« アイフォーン5を車載カメラとして活用する | トップページ | サプライズ! »

2013年2月 5日 (火)

洞ヶ峠とラーメン一蘭(京都八幡店)

国道1号を利用して京都市と大阪市の間を移動する時に何度も通過した場所です。京都府(八幡市)と大阪府(枚方市)の境界にある洞ヶ峠(ほらがとうげ)は交差点の名前(案内標識)で認識していましたが、以前のブログ記事で紹介したように、『洞ヶ峠を決め込む』が日和見することを意味するようになったこの場所をこの目で確認して見たくなりました。写真は大阪府側から見た八幡洞ヶ峠交差点
 
2013_01280046
 

唐突な話ですが、高野街道(こうやかいどう)とはかつて京や大坂から高野山への参詣(さんけい)道として用いられた多くの街道の総称で、東高野街道(京が起点)、中高野街道(大阪市平野区が起点)、下高野街道(大阪市内が起点)、西高野街道(堺が起点)の4ルートがありました。狭義の高野街道はこれら4つの高野街道が合流する河内長野市と高野山を結ぶ街道であり、私も高野山へお礼参りした時には高野街道に沿う国道371号を利用しています。

洞ヶ峠を通る東高野街道は石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)がある京都府八幡(やわた)市の男山(おとこやま)麓(ふもと)にある八幡科手(やわたしなで)で京街道(大阪街道)と分かれて松花堂(しょうかどう)庭園脇を抜けて南下、枚方市高野道に入り、同市田口(国道1号の出屋敷交差点付近)方面へ向い、交野(かたの)市・寝屋川市・東大阪市・八尾市を経由して河内長野市に至っていたようです。

松花堂庭園を過ぎた東高野街道は右手に折れて枚方市高野道へ向うのですが、このエリアは綺麗に区画整理された住宅地になっていますから、私はそのまま直進して国道1号(京浜国道、枚方バイパス)の八幡南山交差点を横切り、さらに府道284号(山手幹線)を横断して摂南(せつなん)大学薬学部のキャンパスへ出ました。しかし尾根伝い(京都府と大阪府の境界)の小道は途切れており、残念ながら枚方市高野道を通る東高野街道へは行けません。
 
2013_01280036
 

念のため摂南大学キャンパス付近で洞ヶ峠の名前(案内看板など)を探しましたが見当たらないのです。ひょっとしたら、宅地開発や枚方バイパスの建設で洞ヶ峠はもう無くなってしまったのかも知れません。
 
2013_01280038
 

本来ならば、先ほどの住宅地まで戻って再挑戦すべきですが、すでに昼時を過ぎていますから、昼食にすることにしました。府道284号(山手幹線)で国道1号の八幡洞ヶ峠交差点に出て右折しました。
 
2013_01280042
 

この交差点のすぐ近くに真っ赤な看板が賑(にぎ)やな蝦茶(えびちゃ)色に塗られた建物が見えました。これが「一蘭(いちらん)」の京都八幡店です。「天然とんこつラーメン専門店」「元祖赤い秘伝のたれ発祥 昭和35年創業」「こだわりたい美味しさがある」「24H 年中無休」とキャッチコピーのオンパレードです。2012年4月26日に京都府内で2番目の店として開店したそうです。
 
2013_01280044
 

ラーメンの一蘭は福岡県福岡市に本社を置くラーメンチェーン店で、九州から関東地方へ進出したあとは愛知県と関西地方にも出店して、現在全国に約30店舗を展開しているようです。
 
2013_01280050
 

メニューはとんこつスープのラーメンだけですですが、食券は基本のラーメン(790円)とラーメン+替玉(950円)、半熟塩ゆでたまご(100円)、替え玉(160円)、半替え玉(100円)、ごはん(230円)、小ごはん(100円)、追加ネギ(4倍量)、チャーシュー(150円)、きくらげ(100円)などと多彩過ぎるため、面食(めんく)らってしまいました。
 
2013_01280051
 

このようなメニュー構成は讃岐うどんチェーン店のシステムと似ていますが、一蘭のさらにユニークな点は味の濃さ・こってり度・にんにく・ねぎ・チャーシュー・秘伝のたれ・麺のかたさを入店時に手渡された用紙で選択する必要があることです。
 
2013_01280053
 

初体験の私は無難な選択にしましたが、記入し終わると同時に同行者が叫(さけ)びました。「全部同じだわ!」と。似たものカップルと言うべきか、ラーメンの食べ歩きで味覚の好みが似てきたのか・・。単純計算をすると9000分の1の確率になります。まあ、偶然の一致ですが、同行者の喜ぶ顔を見ながら水を差すことはないと考えて、「本当だ。すごいね!」と言っておきました。これが大人の対応というものです。

カウンター席は隣との間に取り外しが可能な仕切り(パーティション)があり、前方には簾(すだれ)が半分下がっています。配膳されるとこの簾が下まで降ろされて、店員の顔を一切見ないでラーメンを食べられるのです。その上、カウンターの右上に呼び出しボタンがあり、替玉を追加したい時も無言で注文出来ることは驚きです。
 
2013_01280054
 

箸袋(はしぶくろ)でも追加注文が出来る徹底振り
 
2013_01280057
 

見た目にもはっきり分かる「とんこつラーメン」には唐辛子(とうがらし)ベースの秘伝のたれがトッピングされています。とんこつラーメンと言っても比較的あっさりした味のスープはとろみがあって細いストレート麺によく絡(から)み合います。そして赤い秘伝のたれの辛(から)さが全体の味を引き締める役割を果たしていて私好みのラーメンです。
 
2013_01280058
 

帰りがけに店の奥を覗(のぞ)くと、同じ様なカウンター席がもう2列並んでいました。
 
2013_01280061
 

駐車場のように空き席がディスプレイで確認できることも便利です。
 
2013_01280062
 

同行者はと振り返ると入口脇のショップで品定めをしていました。自宅でも一蘭のラーメンを味わうことが出来る麺とたれのセットです。問われるままに私は「釜だれとんこつ」(スープx3食、わた麺x6食)と「汁なしとんこつ(5食セット)」を薦(すす)めました。「天神西通り店限定」の文字に惹(ひ)かれたのです。
 
2013_01280447
 

ちなみに、わた麺とは生麺のような一蘭の麺のことでした。スープよりもわた麺の数が多いことは奇異でしたが、替玉あるいは大盛り用にするためと説明されています。
 
2013_01280448
 

一蘭のラーメンに大満足した私は洞ヶ峠探索の興味が薄れてしまい、その続きはまたの機会に譲(ゆず)ることにしました。お粗末(そまつ)の一件。
 
<同行者のコメント> 洞ヶ峠を見つけられなくて残念でしたね。でもラーメンがとても美味しくて、お土産を食べたオチビちゃんとコチビちゃんが喜んでくれたこともとてもうれしかったわ!

|

« アイフォーン5を車載カメラとして活用する | トップページ | サプライズ! »

旅行・地域」カテゴリの記事

ドライブ」カテゴリの記事

グルメ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 洞ヶ峠とラーメン一蘭(京都八幡店):

« アイフォーン5を車載カメラとして活用する | トップページ | サプライズ! »