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2013年2月23日 (土)

iPhone 5用ライト二ング-USBケーブルを考察する

2013_02230015 1か月前に購入したiPhone 5の魅力はiPhone 4S並み(新たなワクワク感がなく期待外れ)ですが、その使い勝手には十分満足しています。これまでのiPhone 4Sなどよりも少し大きく(長く)なった画面をはじめ、より薄く(軽く)なった本体は携行(けいこう)時はもちろん、片手で使用しても手に負担がかかりません。

2013_02230019 上記以外にも従来のiPhone(初期モデルから4Sまで)と変わった点がいくつかあります。イヤフォン用ジャックが本体の左上部から左下部へ移動し、下部のコネクターが従来のiPhone・iPod・iPadに共通して使われた30ピンのドック・コネクターから大幅に小型化された8ピンのライト二ング(Lightning)コネクターに変わったことが目立ちます。ちなみにライトニングの名称は、人気長編アニメ映画「カーズ」(原題:Cars)に登場する主人公のファーストネームと同じで、稲妻(いなずま)を意味します。

2013_02230029 そして、iPhone 5とほぼ同時期に発売されたiPod nanoiPod touch(第5世代)・iPadRetinaディスプレイモデル)・iPad miniもこのライトニング・コネクターに変更されているようです。

大幅にピン数が減少した理由は次の通りです。従来の30ピンのドック・コネクターはステレオオーディオ出力・ビデオ出力・シリアル接続送受信ポート・USB接続送2013_02230047受信ポート・FireWire(IEEE1394)接続送受信ポート・電源、接地など多彩なインターフェースを持っていましたが、8ピンのライトニング・コネクターでは、アナログ形式のインターフェースが削除され、すべてデジタル・インターフェースに統一されたからです。

そして、ライトニング・コネクター(プラグ側)は表裏の方向性がないリバーシブルですから、表裏を確認しなくても良いことは便利です。一見して分かるように、このプラグには両面とも8ピンの電極が付いていますが、iPhone 5の本体側にあるリセプタクルを覗(のぞ)き込むと電極は片側だけにあることが確認できました。電極の横(長細い面)にある小さな窪(くぼ)みは抜け防止用でしょう。

コネクターが大きく変わったことで従来のiPhone・iPod・iPad用リセプタクルと互換性がありませんから、アップル社はライトニング-30ピンアダプタおよび各種変換ケーブルなどのアクセサリ(オプション)を提供しています。見た目にはちょっと不恰好(ぶかっこう)になりますが、手持ちのドック-USBケーブルなどの使い回しができて、ドック・コネクターがある機器(例えばBose社のSoundDock)とライト二ング・コネクターを持つiPhone 5などを接続することも可能です。

これで「一件落着」かと思われましたが、実は未解決の問題が潜(ひそ)んでいました。ライトニング・コネクターにはチップ(電子部品)が組み込まれていて、アップル純正品やアップル認定品でないと正常に機能しないことがあるそうですから、ライトニング・ケーブルなどの互換製品(非認定品)を安易に購入することは当面控(ひか)えるのが良さそうです。

もう一つの問題は意外にもライトニング-USBケーブルのもう一方の端(はし)にあるUSBコネクターにありました。それは、上記のような電気的な問題ではなく機構的な不具合で、PCなどのUSBポートに挿入(そうにゅう)すると抜けなくなることがあるのです。購入直後にPCiTunesを使って行ったデーのタ同期時には発生しなかったのですが、2回目にUSBコネクターを挿入したところ、固くて抜けなくなってしまいました。富士山頂でデジカメの2段式レンズ筒(つつ)が曲がって動かなくなった時と同様に、あれこれ試みてやっと抜き取ることに成功。ネットでこの問題を検索してみて、同様のトラブルを経験したユーザーが結構いることを知りました。

所用の折りに渋谷のアップルストアに立ち寄って、スタッフに現物を見せながら症状(不具合)を説明し、どうすれば良いかを尋(たず)ねました。そうすると、そのスタッフは展示デモ用MacBookUSBポートにコネクターを挿入して問題はないという。そこで、同じiPhone 5に付属するACアダプターとの挿抜(そうばつ)でも少し硬(かた)いと訴えると、それは一応認めてくれました。さらに、「iPhone 4Sに付属したケーブルのUSBコネクターではこの問題は発生しない」と粘(ねば)ると、他のスタッフの意見を聞いてくれましたが、似たようなコメントです。そして「解決策はiPhone 4S用のケーブル(ドック・コネクター)にライトニング-30ピンアダプタを付けるか、USBのオスメス変換コードを使うことだろう」とアドバイスされました。いずれも納得できる解決策ではありません。

埒(らち)が開(あ)かないためにその日は引き下がりました。帰宅後、アップルのホームページ(Appleサポートコミュニティ)を確認すると、『USBコネクターの抜け防止用の穴が従来のコネクターより深いことが原因』『Windows PCの場合はサポートが期待できない』『Appleはこの問題を認識しており、影響を受けるユーザーには交換対応を行っているようだが、改良型(?)はまだ提供(発売)されていない』などが分かりました。アップルストアにおけるスタッフの応対が何とか理解(納得ではない)できます。

2013_02230006 写真は手前がiPhone 5用の新しいUSBコネクター、奥が従来のもの(iPhone 4S用)。穴の深さが違うだけではなく、白い部分の長さも明らかに前者が短く、引き抜く時に指で保持し難(にく)くいのです。その他の寸法には差がないようです。

そこで、新しいライトニング-USBケーブルが発売されるまでの暫定策(ざんていさく)をアップルストアで助言された方法以外にいくつか考えてみました。

●深すぎる穴を何かで埋める(薄い素材を両面テープで張り付けるのが良いかも・・)
USBコネクターを上手く引き抜くテクニックを習得する(PCを壊す恐れがある)
●外すための専用工具を探してみる(何だかな~)
PCと接続しない(データの同期が出来ない致命的な欠陥がある)
Windows PCをアップル製PCに変える(iMacと昨年決別したばかりの私にはツライ)
LogitecGriffinなどから先月発売されたアップル認定ケーブルで試す(”Made for iPod iPhone iPad”の表示を必ず確認すること)
●アップルに苦情メールを送る(これまでの経験をみれば効果はない!
iPhone 5の使用を止める(死んでも出来ない!?)

これら名案(迷案)の中からどれを選ぶべきかを現在思案中です。

2013_02230028 P.S. 本件とは関係ありませんが、iPhone 5本体(裏面)の艶(つや)消し塗装部や周囲(エッジ部)の塗装が傷つきやすいことは気にしないことにして、iPhone 4Sに装着している保護ケースなどは使っていません。

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