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2013年3月 3日 (日)

エピローグ 琴電乗車体験と栗林公園再訪(前編)

2013_01280227 案内標識に従って琴電(正式名称:高松琴平電気鉄道)の高松築港駅まで歩きました。琴電は戦時中に琴平電鉄・高松電気軌道・讃岐電鉄が合併して出来た経緯から、琴平線・長尾線・志度線の3路線があります。
 
 
 
2013_01280230琴平線は名称が示すように讃岐金刀比羅宮(さぬきことひらぐう)がある琴電琴平駅(琴平町)まで、長尾線は四国札所の87番長尾寺近い長尾駅まで、そして志度線同じく86番志度寺ある琴電志度駅までを高松築港駅から2つ目の瓦町(かわらまち)駅を分岐点として放射状に結んでいます。
 

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いずれも懐かしく思い出される訪問先ですが、昨年3月に高松市を訪れた時の記事に書いたように志度湾周辺は村上春樹氏の人気長編小説「海辺のカフカ」の舞台になったと想像される場所です。甲村記念図書館は存在しないことは承知で主人公の田村カフカが高松築港駅から乗車した志度線に乗って見たくなりましたが、今回はその時間がなさそうです。そこで琴平線で3駅目の栗林(りつりん)公園駅まで乗車することにしました。  2013_01280233   

高松城の内堀沿いに走る琴平線の電車から艮櫓(うしとらやぐら)の美しい姿を眺(なが)めることができました。 
 
 
 

2013_01280237 2両編成の電車内で面白い「讃岐弁講座」を見つけましたので紹介します。「さぬき弁のマナー講座①」は『まがっりょる!!』(邪魔になっていますよ) 
 
 
 

2013_01280235 「さぬき弁のマナー講座②」は『ちょっとこましのべとって!!』(少しの間、しまっておいてください)
 
 
 
 

2013_01280234 「さぬき弁のマナー講座③」は『ぶっりょる!!』(漏れていますよ)
 
 
 
 

2013_01280236 「さぬき弁のマナー講座④」は『まくれるで!!』(転びますよ)と、いずれも超高難度でした。 
 
 
 
 

2013_01280239 10分足(た)らずで栗林公園駅に到着しました。構内の踏み切りを渡って改札口に向います。
 
 
 
 

2013_01280241 栗林公園駅を出て左(つまり西)方向へ400mほど歩くと中央通り(国道11号)の向こう側に栗林公園の東門が見えました。
 
 
 

2013_01280290 地下道で国道を横断して常盤橋(ときわばし)を渡ります。元々は高松城の大手門から外堀を渡る橋でしたが、明治末期にその一部がこの栗林公園に移設されたものだそうです。ちなみに、当時の常盤橋は金毘羅宮(こんぴらぐう)を参詣するための高松街道(現在は消滅)の起点だったそうです。 

2013_01280243 左手の窓口で入園料400円を支払いました。案内図で確認すると前回は右上の北門から入って1時間40分のコースを歩きましたが、今回は東門から南庭(なんてい)を30分余りで巡るコースを選びました。
 
 

2013_01280245 入ってすぐ右手に見かけた讃岐民芸館(1号館、入館無料)に立ち寄りました。前回は奥にある建物(2号館)内の展示を見ています。 
 
 
 

2013_01280257 冬季企画展「願いを込めた鬼瓦 時代の顔」が開催されていました。
 
 
 
 

2013_01280246 この鬼瓦(おにがわら)は角が大きくて口を開いて面相が厳しい雄鬼です。他方、口を閉じていて角が無いか小さく面相が優しいものが雌(めす)鬼とのこと。
 
 
 

2013_01280249 判断基準が分かりましたから一杯並んでいる鬼瓦の雄雌を識別することは容易になりました。
 
 
 
 

2013_01280250 飛鳥時代に中国から導入された頃には鴟尾(しび)と呼ばれましたが、近世に入ると海獣の形に似た鯱(しゃち)に変わったことが説明されています。これについてはエッセイ集「とは知らなんだ」の記事で詳しく説明しています。
 
 

2013_01280251 ついでに瓦の歴史的名称を記念撮影
 
 
 
 
 

2013_01280252 こちらは蓮華文(れんげもん、蓮華の花を文様化したもの)の鬼瓦です。 
 
 
 
 

2013_01280254 香川の家具も展示されています。20世紀を代表する世界的家具デザイナー、ジョージ・ナカシマ氏(1905-1990年)と、伝統を引き継ぎながら新しい時代の形を生み出す家具職人とが手を結び、世界が注目する家具を香川から発信していることと、ナカシマ氏は流政之氏の紹介で高松を訪れたことが説明されていました。

2013_01280253 写真はカバサクラ材を用いて製作されたコノイド(円錐曲線の意)チェア(1959年頃のデザイン)と天板・脚部ともにイングリッシュオーク材ミングレン(民具連)Ⅳダイニングテーブルです。その他にも、天板が無垢(むく)のイングリッシュオーク材で脚部がブラックウォールナット材のエンドテーブル(サイドテーブルのこと)と低い座面と幅が広くゆったりとしたシートが特徴であるラウンジチェアが展示されていました。ちなみに、牟礼町にあるジョージ・ナカシマ記念館には同氏の作品が多数展示されているようです。(続く)

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面白いブログなので書き込みさせていただきました\(^▽^)/
これからもちょくちょく見にきます♪

投稿: 岩塩の匠 | 2013年3月 3日 (日) 20時04分

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