14日だけでも200万台の申込みがあったそうです。これは爆発的な人気を博したアイフォーン4S(iPhone 4S)の2倍のペース。アイフォーン4Sを所有する人は買い換えるか否か悩ましいところですが、買い増しであれば何も悩むことはないでしょう。私はiPhone 4Sの完成度の高さに今も満足しており、昨日発売されたiPhone 5を別個の製品と捉(とら)えています。
とは言っても慎重居士(しんちょうこじ)である私は新製品の発売直後に購入しないポリシーを守っていますから、少なくても数ヶ月間は待つつもりです。今週のニュース報道はiPhone 5に新しく採用された内部反射を抑えて視認性を向上したインセル方式のディスプレイ(サイズも4インチに拡大)とより高速化されたプロセッサ(A6チップ)が部品メーカーからの供給数量が計画を下回っている模様と推測しています。そしてiPhone 5にプリインストールされるiOS 6は地図の完成度が低いと指摘されていますから、これらの問題が解決してから購入するのが得策だと思います。
余談ですが、iPhone 5は最新高速通信方式のLTE(Long Term Evolution)に対応するだけでなく、ライバルのKDDI(au)に対する「後出しじゃんけん」でテザリング機能を来年1月15日から有償サポートとすると急遽発表しました。テザリングとはアメリカ市場ではアイフォーン向けにも提供されているWiFiルーター機能で、通信インターフェースとしてWiFiしか持たない端末でも親機(例えばLTEの契約したiPhone 5)を経由して携帯回線を利用することができます。これにより従来は端末毎に必要であった携帯電話の回線契約が親機だけで良くなるのです。
携帯電話網の輻輳(ふくそう、混雑のこと)を懸念する日本の携帯電話事業者がiPhoneに元々具備されたテザリング機能を禁止していましたが、電波を効率的に利用できるLTEの導入で携帯事業者各社が解禁に踏み切ったようです。ちなみに、LTEサービスの導入で約1年先行したNTTドコモは今夏に発売したスマートフォン向けに有償で提供しています。
やっと本題です。私はiPhone 5を買う時期は「近いうち」(今年の流行語)と言うことしておいて、今回はiPhone 4S用に購入したガジェット(目新しい小物)を紹介します。それはiPhone 4/4S用ワンセグチューナーです。価格ドットコムの情報によると、昨年9月に発売された時は価格が12,800円でしたが、今年に入って下がり続けて、8月には平均で約6,700円と半額(最安値は約3,500円)になり、9月に入ると最安値は何と980円と激安に! 100円ショップで買い物をするつもりで注文すると数日後に宅配便で自宅に届きました。送料と代引き手数料を加えても2,000円以下なのです。
ロジテック社の製品(形式:LDT-1Si41WH)はガジェットらしいパッケージで、iPhone 4/4Sの紙製ダミーがチープ感を演出しています。
プラスチック製のパッケージには本体とUSBコード、そして裏表1枚の取り扱い説明書が入っていました。本体の色はiPhone 4/4Sと同様にホワイトとブラックの2種類がありますが、私はもちろん自分のiPhone 4Sに合わせてホワイトを選択しました。
i Phone用保護用ケースにしか見えない薄さですが、下部だけはやや厚みがあり、iPhoneと接続するドックコネクタと立派なヒートシンク(放熱板)が目立ちます。
本体の外形寸法(幅×奥行き×高さ)は60×13×125mmでiPhone 5の58.6x7.6x123.8 mmと奥行き(厚さ)は違いますが幅と高さはほとんど同じです。そして重量は約57gとiPhone 4Sの140g/iPhone 5の112gの半分程度。
生来(せいらい)せっかちな私は早速(さっそく)、アプリケーションの「らくデジ!」をインストールしたiPhone 4Sを本体にはめ込んで、本体右上の小さなスライドスイッチを上方向に押すと、自動的にアプリケーションソフトが起動しました。
表示されたメニューのチャンネル検索にすかさずタッチすると、「本体の接続が解除されました」の警告が表示されてしまいました。そこでメニューのバッテリー残量にタッチするとiPhone 4Sはたっぷりですが、本体(らくデジ!)の方は赤い細帯状態で残量がほとんどないことを示しています。
添付された簡単な取り扱い説明書を見ると、最初に内蔵されたリチウム電池を充電するように指示されていました。デジカメと同様に初期充電が必要であることを粗忽(そこつ)なことに失念していました。USBコードで本体をAC電源アダプターに接続すると、下部右端の赤いLEDランプが点灯して充電中であることを表示!
初回の充電のためかLEDランプが消えるまで数時間を要しました。iPhone 4Sを本体に装着して電源スイッチをオン、バッテリー残量はいずれもOKのようですから、チャンネル検索にタッチすると地域を選択することを促(うなが)されました。
チャンネルを選択しましたが一向(いっこう)にテレビ画面が写りません。やはり室内で受信するのは・・。その時、私の頭の中でチャイムが鳴って、取り扱い説明書にロッドアンテナの名称が書かれていたことを思い出しました。本体上部の左端に見つけて引き出すと受信出来ました。 (上の写真2枚は撮影の都合でアンテナが出ています)
携帯電話と同様に電波の強度を表示する機能も付いていることに気付きました。ただし、チャンネル切替えには数秒掛かって、気持ち良いザッピング(迅速なチャンネル切り替え)は出来ませんが、フルセグのテレビでも2秒ほどを要しますから許容すべき長さでしょう。
自室や出先で地デジを楽しむことが出来る携帯性と多彩な機能(チューナーを使用しない時には外付けバッテリー、視聴しているワンセグ放送を録画、画面キャプチャー、字幕のON/OFF/音声多重切り替え/画面回転のON/OFF/同ホールドなど)が付いていて十分満足できる製品ですが、一つだけ気になることがあります。
iPhone 4Sを本体に入れたまま充電すると本体の下部が異常に高温になるのです。感覚で言えば50度くらいかもしれません。本体に似つかわしくないほど立派なヒートシンクが付いているのはこの対策なのかもしれません。テレビを視聴する時はもちろん、本体単体を充電する時の温度上昇はそれほどでもなく、本体経由でiPhone 4Sを充電する時にだけ温度上昇が激しいのです。
そんな枝葉末節(しようまっせつ)に捉(とら)われた私でしたが、ふとあることに気付きました。iPhoneに無粋(ぶすい)な外付け機器を装着することは、「蛇足」(だそく)と言うよりも、「邪道」(じゃどう)だったことです。お粗末(そまつ)の一席!
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