« 上田市の北国街道を探訪する(後編) | トップページ | 仙台市の遺跡と公園(中編) »

2013年1月20日 (日)

仙台市の遺跡と公園(前編)

今日は四節季でいう大寒。つまり暦の上では一年で一番寒い日です。夜明け共に起床する習慣がある私ですが、寝床でアイフォーンのラジコでラジオ番組を聴いているうちに午前7時をとうに回ってしまいました。これはいけないと寝床を抜け出して外の様子を確認すると、朝日が眩(まぶ)しい空は雲ひとつない青空が広がっています。

朝食もそこそこに車で出掛けました。行き先は多摩川の河川敷(かせんしき)にあるゴルフ練習場です。雪が残るゴルフ練習場はすでに来場者で一杯であり、待つことを覚悟しましたが、幸運なことに端っこの席が1つだけ空いていました。そう、私は悪運が強いのです(これは私の思い込みで運などは存在しない・・)。

同じ河川敷にある競走馬の練習場で多数の噴水のような散水が行われているのを見ながら2時間近く体を動かしていると、鈍(なま)った身体も少しずつ解(ほぐ)れて行くのが分かりました。3日月連続で上位入賞がかかる今週のゴルフコンペに向けて良いコンディションです。しかし、今週も予想されている降雪が難敵になりそう。これも私の強運で何とかしたいものです。

2013_01180002 さて本題です。一昨日の18日に東京駅で東北新幹線の「はやぶさ1号」に乗車しました。行く先は2年ぶりの仙台です。2年前に仙台駅で「はやぶさ」の試運転車両を見たことで、この機会を待っていたのです。
 
 

2013_01180007 定刻に発車した「はやぶさ1号」は順調に走行して、福島県に入ると前回と同じ様に雪景色が広がりました。山間では視界が悪くなって雪が舞い降りてきましたが、仙台平野に出た頃には青空が戻ってきました。やはり、私は晴れ男なのです。先行車両が仙台駅を出発するまで待たされたため、仙台駅には5分ほど遅れて到着しました。

2013_01180010 仙台駅舎を出るとテラスには脇に寄せられた雪がまだ残っています。
 
 
 
 

2013_01180014 地下通路を5分ほど歩いて仙台市交通局が運営する地下鉄南北線の仙台駅に到着。何の特徴もない改札口には見慣れた切符とカードの投入口がありますが、PASMOSuicaの両方とも使えないことが意外でした。スキップカードという独自のカードが使われているようです。 

2013_01180017 この路線は仙台市で最初の地下鉄として1987年(昭和62年)に富沢-八乙女(やおとめ)間(13.6km)が開通し、1992年(平成4年)の泉中央まで延長されています。泉中央駅は東北自動車道の泉ICの近くです。ちなみに、南北線と呼ばれる理由は現在工事中の東西線(2年後の2015年開業予定)と区別するためでした。

2013_01180137 終点のひとつ手前の長町南駅で下車しました。地上に出るエレベーターに乗って思い出しました。仙台市内のエスカレーターは大阪と同様に右側に整列する習慣であったのです。
 
 

2013_01180021 駅前で「地底の森ミュージアム」の案内看板を見つけました。設置場所に合わせて南北が逆になっていますが、最初の目的地は駅の西方にあるようです。
 
 
 

2013_01180125 楕円形をしたユニークな「地底の森ミュージアム」の建物は雪に埋もれています。綺麗に除雪されたエントランスの坂道を上がりました。
 
 
 

2013_01180024 この穴倉のようなものが入口のようですから、階段を下りました。
 
 
 
 

2013_01180025 「地底の森ミュージアム」の構造が簡単に図解されています。「よみがえる2万年前」と表示された地下と「解き明かされる2万年前」(発掘物)を展示するが地上階、および野外の「氷河期の森」で構成されていることが分かります。入館料(400円)を支払って地階へ向いました。
 

2013_01180029 建物に入った時からメガネが曇ったのは展示物を保護するため館内の湿度を高く保っているからだと説明されました。巨大で薄暗い展示室に何やら異様なものが確認できます。動物園の爬虫類展示場に入ったように無数のワニあるいは大蛇などが群がる光景に似ています。目が慣れてくると朽(く)ちた木材であることが分かりました。 

2013_01180030 2万年前の森と人類の生活跡を発掘されたままの姿で保存・公開していると説明されています。
 
 
 
 

2013_01180031 20分間隔で約10分間のスライドショーがあるので奥の方へ進むようにと係員に促(うなが)されました。ほどなく高い天井からスクリーンが下りて来てショーが始まりました。登場した狩りをする人物は2万年前の古代人のようです。 
 

2013_01180034 3人の男たちが鏃(やじり、矢尻)の修理をしているようです。2万年前の人たちは狩や植物の採集をして暮らしていたと解説が入りました。
 
 
 

2013_01180035 『たき火で暖を取りながら明日の獲物を夢見たのだろう』のテロップが・・。
 
 
 
 

2013_01180038 ショーが終ると明るくなりました。先ほどよりも展示物をはっきりと見ることができます。
 
 
 
 

2013_01180040 クローズアップするとたき火跡と表示されていました。
 
 
 
 
 

2013_01180041 こちらは石器を埋めた穴
 
 
 
 
 

2013_01180044 壁面に富沢遺跡における地下5mまでの断面を確認できる仕組みがありました。
 
 
 
 

2013_01180045 2万年前(旧石器時代)の地層の2m上には5000年前の縄文時代の地層があり、さらに上には弥生時代から現代までの水田の土の層が重なっています。
 
 
 

2013_01180053 横手に回りこみながら地底の様子を観察しました。遺跡の地面が白く見えるのは土中にもともと含まれている成分が結晶化したものと解説されています。そのため結晶化しにくい環境を整える対策を検討しているそうです。
 
 

2013_01180057 この2万年前の木は手で触(さわ)れるそうですが、職員やボランティアガイドが見当たらず、残念ながら諦(あきら)めました。
 
 
 

2013_01180062 階上(中地下)へ向う階段を上りました。(続く)

|

« 上田市の北国街道を探訪する(後編) | トップページ | 仙台市の遺跡と公園(中編) »

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 仙台市の遺跡と公園(前編):

« 上田市の北国街道を探訪する(後編) | トップページ | 仙台市の遺跡と公園(中編) »