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2013年8月に作成された記事

2013年8月31日 (土)

30周年を迎えた東京ディズニーランド(第7回)

Img_0408 アドベンチャーランドの中を歩いていると大きな木に作られた家がありました。
 
 
 
 

Img_0406 この家はスイスファミリー・ツリーハウスで、無人島にたどり着いたロビンソン一家の大きな木の家です。
 
 
 
 

Img_0396 駆け出したオチビちゃんとコチビちゃんを追ってチビスケくんとチビエちゃんも階段へ向かいます。
 
 
 
 

Img_0398 係員は小さな子供には付き添いが必要との説明を受けたため、二人のお母さんと私がエスコートすることになりました。
 
 
 

Img_0400 階段を上った場所にある家の中を覗(のぞ)くと、時代がかった家具が置かれていました。左手には木製のパイプオルガン、中央には食器棚、右手にはレターデスクとローソクが入った箱が並び、中央には果物がいっぱい乗るテーブルもあります。上から下がるのはランプでしょう。
 

Img_0402 吊り橋のような廊下が伸びています。
 
 
 
 
 

Img_0404 少し先から振り返るとこの廊下は木の幹を取り巻くように折れ曲がっています。大きな木を一周するようにして地上へ下りました。
 
 
 

Img_0410 ウエスタンランドへ出てデイパレード「ハピネス・イズ・ヒア」を見るのに適した場所を探しました。通路に面した場所はすでにゲスト(観客)でいっぱいでしたから、「ピ-ターパン空の旅」の斜め向かい側ある小さな丘のような場所で立ち見をすることに。午後4時になると音楽が流れ、パレードの先頭を切ってグーフィーが現れました。

Img_0414 グーフィーに続いて現れたのは白雪姫でした。余談ですが、白雪姫(Snow White)はドイツの中西部にあるヘッセン州の民話をもとに、グリム兄弟に取り上げられて世界中に知られる童話になりました。雪のように白い肌と黒檀(こくたん)のように黒い髪を持つことから主人公は白雪姫と呼ばれたのです。

Img_0416 3番目はミッキー・マウスのフロート(動力付きの台車)です。ゲストの掛け声が一段と大きくなりました。
 
 
 
 

Img_0418 すぐ後ろにマーチングバンドが続きます。
 
 
 
 
 

Img_0420 ドナルドダック、ピノキオ、ダンボなどが汽車に乗って楽しそうに遊んでいます。最後部は七人のこびとのようです。
 
 
 
 

Img_0422 このダンサーたちは猫でしょうか?
 
 
 
 
 

Img_0424 映画「おしゃれキャット」のキャラクター、マリー(白いネコ)が壊れたチェロ(またはバイオリン)と並んでおり、自動演奏ピアノの後方にはその兄弟のトゥルーズが後方にいます。ピアノの上にはネズミのロクフォールも。
 
 

Img_0428 アニメ映画「リロ・アンド・スティッチ」に登場する少女リロのようです。 
 
 
 
 

Img_0430 もちろんスティッチも続きました。
 
 
 
 
 

Img_0432 大きなペリカン「ナイジェル」の口の中で遊んでいるのはアニメ映画「ファインディング・ニモ」に登場する主人公クマノミのニモ(奥)とナンヨウハギのドリー(手前) 
 
 
 

Img_0434 ピンクのクラゲとペリカンのダンサーたち 
 
 
 
 
 

Img_0436 ウッディーとバズ・ライトイヤーなど「トイストーリー」シリーズのキャラクターが集合 
 
 
 
 

Img_0438 そしてウッディーとジェシーのコスチュームダンサーたちも登場しました。(続く)

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2013年8月25日 (日)

30周年を迎えた東京ディズニーランド(第6回)

Img_0348_3 通路の反対側にあるCAPTAIN EO(キャプテンEO)はマイケル・ジャクソンが主演し、ジョージ・ルーカスとフランシス・コッポラが製作と監督を担当した3Dスペース・アドベンチャーです。色や音を全く失った暗黒の星へとたどり着いたキャプテンEOと仲間たちが暗黒の女王とその軍隊を相手に闘(たたか)いを挑(いど)む物語です。

小さな子供たちにはまだ早すぎると思われますので入館待ちはせず、その代わりにYouTubeのビデオを紹介することにします。まだ若くて溌剌(はつらつ)としていた20数年前のマイケルをたっぷり楽しんで下さい。

Img_0350 雨がまた降り始めました。アドベンチャーランドへ引き返す途中にシンデレラ城前の特別ステージでアトラクションが行われていることに気づきました。時々空高く吹き上がる水の柱が涼しさを感じさせます。 
 
 

Img_0352 正面なら見やすいと思って移動しましたが、人垣と傘でステージがまったく見えません。左端に「ディズニー夏祭り」の幟(のぼり)が確認できます。巨大な噴水は夏季限定のウォータープログラムのようです。 
 
 

Img_0354 見やすい場所を探しました。「爽涼鼓舞(そうりょうこぶ)」の看板があるステージ上ではミッキーマウス、ミニーマウスとデイジーダックなどのキャラクターとダンサーたちが踊っています。The ENBU(ザ・エンブ)と名付けられた1日4回開催されるダンス・コンテスト(ザ・ホットチャレンジ)でした。

Img_0356 雨が降り続く中、再びアドベンチャーランドに入ります。
 
 
 
 
 

Img_0384 PIRATES OF CARIBBEAN(カリブの海賊)に入ります。ちなみに看板の下にあるKIRINはスポンサー名です。この周辺はルイジアナ州ニューオーリンズの町並みが再現されているそうです。
 
 

Img_0358 迷路のように入り組んだ待ち列の順路(広いキューラインエリア)を少しずつ進みます。壁に飾られた油絵は海賊船の戦いを描いているようです。
 
 
 

Img_0360 薄暗い船着場に入ると、やがて大きなボートが岩壁に横付けしました。そのボートの舳先(へさき)に表示されている"Anne"は女海賊の名前Anne Bonny(アン・ボニー)から採(と)ったのでしょう。   
 
 

Img_0364ボートが出発すると右手に人影が・・。クレール料理を提供するレストランBlue Bayou“(青い入り江)です。庶民的なケイジャン料理と同様にルイジアナにあったフランスの植民地に住んだ人々の料理です。店内の照明は提灯(ちょうちん)とアルコールランプがあるだけですから、とても暗くてアトラクションと一体になっています。 

Img_0366 海賊の強烈なイメージが暗闇の中から現れました。
 
 
 

 
 

Img_0370 海賊だとすぐ分かる人物がランプの灯りに照らされて立っています。気のせいかもしれませんが、あのジョニー・デップに似ています。
 
 
 

Img_0372 ロープでつながれた女性たちは略奪(りゃくだつ)されたのでしょう。左下は鶏(にわとり)のようです。
 
 
 
 

Img_0376 海賊とその飼い犬がいますが、樽(たる)の中から誰かの頭が覗(のぞ)いています。
 
 
 
 

Img_0378 ご機嫌(きげん)そうな海賊が酒を飲んでいます。
 
 
 
 
 

Img_0382 海賊の頭領(とうりょう)と思われる人物が鳥に向って何か話しかけているように見えます。
 
 
 
 

Img_0394_2 オチビちゃんとコチビちゃんがお腹が空いたと言うため、アドベンチャーランドの入口近くにあるCHINA VOYAGER(チャイナボイジャー)に入ることになりました。かつて海賊船で働いていた中国人コックの孫がレシピを受け継いいでつくった中華レストランだそうです。チャイナボイジャーとは「中国の航海者」を意味します。 

Img_0386 スープヌードルのメニューにある坦々麺(辛味噌)、海老入り白湯麺(塩)、チャーシュー麺(醤油)の中から私は海老入り白湯麺(980円)を選びました。これは期待通りの美味しさです。
 
 

Img_0388 さらにチャーシュー麺(980円)も選んで皆でシェアすることにしました。こちらの方は残念ながら私好みの味ではありませんでした。 
 
 
 

Img_0390 オチビちゃんが強く望んだ肉まん(320円)もあります。子供でありながら健啖家(けんたんか)のオチビちゃんとコチビちゃんは麺とともにペロリと平らげました。
 
 
 

午後4時に始まる昼間のパレード「ハピネス・イズ・ヒア」が20分後に近づきましたのでシンデレラ城前の大きなロータリー方面へ移動することにしました。ここでショートブレイクを取ることにして記事の投稿をしばらく休止します。(続く)

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2013年8月24日 (土)

30周年を迎えた東京ディズニーランド(第5回)

Img_0270 さらに隣のアドベンチャーランドに入りました。最初に向ったのはWESTERN RIVER RAILROAD(ウエスタンリバー鉄道)の乗車駅です。人気アトラクションのようで大変な混雑です。蒸気機関車に乗ってアメリカ西部をめぐる旅ができるようです。
 

Img_0272 階段を使って駅舎の2階へ上がると展望が開けました。ひときわ目立つ搭はハワイの鳥たちが繰り広げる魅惑のショーが行われる魅惑のチキルームです。いたずら好きのスティッチが登場するようです。シンデレラ城の尖塔が右手の木立の向うに聳(そび)えています。
 

Img_0274迷路のように入り組んだ順路を抜けたプラットフォー ムへ蒸気機関車が到着しました。機関車の名前ははっきりとは確認出来ませんでしたが青色ですからミシシッピ号と思われます。青い旗に染め抜かれたTAKARA TOMYはスポンサーの名前です。 
 

Img_0276_23両連結の客車の2両目(402号)越しに周囲の森林が見えます。 
 
 
 
 

Img_0284 出発すると鹿の夫婦が見送ってくれました。チビスケくんがそれを指差しています。 
 
 
 
 

Img_0286 次いでアメリカン・インディアンの小さな集落脇を通過します。 
 
 
 
 

Img_0288 大きなアメリカ河沿いに出ました。先ほど見た蒸気船のマークトウェイン号が船着場へ向っています。遠くに見えるのは鉱山列車が岩山を猛スピードで駆け抜けるビッグサンダー・マウンテンです。
 
 

Img_0290 岩山に造られた鉱山の施設のようです。
 
 
 
 
 

Img_0292 鉱山列車のレールが急降下しているのが見えます。その周辺には巨大な動物(恐竜?)の骨や溶けた石灰岩(炭酸カルシウム)でできた棚田が迫力あるシーンを演出しています。 
 
 

Img_0294 鉱山の別の施設に接近します。
 
 
 
 
 

Img_0296 鉱山列車とニアミスです。
 
 
 
 
 

Img_0300 トンネルに入ると恐竜たちが棲(す)む1-2億年前の中生代にワープしていました。そしてトンネルを抜けると駅に到着しました。 
 
 
 

Img_0309 午後1時半を過ぎましたので、ファストパスで予約したトゥモローランドにあるバズ・ライトイヤーのアストロブラスターへ向います。その途中でシンデレラ城の前の広場を通過しました。いつの間にか雨は止んだようです。
   
 

Img_0311 オチビちゃんとコチビちゃんがそのレンガタイル敷きの中で隠れミッキーをもう一つ見つけました。
 
 
 
 

Img_0315 ほとんど並ばないでファストパスエントランスからアストロブラスターに入館できました。
 
 
 
 

Img_0323 バズ・ライトイヤーが入館者を出迎えてくれます。
 
 
 
 
 

Img_0326 コーヒーカップのような2人乗りのライド(移動体)に乗って、アストロブラスター(光線銃)でロボットや秘密兵器などのターゲット(的)に当てれば得点できるシューティングゲームのアトラクションです。薄暗い館内には様々なものが次々に現れますので、すばやく的を見つけて光線銃を発射することがコツであると分かってきました。

Img_0330 実は狙うのは的の全体ではありません。その中の「Z」の中心に刻まれている黒い弾痕(だんこん)にうまく当たるとコンマ何秒かだけ赤い点が浮かびます。バズ・ライトイヤーも出現してゲストと一緒に敵と戦います。
 
 

Img_0332 三つ目のエイリアンが襲来(しゅうらい)しました。右側でクレーンに吊り下げられるZURG(ザーグ)は「トイストーリー2」に登場するEvil Emperor(悪の帝王)です。そして左手にはAl's Toy Burn(アルのオモチャ店)のカード伝票のようです。さて、どこを狙えば良いのか・・・。隣りに座るオチビちゃんも必死になって光線銃を連射しています。   

Img_0338 写真を撮影しながらでしたが、後半に多くの得点を獲得したことで、何とか1万点を超えることができました。下から三番目のレベル3(1万点-10万点)はプラネット・パイロット(惑星の操縦士)のランクです。ちなみに、最高ランクのレベル7「アストロ・ヒーロー」(宇宙の英雄)は99万9999点を獲得する必要があります。(続く)

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2013年8月23日 (金)

30周年を迎えた東京ディズニーランド(第4回)

2013_07290151 ボートが暗いトンネルを抜けると雰囲気が一転して別世界が広がりました。最初のシーンは民族衣装を着た子供たちが踊っています。国名は表示されていませんが、トナカイの角のようなものをつけたキャラクターが花の上に見えますから北欧のようです。最初のエリアはヨーロッパの国々なのでしょう。

2013_07290152 右手前はイギリス(バッキンガム宮殿の近衛兵)のようですが、奥の三日月に載っているのはオランダの子供たちでしょうか? 
 
 
 

2013_07290153 テキサス州の遊園地「シックス・フラッグス」にある巨大な回転ブランコのようで見ているだけで目が回りそうです。オーストリアの首都ウィーンにあるプラーター遊園地やスウェーデンの首都ストックホルムにあるグローナルンド遊園地にも似たアトラクションがあるそうです。
 

2013_07290154 こちらは風車に挑むドンキ・ホーテと従者のサンチョ・パンサですから国はスペイン
 
 
 
 

2013_07290155 次はアジアに移ります。一見するとタイのダンスのようですが、イスラム教の雰囲気がありますからインドネシアでしょう。影絵は両国に限らず南アジア諸国で広く見られるアトラクションです。
 
 

2013_07290156 凧揚(たこあ)げ、扇子(せんす)、内裏雛(だいりびな)と来ればもちろん日本
 
 
 
 

2013_07290157 次はアフリカです。大きな太陽、ラクダ、椰子(やし)の木、ピラミッド、スフインクスがレイアウトされて分かりやすいエジプト
 
 
 

2013_07290158 カバ、サイ、シマウマ、右端にはライオンとダチョウがいますからケニアでしょう。
 
 
 
 

2013_07290159 ジャングル(熱帯雨林)のなかでは両側にキリン、真ん中におおきなキバと耳が特徴的なアフリカゾウ
 
 
 
 

2013_07290160 特徴的な太陽、ピラミッド、子供たちがかぶるツバの大きなソンブレロとカラフルな上着は間違いなくメキシコです。中央でサボテンがギターを奏(かな)でています。右上のフクロウはマヤ文明などで豊穣と死と深い関係がある縁起物だそうです。メキシコと言えばカンクーンへ旅行した時に訪れたマヤ遺跡を思い出します。

Img_0246 ここでカメラのバッテリー(7年間使用)が切れてしまいましたのでアイフォーンに切り換えました。これは私が好きなニュージーランドです。右側の大きな花の下にいる動物は羽根のない鳥「キウイ」と先住民マオリ(ポリネシア系)の子供でしょう。左側の通路にはポリネシアらしい模様と刺青(いれずみ)のある人の顔が描かれています。

Img_0248 いよいよフィナーレです。照明されているためモノトーンに見えますが、白い衣装を着た国籍を意識させない各国の子供たちが並んでいます。「平和な世界」を表しているそうです。 
 
 

Img_0250 熱気球に乗る二人も同様です。
 
 
 
 
 

Img_0252 ピンク色をした観覧車の右前方に出口が見えて来ました。約10分間の夢の世界を巡(めぐ)る船旅でした。
 
 
 
 

Img_0258 すぐ隣にあるQUEEN of HEARTS Banquet Hall(クィーン・オブ・ハートのバンケットホール)はハートの女王の晩餐会(ばんさいかい)でハート形のハンバーグやデザートが食べられるレストランです。
 
 

Img_0260 Haunted Mansion(ホーンテッドマンション)には長い行列ができていますので後回しにすることに。
   
 
 
 

Img_0262 その先でオチビちゃんとコチビちゃんが隠れミッキーを発見しました。ファンタジーランドの隣は落差が約15メートルの滝を滑り降りる人気のスプラッシュ・マウンテンがあるCRITTERCOUNTRY(クリッターカント リー)ですが、そこには立ち寄らないで、その先にあるWESTERNLAND(ウェスタンランド)へ向いました。 

Img_0264ちょうど乗り場を出発した「トムソーヤ島いかだ」は、環状の「アメリカ河」に囲まれた「トムソーヤ島」と連絡する、いかだ型動力船による渡し船のアトラクションです。
 
 
 

Img_0266 その右手に乗船場がある蒸気船マークトウェイン号はアメリカ河を一周する真っ白な蒸気船です。
 
 
 
 

Img_0268 マークトゥウェイン号が目の前を通過して行きます。ちなみにマーク・トウェインは子供向け人気小説「トム・ソーヤーの冒険」を書いたアメリカの作家の名前です。(続く)

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2013年8月22日 (木)

30周年を迎えた東京ディズニーランド(第3回)

2013_07290113 午前11時を過ぎましたので早めの昼食にすることにして、ミニーの家の左隣にあるヒューイ・デューイ・ルーイのグッドタイム・カフェを選びました。ドナルドのいたずら好きな甥(おい)っ子3人組が経営するカウンターサービスのレストランです。小雨がまだ降り続いています。
 

2013_07290114 ドナルドバーガー(エビカツ)(530円)、ミッキーピザ(420円)、フレンチフライポテト(210円)、ドリンク類(230-290円)などを注文しました。
 
 
 

2013_07290117 子供たちに人気があるのは何と言ってもミッキーピザで、大人たちにはドナルトバーガーのエビ味が好評でした。まだ食べ終わらない時に突然周囲で大歓声が沸(わ)き上がりました。 
 
 

2013_07290123 振り返るとCITY HALL(市役所)のドアを開けてドナルドの妹であるデイジーが登場したのです。これを見たコチビちゃんとチビエちゃんは両親とともに駆け出しました。あっと言う間に撮影会を待つ長い行列ができました。10分ほど待ってコチビちゃんの順番が回ってきました。撮影役はお父さんです。

2013_07290124 緊張が解(と)けたようでピース・サインをしてポーズを取っています。この日は雨模様ですからデイジーはちゃんとレインコートを着ています。
 
 
 

2013_07290126 次はチビエちゃんの順番です。デイジーと一緒の写真をお母さんが撮影しました。
 
 
 
 

2013_07290128 撮影が終ったチビエちゃんはデイジーとハイタッチをしてお別れです。
 
 
 
 

2013_07290130 撮影会が終了するとデイジーは手を振りながらCITY HALLの中へ消えました。
 
 
 
 

2013_07290131 両手で交通整理をする信号灯の脇を抜けてトゥーンタウンをさらに進むと大きな噴水が見えてきました。
 
 
 
 

2013_07290133 ロジャー・ラビット(名前の通りうさぎのキャラクター)の噴水(WATER WORKS)でした。同じトゥーンタウンにはミッキーの噴水がドナルドのボートの近くにありますが、茶色いレンガの道をたどれば迷わずに行けます。
 
 

2013_07290134 ROGER RABBITS CARTOON SPIN(ロジャー・ラビットのカートゥーンスピン)にも長い行列ができていました。タクシーのレニー(2階の窓を破って顔を出している)に乗ってトゥーンタウンの裏路地を走って悪党を追いかけるアトラクションのようです。レニーの上に見えるCABCO(キャブカンパニー)はタクシー会社を意味しています。

2013_07290135 どうしようかと思う間もなくオチビチャンはその隣で面白いものを見つけたようです。
 
 
 
 

2013_07290136 花火が大量に突き出たFIREWORKS(花火工場)は窓から煙(水の霧)が出ると・・・。
 
 
 
 

2013_07290138 隣のFIRE DEPARTMENT(消防署)では消防用ホースから観客(ゲスト)に向って勢いよく水を噴出す仕掛けがありました。 
 
 
 

2013_07290140 でも安心です。水が落ちる場所(地面)にはちゃんと分かるように表示があります。
 
 
 
 

2013_07290139 そして窓から犬のダルメシアン(消防署の犬)がちょっとだけ顔をだします。
 
 
 
 

2013_07290141 トゥーンタウンでたっぷり遊びましたから、隣のファンタジーランドへ向いました。まず大きな絵本を見かけました。POOHS HUNNEY HUNT(プーさんのハニーハント)は5人乗りのハニーポット(はちみつの壷)に乗ってプーさんと一緒にはちみつ探しの旅に出かけアトラクションです。長い待ち行列が出来ていますのでパスしました。 

2013_07290144 その先に“it's a small world(イッツ・ア・スモールワールド)から聞き覚えのある曲が流れてきました。英語を勉強しているオチビチャンは「小さい世界だね」と得意そうです。日本語の歌詞には「小さな世界」とともに「世界はまるい ただひとつ」の言葉も登場します。
   

2013_07290145 世界中の子供たちの歌声に包まれる世界で一番幸せな船旅ができると説明されています。大変な人数が並んでいますが、ボートが次々に出港するため長い行列はかなりの速さで進みます。橋の上から見下ろすアングルで出航するボート(20名乗り)を撮影しました。 
 

2013_07290150 並び始めてからわずか10分後に出発したボートはトンネルに入って行きます。(続く)

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2013年8月21日 (水)

30周年を迎えた東京ディズニーランド(第2回)

2013_07290085 ドナルドのボートに入ると不思議な機械のようなものがあって小さな子供たちであふれていました。螺旋(らせん)階段で上階に上がって操縦室に出ると舵(かじ)や望遠鏡、汽笛やコントロールパネルなど色々な仕掛けがあります。オチビちゃんは操縦室から降りて出口へ向いました。こちらの方が探検する気分になれるからでしょう。

2013_07290086 その脇にはこんなに大きな滝がトゥーンレイクに流れ落ちています。右端に少し写る茶色いものはドナルドのボート(一部)です。 
 
 
 

2013_07290093 トゥーンタウンの一番右奥にあるCHIPN DALES TREE HOUSE(チップとデイルのツリーハウス)はドングリ好きのシマリスコンビ(写真の右下)が住んでいる大きなカシの木を利用した家で、ドングリがいっぱい実っています。 
 
 

2013_07290094 かなり大きな木の全体が家になっている自由に動けるウォークスルータイプのアトラクションです。待ち時間なしで小さな子供が気軽に遊べることが魅力でしょう。木の内部の螺旋(らせん)階段を2~3階部分の高さまで登って、木の外に出た階段(以前は滑り台)で下ってくるだけです。ただし、家の中にチップとデイルはいません。 

2013_07290089 こちらは右手にある出入口です。
 
 
 
 
 

2013_07290091 階段を下りた家の裏にはドングリバター製造機(奥の赤いもの)とミッキーやドナルドなどディズニーキャラクターの名前にドングリが貼り付けられていました。ドングリバターの予約表かもしれません。 
 
 

2013_07290095 ドナルドのボートとツリーハウスの間にはGADGETS GO COASTER(ガジェットのゴーコースター)がありました。乗り場へは小さい方の池に沿った通路で一周する必要がありました。 
 
 

2013_07290096 ゴーコースターとはドングリをくり貫いて作ったローラーコースターでした。発明家のガジェットが造ったと説明されています。
 
 
 

2013_07290097 浅草の花やしきにあるジェットコースターと同様な小型のコースターです。
 
 
 
 

2013_07290099 出発直前に急いで撮影した1枚です。乗ってみると岩や池がすぐそばに接近して結構スリルがありました。私の腕をつかんだオチビちゃんの手から緊張がはっきり伝わってきました。 
 
 

2013_07290100 MICKEYS HOUSE AND MEET MICKY(ミッキーの家とミートミッキー)にはミッキーに合うことを期待する人の長い行列ができています。60分と説明されましたのでパス。玄関先のトピアリーはブルートです。右手にミッキーのトピアリーもあったようです。 
 

2013_07290101 それではと、行列の短い隣のミニーの家に入ることにしました。ハートがいたるところに飾られています。
 
 
 
 

2013_07290102 ハートの矢を射ろうとしているミニー
 
 
 
 
 

2013_07290103 行列が続く庭に願いごとが叶(かな)う井戸がありました。オチビチャンは「言わない!」と意地を張っています。声に出して願いごとを唱(とな)えたあとにコインを投げ入れるとミニーの声が聞こえる仕掛けがあるようですから残念なことをしました。 
 

2013_07290104 オチビちゃんとコチビちゃんが玄関脇の庭に小さなハート形をした石をいくつも見つけました。
 
 
 
 

2013_07290105 ミニーの家の内部はカラフルな家具や道具がいっぱいあります。ただし、ミニーは忙しいため家にはいません。
 
 
 
 

2013_07290108 こちらはキッチンにあるガスオーブンと冷蔵庫(左端)
 
 
 
 
 

2013_07290109 チビエちゃんはディッシュウォッシャー(皿洗い機)を操作しています。ボタンを押すのが大好きなのです。
 
 
 
 

2013_07290110 ボタンを押すとその内部に入っているたくさんの食器が水と泡で洗われている様子がリアルに表現されました。
 
 
 
 

2013_07290111 外に出るとヒョウキンな表情をしたミニーちゃんがいました。後方には大きなハートとミニーちゃんのトピアリーが並んでいます。(続く)

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2013年8月20日 (火)

30周年を迎えた東京ディズニーランド(第1回)

オチビちゃんとコチビちゃんたちが今回期待していることは何と言っても東京ディズニーランド行きです。両親はオチビちゃんが生まれる直前に訪れていますが、もちろん二人にはその記憶がありません。そこで、二人の両親の発案でチビスケくんとチビエちゃんの一家も誘って総勢10人でグループ旅行をすることになりました。

その東京ディズ二―ランドは今年4月に開園30周年を迎えたそうです。同居者は子供会の行事で開園した頃に訪れていますから、4人の幼い子供たちを別にすれば、東京ディズニーランドに始めて入園するのは私だけのようです。とは言っても、シルク・ドゥ・ソレイユの公演ZEDや周辺のオフィシャルホテルで開催された催し物に参加するため舞浜駅とモノレール「ディズニーリゾートライン」は何回か利用しています。それに、当ブログの8年前の記事に書いたようにカリフォルニア州(アナハイム)にあるディズニーランドとフロリダ州(オーランド)にあるディズニーワールドには20数年前に家族旅行で行ったことがあります。

2013_07290044 地元での盆踊りが終わった翌日(7月最後の月曜日)、2つのグループに分かれて湾岸道路を東に走りました。手前の都心環状線が混雑していたため私の車が10分ほど先行して到着。屋上駐車場に車を停めて入場ゲートへ向いました。
 

2013_07290048 東京ディズニー・リゾートを一周するモノレール「ディズニーリゾートライン」の下を潜(くぐ)り、東京ディズニーランドホテルの脇を通過します。このモノレールは東京ディズニーシーがオープンした2001年に開業した約17分で4駅を巡る環状線です。 
 

2013_07290047 この日は天気予報通りにあいにくの小雨模様です。入場チケット(ワンデイパスポート)は事前に購入してありましたから、チケット売り場に並ぶ必要はありません。
 
 
 

2013_07290050 スムーズにゲートを通過して人の流れに乗るようにワールドバザールへ向います。ワールドバザールはその名前の通りにヴィクトリア様式の建物が軒(のき)を連ねる古きよきアメリカの町並みが再現されて、20数軒のショップとレストランが入っています。
 

2013_07290051 1日中小雨が降る続きそうですからショップでレインコートを購入することにしました。用意の良いチビスケくんとチビエちゃんだけは自分のレインコートを持参していましたが、残りの8名も園内を身軽に移動するには持参した傘ではなくレインコートが必要でした。
 

2013_07290053 ウォルト・ディズニーとミッキー・マウスが並ぶ場所はシンデレラ城が展望できて人気のフォトスポットです。2人の名前の上にパートナーズ”(相棒)と表示されるこのブロンズ像はミッキー・マウス誕生65周年記念でアメリカのディズニーランドに置かれたものと同じものが1998年に開園15周年を記念して設置されたそうです。

2013_07290054 その左手にあるパークインフォメーションボードの近くでオチビちゃんとチビスケくんは何やら面白そうなものを発見しました。ミッキーの手のようです。
 
 
 

2013_07290059 コチビちゃんとチビエちゃんも参加
 
 
 
 
 

2013_07290060 右手方向へ歩いてトゥモローランドへ向いました。オトビちゃんがぜひ入場したいと言っていたバズ・ライトイヤー(映画「トイストーリー」の主人公格)のアストロブラスターがあるからです。しかし開園して20分が経過しており、アストロブラスターにはすでに長い行列が出来ていました。最後尾の係員が90分待ちと説明しています。

2013_07290065 入園したら直ちにファストパスの予約を行うべきでした。予約すれば人気アトラクションでも長い行列に並んで待つ必要がない便利な仕組みです。ただし2時間の間隔を空けないと次の予約ができませんからアトラクションや乗り物をうまくスケジューリングする必要があります。午後1時-2時のファストパスが手に入りました。

2013_07290066 チビスケくんのお母さんがアイフォーンで乗り物の待ち時間をチェックしてくれました。その情報を参考にして同じトゥもローランドにあるスタージェットへ向いました。
 
 
 

2013_07290068 雨の中で待つこと10数分でエレベーターに乗る順番が回ってきました。“GANTRY LIFTと日本人に馴染みのない言葉で表示されています。プチ薀蓄(うんちく)ですが、GANTRYとは鉄枠あるいは搭を意味し、LIFTがイギリス英語ではエレベーターのことを指します。
 

2013_07290070 前の組が飛行機に乗ると回転し始め、乗客はアップダウン用ボタンを使って高さを自由に調整できる仕組みがありました。
 
 
 

2013_07290071 GRAND CIRCUIT RACEWAY(グランド・サーキット・レースウェイ)は2人乗りのレーシングカーを運転して曲がりくねったコースに挑戦できるアトラクションです。年齢制限や身長制限はありません。
 
 

2013_07290072 4つのレーンに次々到着するレーシングカーに乗り込めばガソリンエンジンンの迫力ある爆音とともにレーシングカーは小気味よく走り始めました。オチビちゃんにはアクセルペダルが少し重すぎるようで時々アシストしましたがオチビチャンは最後までがんばって運転しました。
 

2013_07290067 隣のトゥーンタウン(漫画の町)にはミッキーとその仲間が住んでいます。ちなみに、tooncartoon(漫画・アニメ)の省略形です。とりあえず反時計方向に巡(めぐ)ることにしました。 
 
 

2013_07290077 最初にあるグーフィーのペイント&プレイハウスは長い待ち行列が出来ていて誘導係から60分待ちと伝えられたことでスルーすることに。
 
 
 

2013_07290079 こちらはトゥーンレイク(湖)に浮かぶドナルドのボートです。小さな子供が内部やデッキを探検できる構造になっていました。残念ながらここではドナルドに会うことは出来ません。   
 
 

2013_07290078 船首にはドナルドが確認できます。参考情報ですが、今回使用したデジカメは引き出しの中で眠っていたFinePix F30です。この1年間余り愛用してきたFinePix F770EXR横浜中華街の記事で触れたように故障したままなのです。(続く)

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2013年8月16日 (金)

スマホがあなたの頭脳を破壊する?

当ブログでは昨年9月に掲載した記事「テレビは必要ですか?」に続いて、今年1月にはテレビの観すぎが頭脳に悪影響を与えると警鐘を鳴らした和田秀樹著「テレビに破壊される脳」を紹介しましたが、今回はスマートフォンが人の脳(思考と行動)に与える悪影響を考えてみました。

スマートフォン(以下スマホ)は腕時計以上に身近な存在として常に持ち歩く人が多い万能の電子機器で、アップル社のアイフォーンやAndroido OSを使うソニー製Xpedia、サムスン電子製GALAXY、シャープ製AQUOS PHONEなど大きなタッチスクリーン(現状では4-4.7インチ)を持つ携帯電話端末を指すといって良いでしょう。通話・メール・インターネット・音楽プレーヤーなどの機能が備わっていて、ネットサーフィン・YouTube・ブログなども簡単に利用できるだけではなく、無料のアプリを追加すればFacebook・Twitter・Skype・LINEなどのコミュニケーション機能や各種ゲームも楽しめます。つまりスマートフォンは名前の通り「賢い電話」なのです。

従来の携帯電話(フィーチャーフォン)でも通話以外にメールやインターネットなどの利用も可能でしたが、スマホは携帯電話の可搬性(ポータビリティ)とパソコンの多様な機能(ユーティリティ)を一つにまとめた新時代の携帯端末と言えるでしょう。これらの魅力に加えてパケット定額などの料金制度がこの数年でスマホを爆発的に普及させたと考えられます。こんな便利なスマホですが、懸念材料もいくつか考えられます。そんなバカなと思われることも有るかも知れませんが、後悔しないためにはどうすべきかを考える参考にしていただければ幸いです。

(1)歩行中の利用がもたらす危険

最も分かりやすいリスクとして挙げられるのは最近注目され始めた「歩きスマホ」です。歩行中にスマホに夢中になって人や車に接触することや、時には駅のプラットフォームから転落する事故も発生しています。スマホはフィーチャーフォンに比べて画面が大きくて鮮明なことで利用者が画面に没頭しやすいことと、両手で操作(左手で持って右手の指で画面にタッチ*)するため視線が下を向きやすいいのです。つまり、心理的にも物理的にも周囲が見えにくくなりがちなのです。このリスクを避けるには迷惑にならない所に立ち止まって利用することに尽(つ)きます。「歩きタバコ」ならぬ「歩きスマホ」は止めましょう。
  *主なタッチ操作: タップ、フリック、スワイプ、ピンチ、マルチタップ、ドラッグ

(2)電磁波が脳に与える悪影響

学生の頃からの趣味であるアマチュア無線で大出力(100ワット以上)の電波を扱ってきた私は電磁波の影響に強い関心を持っています。昔のことですが、熱心なアマチュア無線家は強い電波に長時間さらされるため、子供は女の子しか産まれないという都市伝説がありました。それはともかく、高圧(数万ボルト以上)の送電線や放送局の送信アンテナ(50-100キロワット)の周辺では体に変調をきたす人が多いことが昔からよく知られており、電子レンジ(500-1000ワット)も人体に悪影響を与えることが1970年頃に確認されたことで電磁波が外部へ漏れ出さないような保護対策が義務付けられました。これらに比べればスマホが出す電波(1ワット以下)はかなり弱いのですが、携帯電話が現在のように小型化された20数年前からその危険性が指摘されています。それは脳に近い耳に携帯電話を接近させて使用することで小電力でも脳内に高い電界を生じるからです。しかも、同じ場所に長い時間にわたって保持することが多いことも懸念される理由でした。

20年以上にわたってこの懸念は未解決(タバコと異なり歴史が浅い携帯電話は人体に有害であることは実証されていないとする意見が支配的)でしたが、2年前に世界保健機関(WHO)の専門組織である国際がん研究機関は携帯電話の頻繁(ひんぱん)な利用で脳腫瘍(のうしゅよう)のリスクが高まる可能性があるとの見解を公表しました。小さいと思われる危険性も確率が高い(回数が多い、時間が長い)とリスクはそれに比例して大きくなるからです。例えば、低温火災(木材の低温炭化による火災)や低温火傷(携帯用カイロや湯たんぽなどが原因)が身近に存在する似たタイプのリスクです。電磁波によるリスクを避けるには、使用時間を制限するか、それが出来ない時はハンズフリー・モード(マイク付イヤフォン)を使用すれば良いのです。

(3)時間を専有される問題

スマホが登場する前のフィーチャーフォンでも長時間あるいは頻繁(ひんぱん)に電話する傾向が年々強まって通話時間が長くなる傾向があることを統計データが示していました。そしてスマホでは通話に加えてメールやTwitterLINE・チャット、あるいはネットサーフィン(ウェブの連続閲覧)、ゲーム(オンラインおよびアプリ)に没頭(ぼっとう)して時間を消費する人が急増しています。その背景にはスマホの使いやすさと料金の定額制があると思われます。ニールセン社による最近のスマホ利用状況調査”Mobile NetView”で「女性の一人あたりの月間利用時間は47時間で、男性(34時間)の1.44倍である」「利用目的は男女とも検索・通販サイト・LINEが上位を占めている」ことが明らかにされています。しかし、アプリの利用や音楽視聴などの時間を含んでいないようですから、スマホの使用時間はもっと長いと考えられます。

(4)自分の自由時間と考える習慣を失くす問題

上記(3)で述べたように、スマートフォンの利用方法で多いのは、天気予報・地図などの生活情報を入手するだけでなく、疑問に思ったこともネット検索すれば知りたい情報が手に入るため知識が受け売りになるだけでなく一面的な結論に陥(おちい)ることが多くなりがちです。そして、友人・知人とのコミュニケーションにおいてはメールやチャットなどを利用するサイバー空間での言葉のやり取りで「つながっている」ことを確認し合うこと、そしてゲームで遊ぶことなど、暇潰(ひまつぶ)しに最適なスマホが登場したことによって人々は退屈(たいくつ)するということがなくなっているのです。したがって、考えようとする意志や考えるための時間は生まれないでしょう。また「ボーっとする時間」(自省するための時間)さえ無くなっているのです。それなら、「ボーっとするためのアプリ」を開発すれば良いではないかとの意見が出てきそうです。どこまでスマホに支配されたいのでしょうか。ちょっとの間、スマホの電源を切る勇気を持つだけで良いのですが・・。

(5)他人との直接的な交流が減る問題

上記(4)で述べたように、コミュニケーションがスマホを利用したサイバー空間で行われるようになると、友人とコミュニケーションする内容以上に着信数が気になり始めるようです。そして、着信すると即座に返信しなければならないとの強迫観念(きょうはくかんねん)も生まれるそうです。こうなると、スマホを片時も手放せなくなってしまいます。電車のなかでもスマホに文字を入力している人はこの状況に陥(おちい)っているのでしょう。フィーチャーフォンでもこの状況が指摘されていましたが、スマホは使いやすいためより深刻になっているようです。いくら利用してもパケット定額制があるため毎月の料金が増えないこともブレーキを利(き)きにくくしています。上記した「考える時間が少なくなる」ことと同じ理由で友人・知人と直接会って会話する機会も確実に減ることでしょう。

(6)依存症に陥るリスク

以上、スマホの使い過ぎがもたらす問題を長々と書きましたが、(1)事故の引き金と(2)電磁波が脳細胞へ与える影響の2つを別にすれば、いずれもスマホには酒やタバコ、あるいはある種の薬物と同様に習慣性(つまり依存症)があることです。依存症(いぞんしょう)は和田秀樹氏が「テレビで破壊される脳」で指摘されたように、人の意思の問題ではなく、肉体的あるいは精神的な疾患(病気)なのです。使用することを止める以外に治療法はないのです。当事者自身はもう止めることができなくなっているのです。したがって、スマホ依存症にならない事前の対策が必要なのです。ゲーム機やパソコンでも依存症の問題が指摘されましたが、スマホは携帯性に優(すぐ)れることから、より深刻な依存症に陥(おちい)るリスクがあると考えられます。とくに精神的にも肉体的にも成長期にある子供は(1)から(6)までのリスクがすべて当てはまりますから、親は子供にスマホを安易に買い与えないようにすべきでしょう。買い与える時には使用制限(フィルタリングや使用時間)を子供に納得させた上で、それが設定できるスマホ(携帯電話会社)を選ぶべきでしょう。何か問題が起きてからではもう遅いのです。

ここまで読んでいただけば心当たりがあることやなるほどそうだと思われたこともいくつかあると思います。便利で手放せないスマホは使い過ぎに注意しながら賢く(スマートに)利用しましょう。
 

<参考情報>スマホの誕生から現在まで

スマホとは従来の携帯電話(フィーチャーフォン)と対比する新しい携帯電話の呼び名で、カナダRIM社(現在のブラックベリー社)が1990年代に登場したPDA(携帯情報端末)に電話機能を追加して1997年に発売したビジネス用携帯端末のブラックベリーが最初のスマホとして欧米ではよく知られています。日本では2007年に発売されて現在のスマホの原型になったアップル社のiPhone(アイフォーン)が最初と言った方が通じやすいでしょう。

アイフォーンもブラックベリーと同様にアップル社のポータブルメディアプレーヤーであるiPod Touch(アイポッドタッチ)に携帯電話機能・インターネット/メールの送受信機能を追加したものです。最初のモデルは携帯電話の通信方式が日本で使われていないGSM規格であったため日本市場には投入されませんでしたが、第2代目のiPhone 3Gが3G規格に対応したことで日本市場にも登場しました。さらにiPhone 3GSiPhone 4iPhone 4SiPhone 5が毎年発売されて身近な存在になりました。

アイフォーンの大成功に刺激された競合各社がGoogle社の提供するAndroid OSなどを使ってアイフォーンとそっくりなスマホを続々発売したことで、携帯電話におけるスマホの販売シェアは70%前後まで急増しています。しかし、Android以外のOS2011-2012年の2年間で淘汰(とうた)されてしまい、現在はアップル社のiOSAndoroidの2つがスマホ用OSのデファクト(実質的な)標準となり、寡占化(かせんか)が進行しました。

参考として数値データを示しましょう。世界における最新のスマホ販売シェア(台数ベース)は、メーカー数の多いAndroidが約70%と突出し、次いでiOS(アイフォーン)が約20%、その他の合計が約10%のシェアになったようです。日本国内に限ればAndroidが60%強、アイフォーンが30%強、その他の合計が5%弱とアイフォーンの人気が相対的に高いことが分かります。そして、アイフォーンの平均単価はAndroid端末に比べて高いため、金額ベースでは両者の差が縮まると考えられます。

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2013年8月10日 (土)

横浜中華街 関帝廟通りで横浜博覧館へ

3階にフードコート「中華味市場」がありましたので、ここで昼食にすることにしました。
 
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白湯(ぱいたん)ラーメン館のほかにも中華麺チャーハン館・飲茶(やむちゃ)館・料理館・デザート・ドリンク館のセルフサービス・カウンターが並んでいます。
 
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オチビちゃんはチャーシュー麺(780円)と芝麻球(ちーまーちゅう、ゴマ団子、1個100円)を選びました。
 
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私は豚角煮白湯麺(塩味)(850円)です。天井にある赤色照明の影響が写真に出てしまいました。
 
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その他に五目チャーハン(680円)と
 
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上海焼きそば(700円)、そして
 
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焼きギョーザ(580円)などをシェアすることになりしました。料理がテーブルに並ぶと量が多すぎたように思われましたが、オチビちゃんとコチビちゃんの食欲に助けられてほぼ完食することが出来ました。その上、二人はデザートのアイスクリームも忘れません。
 
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持参したクーポン券と引き換えにウーロン茶が全員にサービスされたことは良かったのですが、料理の味は可もなく不可もなくと言ったところで横浜中華街の店にしてはやや期待外れでした。
 

一階のダスカマーケットに下りたオチビちゃんとコチビちゃんは「ふくわらいスタンプラリー」のイベント(7月20日-9月1日)を見つけてテンションがさらに上がりました。4つのスタンプを集めるとクーポンとして利用できるようです。もちろん二人の興味は、クーポンではなく、スタンプを集めることそのものです。スタンプ設置場所は横浜大世界に2カ所、横浜博覧館にも2カ所あり、それぞれ2種類のスタンプが置かれていると説明されています。後で知ったことですが、スタンプを4つ集めるとトリックアートの入場料が20%引きになるのですが、順番が後先になったためクーポンとしての利用価値はほとんど無くなっていたのです。
 

横浜大世界だけでスタンプを4つ集められるかどうかは分かりませんので、二人の希望にしたがって計画になかった横浜博覧館へ行くことにしました。人で混雑する関帝廟通りを西へ向いました。
 
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左手のオープンスペースは東屋「会芳亭」(かいほうてい)がある山下町公園です。2000年にリニューアルされたようです。中華街がある山下町は横浜が開港された時に外国人居留地となったエリアで、中国人がはじめて借りた土地に建てられた「会芳楼(かいほうろう)」という劇場と料理屋を兼ねた総合娯楽施設跡がこの会芳亭のある場所だそうです。
 
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天外天」という店名はいかにも中国風です。天外天とは空のまた外、つまり果てしない宇宙のことを指すそうです。四川料理、上海料理、刀削麺(とうさくめん)を提供する中華料理店でした。左前方にある「究極の豚まん雅秀殿」は行列の出来る肉まんの店として知られますが、意外にも栃木県宇都宮市にある会社の店舗でした。豚まんは関西における肉まんの呼び名だと思っていましたが・・。
 
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オチビちゃんが上方を指差していますが・・。右手にある京華楼も四川料理の店で、左手奥に見える龍翔記(りゅうしょうき)は食べ放題の店のようです。
 
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右手にある関帝廟は西暦160年頃の後漢から三国時代にかけて蜀(しょく)の創始者である劉備(りゅうび)に仕えた将軍・関羽(かんう)を祀(まつ)る寺です。後世において神格化され関帝(関聖帝君)となり、商売の神として世界中の中華街に祀られているそうです。映画「レッドクリフ(2008-9年、原題:赤壁)」では曹操(そうそう)の大軍に呉の孫権軍(智将周瑜)とともに戦いを挑んだ劉備軍(関羽将軍と張飛将軍)と天才的な軍師である諸葛亮(しょかつりょう、字(あざな)は孔明)の活躍が描かれています。意外でしたが、主人公は魅力的なリーダーで三国時代に王となる曹操(悪役)と劉備(高潔な人物)・勇猛な将軍の関羽と張飛ではなく、知略を競う周瑜(しゅうゆ)と諸葛孔明(こうめい)の二人でした。
 
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地久門(ちきゅうもん)に行き当たってしまいました。実は、この手前で右に折れるべきだったのですが・・。
 
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アイフォーン(MapFanアプリ)の助けを借りて何とか横浜博覧館に到着。
 
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オチビちゃんとコチビちゃんの二人はスタンプ設置場所がある3階へ直行しました。
 
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その途中、2階で何やら人の行列ができています。そして、「ベビースターランド」の文字も見えます。今年3月にオープンしたこの施設ではベビースターラーメン(おやつカンパニー社)が作られる様子を見学でき、しかもその場で食べることもできるコーナーでした。
 
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製麺から麺揚げまでの製造プロセスを間近で見られるのは、日清食品のインスタントラーメン発明記念館とよく似ています。ただ、こちらは自作することはできません。列が進む方向と説明看板に書かれたプロセスの順番が逆になっているのはややこしいです。
 
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二人はメニューを真剣にながめています。
 
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そして二人ともできたてスナックセット(チョコレート)を選びました。
 
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コチビちゃんに勧められて試食してみるとチョコレートはとても甘い味付けです。
 
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土産物を買っている同行者をしばらく待ったあと、混雑する中華街大通りを歩いて元町・中華街駅へ向いました。
 

<同行者のコメント> 二人ともいっぱい楽しんでくれたようです。中華街で道に迷うとは旦那様らしくありませんね。やはり暑さのせいでしょうか?

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2013年8月 8日 (木)

横浜中華街 トリックアート@横浜大世界 

7月下旬、夏休みに入ったばかりのオチビちゃんとコチビちゃんが大阪から遊びに来てくれました。今春、小学生になったコチビちゃんがお兄ちゃんと関西弁で会話する様子はすっかり大阪っ子です。猛暑が一段落したとはいっても夏の暑さはこれからですから遠出するのは避けて翌日は二人の第一希望である近くの温水プールへ出掛けました。水泳教室に時々通っているだけあって、二人とも水中に潜(もぐ)ることと手と足を動かして少しだけ泳げるようになりましたが、息継(いきつ)ぎはまだ出来ないようです。それでも1時間以上たっぷり遊びました。

二人の第二番目の希望はトリックアートとのこと。高尾山那須に有名なトリックアート美術館がありますが、近場を探すとお台場のアイランドモール横浜中華街にもあることが分かりました。お台場は混雑しそうですから久しぶりに横浜中華街へ出かけることにしました。東急東横線とみなとみらい線の直通電車で行けて便利な場所です。昨年の夏には同じ横浜の原鉄道模型博物館恐竜展に出かけています。

元町・横浜中華街駅で下車して、横浜中華街へ向いました。横浜天主堂交差点を左折して蘇州小路を約100m直進すると左手の角に目的地である横浜大世界がありました。例によってカメラを取り出して撮影しようとすると何か変なのです。アラーム音とともにディスプレイに「レンズ制御エラー」と表示されて、撮影が出来なくなってしまいました。電源を切ってもバッテリーを交換しても症状は少しも変わりません。止むを得ずアイフォーンで撮影することにしました。
 
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一階の売店(お土産ショップ)を通り抜けて階段で2階に上がると受付があり、料金(大人1200円、小人600円、割引券を持参すると10%引き)を支払ってエレベーターで8階へ上がりました。トリックアートミュージアムはこの建物の4-8階に入っています。
 
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-8階はトリックアートコーナーです。横浜大世界のhpには『遠近法・陰影法・色・照明の組合せに加え、透明度の高いペンキを塗り重ねることで、光の屈折・反射を作り出し意識の錯覚をおこして、2次元を立体的に見せることができます。肉眼で見て感性で楽しむ、人間生理学を応用した知的ミステリアスなアートです』と説明されています。写真撮影がOKとのことで、トリックアートを一つひとつ撮影することにしました。

最初は飛び出す孫悟空(そんごくう)で、如意棒(にゅいぼう)が手足とともに額縁(がくぶち)からはみ出しています。
 
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次いでカメレオンの長い舌も
 
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サルが奇妙な形に組み合っています。
 
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パンダとコアラ
 
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天秤(てんびん)に乗ったゾウ
 
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見る角度を変えると家が揺れ動く絵は大阪市立科学館でも見かけたトリックアート「揺れる街並」です。
 
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突進してくる恐竜
 
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迫力あるジョーズの口
 
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丸いガラス窓から半身が出たラッコ
 
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影が映る魔女の正体は?
 
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渦巻きを凝視(ぎょうし)したあとに見ると雲が動き出す目の錯覚(さっかく)
 
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「どの舟が一番高い所を流されているかな?」は高低が分からない川の流れ
 
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影が色の濃淡を錯覚させるトリックアート(A部とB部の明るさは同じ)
 
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「庭師」のタイトルがある左右の絵は同じもの(野菜の鉢が人の顔に見える)
 
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見る角度を変えてもじっとこちらを直視するモナリザ
 
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「ミルクを注ぐ女」()と「少年」(右)
 
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神々の会議
 
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どう見ても立体的で存在感のあるピッチャー(水差し)とグラス
 
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下の階(6階)は雰囲気が違うようです。240インチの大型スクリーンでいろんな不思議を体験できる「大世界シアター」とさまざまな錯視を動画で楽しめる「錯視錯覚実験室」がありました。
 
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5階の「ふしぎなアートコーナー」には、草花が人の上半身に見えるトリックアート、歌川国芳(くによし)のだまし絵、伝説の迷路、宙に浮くアインシュタインの顔、不可能モーション、円柱に写るレオナルド・ダ・ヴィンチなどがありました。「不可能モーション」は2010年ベスト錯覚コンテスト世界大会優勝作品(立体だまし絵)で、中央の高い場所へ四方からボールが坂を転がり上る現象を見るとその不思議さに驚かされました。

一番下の4階は「体験体感コーナー」。場所によって人の大きさが変化する「エイムズの部屋」、合わせ絵(デカルコマニー)のような「かがみのビックリアート」、回転する銀河の中を通り抜ける「トリックホール」、「円柱に映る「ダ・ビンチ」など多彩な体験ができて、二人は時間を忘れて楽しんでいました。4-6階の展示内容についてはトリックアートミュージアムのhpを参照してください。(続く)

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