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2013年3月24日 (日)

桜・橋・温泉を巡る城南ドライブ 東京ゲートブリッジ(前編)

環状七号線(都道318号)を東へ走りました。平和島を過ぎて、首都高速1号羽田線と同じく湾岸線の下を抜けると右手に東京港野鳥公園が見えて来ました。立体交差を下へ降りれば野鳥公園の入り口ですが、今回は直進して野鳥公園東交差点を右折して城南島方面へ向かいます。

ここも東京港臨海道路へと直進して臨海トンネルに入りました。城南島と中央防波堤を結ぶ海底トンネルです。この中央防波堤は両側(外側と内側)が都内で発生するゴミで埋められて広大な土地が誕生しつつありますが、2年前の記事でも紹介したように、その帰属をめぐって大田区と江東区が争っていることでも知られます。
 
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海底トンネルを抜け、内側埋め立て地を経て江東区青海へ向かう第二航路海底トンネルへの分岐点を過ぎると一直線の東京港臨海道路が続きました。
 
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雲が薄れて広がった青空を背景にした巨大な橋が見えてきました。今回の目的である昨年2月12日に開通した東京ゲートブリッジです。側道に入るとどこへ行くのでしょうか。地図で確認すると橋を渡らずにUターンすることが出来るようです。
 
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陸上にあるアプローチ橋を上ると東京ゲートブリッジの手前に展望搭「中防昇降施設」が見えます。側壁に遮(さえぎ)られて写っていませんが、左手の中央防波堤内側埋立地で『海の森公園』の緑化工事が行われていることが確認できます。2016年(平成28年)には一部が開園される予定とのことで、その開園が待たれます。
 
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水色に彩(いどろ)られたトラス構造(三角形を複数並べた骨組み構造)の区間が近づきました。今走っている区間には道路の下に長さが200mほどのトラス構造が設置されているはずです。
 
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この橋は中央部がトラス構造のない橋桁(はしげた)だけになっているため、短時間ですが視界を遮(さえぎ)る構造物が無く、その解放感は感動的なものでした。
 
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それに較べてトラス構造区間ではかなりの圧迫感があることが分かります。
 
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若洲側の展望搭「若洲昇降施設」付近から正面に葛西臨海公園の大観覧車、その右手に東京ディズニーリゾートを見ることができます。
 
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若洲公園の有料駐車場(1回500円)に入って奥のエリアに車を停めました。すぐ先に見える東京ゲートブリッジの展望塔「若洲昇降施設」へ向います。前回は外観を眺めただけでしたが、今回はもちろんエレベーターを利用して展望塔に上ります。ちなみに、利用できる時間帯は10:00~17:00(夏季は10:00~20:00)
 
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展望搭がオープンするまで40分ほどありますから、2年前に若洲公園を訪れた時に完成間近の様子を見た東京ゲートブリッジの遠景を観察することにしました。長い防波堤は無料の海釣り施設として解放されています。
 
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防波堤の突端には赤い灯台があり、向こう側の防波堤には白い灯台があります。これら2つの灯台は東京ゲートブリッジが出来るまでは、東京港第三航路(東京東航路)の『ゲート灯台』と呼ぶべき存在だったのでしょう。
 
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白い灯台の右後方に島のようなものが見えます。これが都内で生じたゴミと建設発生土を処理(埋め立てに利用)する中央防波堤内側埋立地で、東半分では『海の森公園』が建設されていて完成すると東京都区部では最大の公園になるそうです。詳細な説明は関連のhpを参照してください。私は内側埋立地の右端にある橋脚(きょうきゃく)のようなものが気になりその航空写真を仔細(しさい)に観察すると、この埋立地にあるゴミ処理施設関連の埠頭(ふとう)だと思われます。
 
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ズームを20倍にして『海の森公園』の中央部を撮影しました。
 
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轟音(ごうおん)が聞こえる方向を見ると旅客機が高度を上げるところでした。羽田空港を離陸した直後でしょう。東京ゲートブリッジと臨港トンネルの先にある城南島でもっと低高度で飛ぶ旅客機を眺めたことを思い出しました。
 
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同行者が右手の対岸に大好きな観覧車を見つけて、「あの観覧車はどこの?」と訊(き)きます。待ってましたと、「お台場にあるパレットタウン。その隣はフジテレビの本社だ」と教えます。本当は乗ったことがない(つまり乗りたい)と言いたいのかもしれませんが深追いは禁物(きんもつ)です。
 
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東京ゲートブリッジの下まで移動すると折れ曲がった橋桁(はしげた)の先で上下のトラス構造が少し重なるように配置されている様子が確認できます。このような構造になった理由は前回訪れた時の記事で説明しています。
 
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さらに南へ移動すると円弧のようにカーブする東京ゲートブリッジが見られます。左手は中央防波堤外側埋立地です。
 
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中央防波堤外側埋立地の全景も念のために・・。
 
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サイクリングコースの脇を人気のない15号地(若洲)信号所南棟の脇まで歩きながら心置きなく撮影しました。信号所には”F"(フリー)の文字が表示されていますから、この東京東航路の場合は長さ150m未満の船が出入り自由です。
 
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橋の下まで引き返すと橋脚の下部に何やら気になるものを見つけました。じっくり観察しましたが何の表示もありません。
 
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ひょっとしてはと思い帰宅後に確認すると、やはり東京ゲートブリッジにはBRIMOS(橋梁モニタリングシステム)が設置されていることが分かりました。以前、ビッグデータ・セミナーで聞いたNTTデータのBRIMOSは橋に掛かる圧力や振動を長期間にわたって集中観測して、経時変化から異常を早期に発見するシステムです。橋の中央部には特殊な光ファイバー(FBG)を使った振動加速度センサーも設置されているそうです。私が気付いたこの設備もセンサーのひとつかもしれません。注意深く観察すれば橋のあちこちに設置されている様々なセンサーを見つけられるでしょう。つい専門的な関心事を書いてしまいました。

もうすぐ午前10時になりますから展望搭の入口へ向うことにします。(続く)

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