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2013年7月18日 (木)

メーグルでたどる名古屋の歴史 名古屋城本丸御殿(前編)

所用で名古屋へ出掛けた折に昨年と同様に市内を散策することにしました。今回のハイライトは何と言っても第一期工事分の玄関と表書院が完成して5月29日に一般公開された名古屋城の本丸御殿ですが、それだけではもの足りませんので名古屋らしさを感じさせるエリアにも足を伸ばす計画を立てました。

今から1カ月前の6月16日に朝の新幹線に乗りました。この日はあいにくの曇天で三島駅付近から富士山を見ることができません。携行した軽い内容の本を読んでいるうちに名古屋駅に到着しました。到着した16・17番線ホームでいつも利用する「住よし」で「たぬき玉子入りきしめん」(440円)を注文しました。この店で、かき揚げ玉子入りきしめん(かけ)きしめんきつね入りきしめんみそきしめんを食べた感想を当ブログの記事で紹介しています。
 
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ほどなく配膳された「たぬき玉子入りきしめん」は「(かけ)きしめんのたぬき版」に玉子を入れたものです。写真では玉子が沈んでいるためシンプルな「たぬききしめん」に見えて、かき揚げ入りのような豪華(ごうか)さはありませんが、その味は申し分ありません。
 
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名古屋駅東口のバス乗り場(8番)へ向いました。停留所の屋根裏に「メーグル」と書かれた右端のレーンには長い行列が出来ていました。「メーグル」とは市内北部の観光地を定額で巡回できる「なごや観光ルートバス」の愛称です。「メーグル」とは「メー」(名古屋の省略形)と「グル」(巡回をイメージさせる擬音のグルグル)」を組み合わせた造語と思われます。
 
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名駅通りの反対側では大名古屋ビルヂングが取り壊されて新しい大名古屋ビルヂングの建設が5月から始まっているようです。そして名古屋駅側でも「名古屋駅新ビル」(仮称)の建設が始まっていました。
 

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「メーグルバス」の一日乗車券を案内と整理をする人から500円で購入しました。
   
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到着した「メーグル」(バス)の後部には名古屋城本丸御殿の玄関と表書院が5月29日に公開されたと表示されています。
 
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「メーグル」への乗車が始まりました。乗車時に運転席脇の機械で日付を印字してもらう仕組みになっていました。乗車時に運転席脇の機械で日付を印字してもらう仕組みになっていました。
 
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午前11時10分に出発した「メーグル」は名駅通りを北へ向い、則武(のりたけ)新町交差点を右折して「産業技術記念館」停留所と、しばらく走った「ノリタケの森」停留所にまず停車しました。
 
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外堀通り(県道200号)の新御園橋交差点を左折して伏見通り(国道22号)を北上すると名古屋城が近づきました。名古屋城前交差点とその西側に接した名古屋能楽堂の敷地内にある加藤清正像が見えます。
 
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名城正門交差点に近い名古屋城停留所でメーグルバスを下車。1年前にも訪れた名古屋城の正門へ向いました。明治43年に旧江戸城内の蓮池御門が移築されて正門となりましたが、第2次世界大戦により焼失したため、昭和34年に天守閣とともに現在の正門が再建されました。
 
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西之丸に入ると見事な天守閣の屋根瓦の緑青入りが新緑に映えていました。右手前は解体修理中の西南隅櫓(重要文化財)です。この建物は慶長17年(1612年)頃に建てられ、大正10年(1921年)に土台の石垣の崩壊にともない行われた大規模修理以来の大規模な修理だそうです。ちなみに工事の完成は平成26年秋頃の予定。
 
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さらに東方へ直進して本丸御殿方面へ向かいと大きなテントが張られていました。ここが行列の最後尾のようです。強い日差しを避けるためのテントがあることはあり難い。
 
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テントの中には長い行列に並ぶ人を退屈させないように本丸御殿内の写真パネルが飾られています。
 
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こちらは玄関付近の解説
 
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そして謁見(えっけん)の場である一段と豪華な表書院上段之間の写真を見ると期待が高まりました。
 
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観光用の人力車が待ち行列の切れ目を抜けて西南隅櫓の方向に向います。
 
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表二之門へと行列が続いています。西之丸を東西に通行する人たちのために簡単な遮断機が設置してあります。
 
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枡形(ますがた)を構成する本丸表一之門跡
 
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本丸御殿の車寄(くるまよせ)と玄関がやっと見えました。玄関破風(小さい屋根)とその上にある飾り瓦(かわら)の獅子口(しちぐち)と下にある兎毛通し、そして中之口部屋の屋根の木連格子と建物を火災から守る懸魚(げぎょ)などが印象的です。名古屋城本丸御殿は尾張藩主の住まいとして徳川家康の命により慶長20年(1615年)に建てられました。寛永11年(1634年)には将軍のお成御殿として上洛殿(じょうらくでん)が増築され、格式高い御殿として知られていましたが、昭和20年(1945年)の空襲で天主閣とともに全焼したそうです。
 
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少し前進した位置から玄関破風をアップして撮影しました。
 
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(続く)

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