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2013年3月12日 (火)

名古屋の古墳群探訪 鶴舞公園とその周辺の古墳(前編)

時間が1箇月ほど遡(さかのぼ)りますが、2月9日に午前中の新幹線に乗車しました。名古屋への一泊旅行ですから新東名をドライブしたいところですが、一人旅であり、2日目は夕方まで予定が入っていますから新幹線を選んだのです。初日は夜の会食だけで自由時間はたっぷりありますから、以前から暖めていた計画を実行に移すには絶好の機会です。
 

新東名は内陸部を通過していますから沿道の景色をあまり楽しむことは出来ませんが、新幹線は車窓から移り行く景色、なかでも富士山を眺(なが)めることが最大の楽しみです。少し雲はありますが期待できそうです。新丹那(しんたんな)トンネルを抜けると富士山の頂が周辺に漂う雲上に出ているのが見え、三島駅を通過した頃から雲が少し薄くなってきたようですが、新幹線は富士山から遠ざかって・・。
 
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正午の時報が鳴った直後の12時3分にのぞみ324号は名古屋駅に到着しました。新幹線下りホームにあるお馴染みの住吉には長い行列が出来ていました。
 
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今回は珍メニューともいえる「みそきしめん」(600円)を注文しました。見た目には味噌煮込みうどんにそっくりです。食べて見るときしめんと味噌煮込みうどんを足して二で割ったような味と食感があり、期待外れとまでは行きませんが、やはり珍メニューでした。次回はカレーきしめんに挑戦しようかと思っていましたが・・。
 
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今回の新幹線旅で期待していたものがもうひとつあります。名古屋駅を通過する車両をチェックしていてついに見つけました。それは2007年にデビューしたN700系の最新バージョンであるN700A。2月にデビューしたばかりです。
 
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その特徴はブレーキ距離を1-2割短縮(時速270km/h)、ペースを守る(定速走行)機能の向上、電力回生ブレーキなどにより電力消費量を19%削減(初期0系の時速220km/h比では49%減)、空気バネを利用して車体を1度傾斜させることによる走行時間の短縮(東京-大阪間で5分)、車両と車両の連結部を覆う「全周ホロ」による空気抵抗の低減、その他にも遮音機能の向上や防犯カメラの設置など多くの改善が盛り込まれています。
 

JR中央本線の上りホーム(7番線)へ移動して高蔵寺(こうぞうじ)行き電車に乗りました。高蔵寺町(春日井市)は名古屋市の北東にある1960年代に開発された日本における初期のニュータウンです。
 
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7‐8分で金山(かなやま)駅を経由して鶴舞(つるまい)駅に到着
 
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駅前(昭和区側)に広大な鶴舞(つるま)公園が広がっていました。明治42年(1909年)に沼地を埋め立てて造られ名古屋で最初の公園として開園し、今も名古屋を代表する公園のひとつです。駅と公園では読み方が異なることを昨年の記事で触れています。
 
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花の案内図を活用するには1ヶ月以上も早すぎたようです。
 
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公園の中央部へ向かって歩くと巨大な噴水搭があります。案内板には、『明治43年(1910年)に鶴舞公園で関西府県連合共進会が開催された時に造られ、昭和61年(1986年)に市の文化財に指定された』ことが説明されていました。
 
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テラスでは子供たちが楽しそうにお弁当を食べていました。遠方に見えるのは名古屋大学(名大)病院です。
 
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左手には歴史を感じさせる名古屋市公会堂(1930年建設)
 
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噴水の先には広いバラ園があります。バラが咲き乱れる光景を生田緑地(旧向ヶ丘遊園)や神代植物公園などのバラ園と重ね合わせて想像しました。
 
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何気なく振り返って公会堂の先(マンションの奥)にパラボラアンテナが多数設置された高い鉄塔があることに気付きました。たぶんNTTの施設だろうと思いながらアイフォン5でその場所を確認すると中電(中部電力)千代田ビルのようです。ネットで確認すると、このビルに入る中央給電指令所の通信用施設で、鉄塔は地上高が165mもあるそうです。
 
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さらに進むと奏楽堂(そうがくどう、音楽ホール)がありました。噴水搭と同時期に造られた2本の列柱が8組取り巻いたステージに銅板葺きのドームのあるイタリアルネッサンス調の建物で、屋根飾りのハープや階段手すりの白鳥など細部にアールヌーボーのデザインが施されています。昭和9年(1934年)の室戸台風で倒壊しましたが、平成9年(1997年)に築造当時の様式に復元されたそうです。
 
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少し離れた場所に客席らしきものがあります。ローマ時代の円形劇場を簡略化したイメージです。
 
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奏楽堂の手摺(てすり)は五線譜があしらわれています。写真では見難(みずら)いのですが、「君が代」のメロディであることが分かりました。
 
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階段を上がったところにある板敷きの円形ステージは有料で借りられるようです。
 
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奏楽堂の先にある胡蝶ヶ池(こちょうがいけ)に架かる鈴菜橋(すずなばし)を渡りました。『共進会が開催された時には回遊式日本庭園の入口となっていた橋。戦後は進駐軍によって接収されて取り壊されたが、接収が解除された昭和30年(1955年)に鉄筋コンクリート橋として復元された』と説明されています。
 
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鈴菜橋から胡蝶ヶ池の南側部分を撮影しました。中ノ島(左手)と春日亭(中央)が写っています。
 
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胡蝶ヶ池の北側部分に見つけた白鷺(しらさぎ)を撮影しました。
 
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巨大な楠木(くすのき、樹高20m・推定樹齢150年)と復元された回遊式日本庭園
 
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菖蒲池(しょうぶいけ)に架かる八ッ橋です。5月下旬に菖蒲の花期(かき)を迎えます。プチ薀蓄(うんちく)をひとつ。八つ橋とは伊勢物語(主人公は在原業平がモデル)の第九段「東下り」に登場する三河国の八橋(複雑な川の流れに合わせて8つの橋が渡されていた)が由来で、京菓子の八ツ橋(八橋検校に由来)のことではありません。ですから、この橋は三つ橋と呼ぶべきですが・・。冗談(じょうだん)です!
 
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(続く)

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