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2013年6月12日 (水)

続・奥の細道疑紀行 酒田市から村上市へ(後編)

山形県に接する新潟県北部に位置する村上市を代表するものはこの村上城跡と現在も市街地になっている城下町です。その他にも、県境で看板を見た「笹川流れ」(海岸の景勝地で国の名勝・天然記念物に指定され、日本百景にも選ばれている)、市街地に入る時に渡った三面川を遡上(そじょう)する鮭(さけ)、北限のお茶栽培地としても知られます。今回は通過地点の一つですから、最初の2箇所に絞(しぼ)って立ち寄ることを計画しました。

2013_05010423 四ツ門を抜けた左手が三の丸ですが、右手に折れました。珍しい名前の御鐘門(おかねもん)跡は石垣の構造からみて外枡形(そとますがた)形式の櫓門(やぐらもん)と推察されるそうです。 外枡形とは枡形が城外に飛び出しているもので、江戸城の桜田門や姫路城の埋門などの事例があります。   

2013_05010424朝日飯豊(いいで)名峰の眺望(ちょうぼう)」は雄大です。ちなみに、2日前に村山市から見た葉山は朝日連峰の東端に位置しています。 
 
 
 

2013_05010425 御鐘門を過ぎると二ノ丸となってしばらく平坦な場所が続きましたが、少し先の右手に印象的な高石垣が迫(せ)り出していました。この石垣上に位置していたのがこの出櫓(でやぐら、だしやぐら)跡。本丸を守るために張り出して構えた櫓(やぐら)です。細い道に侵入した敵兵を狙撃(そげき)するには持って来いの構造です。 

2013_05010426戦国時代の村上城は江戸時代の郭(くるわ)よりはるかにシンプルで『虎口(こぐち)竪堀(たてぼり)帯曲輪群(おびくるわぐん)があるだけで、本丸にも石垣が無かった』と説明されています。 
 
 

2013_05010427上部に櫓を持つ櫓門(やぐらもん)や二階造りの楼門(ろうもん)ではない平門の冠 木門(かぶきもん)跡。
 
 
 
 

2013_05010428 広い場所に出ました。本丸跡のようです。 
 
 
 
 
 

2013_05010429 「お城山から鳥瞰図(ちょうかんず)」の看板の先には大きく湾曲しながら日本海に注(そそ)ぐ三面川が見えます。左端に見えるビルは村上体育館、その右手が村上市役所・村上地区公民館・村上小学校のです。
 
 

2013_05010430 天守櫓(天守台)跡には測量の基準となる国土地理院の三角点(右手の白い棒の横にある四角い御影石)とともに気象観測用の百葉箱が設置されています。 
 
 
 

2013_05010431 石垣の構造
 
 
 
 
 

2013_05010432 石垣の種類
 
 
 
 
 

2013_05010436 村上城の天守閣から上りと同じ「七曲り」を下りて城下町に向いました。「城下町村上散策案内」を見ると寺の多いことが分かります。稲荷神社の近くに芭蕉の句碑があるようです。 
 
 

2013_05010433 村上小学校に近い小町通(県道286号)に入ると元禄2年(1689年)6月に芭蕉と曽良が二泊三日した宿「久左衛門」跡(国の登録有形文化財)は現在村上茶を出す甘味処「井筒屋」になっています。
 
 

2013_05010434 村上小学校の東側に回り込むと国の重要文化財「若林家住宅」の門がありました。隣には村上市郷土資料館があります。 
 
 
 

2013_05010435 若林家住宅の母屋
 
 
 
 
 

2013_05010437 村上市内をもう少し散策したいところでしたが、次の目的地へ急ぐことにしました。牛沢交差点で合流した国道7号を約30kmひた走って新発田(しばた)市に入り、舟入交差点を左折した人気ラーメン店「梟(ふくろう)」に立ち寄りました。市中心部から少し離れた新興エリア(新栄町)に相応(ふさわ)しい外観がポップなラーメン屋です。 

2013_05010438 店内にもフクロウの置物が多数置かれています。我々は窓側のテーブル席に付きました。
 
 
 
 

2013_05010439 私は味噌チャーシュー(870円)を注文、大きなチャーシューが5枚も入っています。ご飯サービス(無料)は辞退しました。チャーシューが2枚だけの普通の味噌ラーメンでも良かったようです。 
 
 

2013_05010440 同行者はねぎチャーシューメン(910円)もビッグです。いずれもボリュームがあり過ぎて、途中でギブアップしそうになりましたが、2人とも何とか完食しました。後知恵でしたが、ラーメンと何か単品を頼んでシェアするべきだったと意見が一致しました
 
 
新発田市に到着したところで3回目の小休止にしたいと思います。 

<同行者のコメント> 酒田にある立派なお屋敷が印象に残りました。でも、おしんが奉公したという米問屋を見学するのはパス。 新発田市で食べた「ねぎチャーシューメン」はおいしかったのですが若い人向きのボリューム!お城はずいぶん高い山の上にあったようですね。 私は車の中で待機したのは正解でした。それに、石垣だけしか残っていない城跡はもう十分見飽きたのではないですか?(続く)

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